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デス・リバー「River of Death」 [B級映画を楽しもう]

☆デス・リバー「River of Death」
(1989年製作、スティーブ・カーバー監督、脚本:アンドリュー・ドイッチ、エドワード・シンプソン、音楽:サッシャ・マトソン、撮影:アヴィ・カービック、原作:アリステア・マクリ-ン
マイケル・ダディコフ、ロバート・ヴォ―ン、ドナルド・プレザンス、ハーバート・ロム、L ・Q・ジョーンズ)
   
イギリスの冒険小説家アリステア・マクリーンの「死の激流」の映画化である。
アマゾンの奥地を舞台に、第3帝国復活の野望を抱く、マイントフ博士(ロヴァート・ヴォ―ン)の毒物による人体実験を阻止するアマゾンの案内人ハミルトンの活躍を描いている。

B級映画感たっぷりの作品で、マイントフに恨みを抱く実業家バーゲンズ役でドナルド・プレゼンスが出演、相変わらず濃い偏執狂的役作りで健在ぶりを見せているかと思えば、ハーバート・ロムがマイントフと結託する警察署長役で出演、ベテランL・Q・ジョーンズが、案内人でヘリコプターの操縦士役で出演し脇を固める。顔ぶれは最高!!
B級活劇アクションでお馴染みのマイケル・ダディコフが、主演ハミルトンを演じている。

監督のスティーブ・カーバーは、もっぱらアクション映画を手懸けた監督で、B級活劇専門である。制作費を安く仕上げるとか、撮影が早いとか、何か製作者が好むような作品とすることを得意としたのだろうか。これといったヒット作はないのだが、チャック・ノリス主演映画なども監督している。

物語は、第2次世界大戦の終盤で、ナチスの生体実験の権威マイントフ博士と有名画家の絵画で儲けを企むハインリッヒが、南米に逃れようとするが、マイントフ博士に足を撃たれて裏切られたハインリッヒが、戦後復讐を果たそうとアマゾンへ向かう、戦争の時父親を殺された幼い娘も復讐を誓い、ハインリッヒ(バーゲンズ)の秘書として同行し、戦犯のナチスを追うウィーンからの役人も同行するなど、入組んだ人間関係が複雑でややこしい。(マクリ―ンの原作は面白いのだが、映画では人物像が描き切れていないところが、B級映画らしい)

かなり手抜きをしている映画で、マイントフ博士の研究している毒物は、劣等民族を絶やすことで、そのため人体実験をしているというのだが、よく解らなかったし、ヘリコプターでジャングルに乗り込んだメンバー達もいつの間にかいなくなり、最後はハミルトン一人になってしまうという展開で、戦犯ナチスを追っていた男女2人組などは、どうなったのだろうか。ハミルトンが救おうとした女性は、どうなったのだろうか。編集の問題だと思われるが、かなりいい加減な展開である。

アクションシーンなども、川沿いの海賊との戦いでの爆破シーンなどは、それなりの迫力なのだが、全体が安っぽいので盛り上がらない。脚本が面白くないし、アリステア・マクリーン原作とはちょっと思えないような作品となってしまった。

ハリウッドや世界の映画界で、それなりに活躍している俳優をキャスティングしているのだが、上手く生かされていない典型的な作品で、編集や演出のもんだだと思うが、残念な結果となった。

ロバート・ヴォーン(出演時57歳)は、好みの俳優の一人で、「ナポレオン・ソロ」で一世を風靡し、「荒野の七人」出演俳優のメンバーの中で、唯一の生存者である彼にはまだまだ元気でいて欲しいものである。(現在82歳、2012年まで現役で活躍している)

“毎日が映画日和” 60点

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