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11人のカウボーイ「The Cowboys」 [ジョン・ウェインはやっぱり最高!]

☆11人のカウボーイ「The Cowboys」
(1971年制作、マーク・ライデル監督、脚本:アーヴィング・ラウェッチ、ハリエット・フランク・Jr、ウィリアム・デール・ジェニングス、音楽:ジョン・ウィリアムズ、撮影:ロバート・サーティス、原作:ウィリアム・デール。ジェニングス
ジョン・ウェイン、ロスコ―・リー・ブラウン、ブルース・ダーン、スリム・ピケンズ、サラ・カニンガム、マット・クラーク、ロバート・キャラダイン
    
15歳を筆頭に、11人の少年たちが、夏休みのキャトル・ドライブの経験で成長する姿を描く物語。

マーク・ライデル監督作品は、「華麗なる週末:The Reivers」「ローズ:The Rose」「黄昏:On Golden Pond」「ファー・ザ・ボーイズ:For the Boys」等評価の高い作品を手懸けている名匠だが、上記の作品に負けず劣らずの秀作である。

ロバート・サーティスのカメラ撮影も絶好調で、空撮からの馬が荒野を疾走するシーンや牛が河を渡るシーンなど、いかにも西部劇らしいシーンをふんだんに見せてくれる。

老牧場主のアンダーソン(ジョン・ウィン)は、コロラドから650キロ離れたベル・ブージュの町まで牛と馬を運ぶ予定なのだが、時代の流れには逆らえず、カウボーイ達は金鉱探しで忙しく、つらく、厳しいカウボーイの仕事を敬遠をするようになり人手に困っていた。
親友のアンス(スリム・ピケンズ)から、夏休みを利用して子供達をカウボーイとして雇ったらどうかと提案され、止む無く自分たちから積極的に売り込む少年達を雇用することになる。

数々の困難を乗り越え、日に日に逞しくなっていく子供たちの微笑ましい姿に和まされる映画だが、手綱さばきやロープ扱い、拳銃、ライフルの撃ち方までも玄人はだしで、実際に子供たちが実演したのだろうか。素晴らしいパフォーマンスである。

アンダーソンが、ブルース・ダーン等悪党一味に殺されてから、復讐するあたりの描写は、日本のPTAからはとんでもないとお叱りを頂戴するようなガン・ファイト場面の連続だが、そこはアメリカ、最後はスカッとする映画作りを見せてくれる。映画は、やはりこうでなくてはいけない。
アンダーソンの墓を立て、みんなで帰途に就くシーンでエンドマークとなるが、心地よいラストシーンとなっている。

子供達の名演技もさることながら、コック役ロスコ―・リー・ブラウンが、いい味を出していて(テレビや映画で活躍した名バイブレーヤー)、ジョン・ウィンを相手に堂々の演技を披露している。
数々の名作に出演したジョン・ウェインは、西部劇は勿論、戦争映画や歴史劇等にも出演、晩年は刑事物で主演まで務めたアメリカを代表するシンボルの様な俳優である。

この映画では、孫の様な子供達を相手に、生きていくことの厳しさと人間としての生き方を教える役割を務める逞しい西部の男を演じている。
“ひと夏のほろ苦い思い出”として、子供達に勇気と自信と人への信頼を高らかに謳うマーク・ライデル監督の珠玉の名作となっている。

“毎日が映画日和” 80点


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