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奇想天外な痛快娯楽作 ブログトップ

ラフ・カット「Rough Cut」 [奇想天外な痛快娯楽作]

☆ラフ・カット「Rough Cut」
(1980年製作、ドン・シーゲル監督、脚本:フランシス・バーンズ、撮影:フレディ・ヤング、音楽:ネルソン・ドリル
バート・レイノルズ、レスリー・アン・ダウン、デヴィット・ニーブン、ティモシー・ウェスト、パトリック・マギー、アル・マシューズ)
    
監督が、ドン・シーゲル、主演がバート・レイノルズ、相手役がレスリー・アン・ダウン、助演がデヴィッド・二―ヴンと来れば、面白くないはずはないと思ったのだが、、、、、。
 
実業家で宝石泥棒のジャック(バート・レイノルズ)、スコットランド・ヤードのウィリス警視(デヴィット・ニーブン)、泥棒なのだが、ウィリスに尻尾を掴まれていて父親が政府高官のジリアン(レスリー・アン・ダウン)の3人が、丁々発止の駆け引きを繰り広げるロマンチック・コメディーといった方が似合うようなサスペンスもどきの作品で、もう少し緊張感とスリル感が欲しかった。

どんでん返し物で、実はウィリス警視とジャックが、最後は仲間としてダイヤを強奪したという落ちなのだが、何かすっきりしないエンディング。

まず、ジャックとジリアンの恋模様を描くのが、長すぎるということと、盛り上がる場面がアムステルダム空港での、ダイヤ強奪に絡む航空機トリックと、チェイスシーンだけというのが、物足りない。レスリー・アン・ダウン(撮影時26歳)は、美しい女優で、さまざまな衣装に着替え楽しませてくれるが、添え物感が否めない。それにしても、見た目は最高なクールビューティーである。

最後のドンデン返しのトリックも、セリフで説明するのでなく、回想シーンとしてダイヤをすり替える場面とか、取引をする過程をもう少し見せて欲しかった。全体的に迫力というか、動きやパワーが不足で、バート・レイノルズらしくない作品となっっている。

見せかけ(俳優陣)に魅かれて興味津々だったが、中身がすかすか(脚本がつまらない)のような作品で、もう一味もふた味も味付けが必要だった。テレンス・ヤング監督にしては、物足りなくちょっと残念。

“毎日が映画日和” 60点






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続・忍びの者(山本薩夫監督+市川雷蔵) [奇想天外な痛快娯楽作]

☆続・忍びの者
(1963年製作、山本薩夫監督、脚本:高岩肇、音楽:渡辺宙明、撮影:武田千吉郎
市川雷蔵、藤村志保、城健三郎、坪内ミキ子、東野英治郎、山村聡、伊達三郎、永井智雄、須賀不二男、山本圭)
   
前作「忍びの者」のヒットを受け、山本薩夫監督、市川雷蔵主演で製作された続編である。

織田信長(城健三郎)が、明智光秀(山村聡)に本能寺で急襲され、石川五右衛門(市川雷蔵)に殺され、支援した明智光秀が、羽柴秀吉(東野英治郎)に追い詰められ、残党狩りに殺され、新たな敵と狙う秀吉を殺そうと聚楽第に忍び込むが、鴬張りの廊下のために発見され、釜茹での刑に向かうまでを描いた作品である。
織田信長は、実は忍者石川五右衛門に本能寺で殺されたという架空の物語を映画化した作品で、着想の面白さと忍者のリアルな実像を描き、大ヒットしたシリーズである。

前半は、静かな生活を営んでいた五右衛門を信長の忍者狩りの一行が襲い、子供が殺される場面から始まり、信長への復讐を誓い、紀州雑賀党の忍者として再び信長の命を狙うまでを描いている。それと並行して明智光秀への信長の一方的な蔑みと確執を描き、光秀が謀反を決心する引き金を引いたのも五右衛門だという奇想天外な物語が展開される。

後半は、徳川家康(永井智雄)の間者となっや服部半蔵(伊達三郎)が、五右衛門の秀吉暗殺を支援したり、雑賀党が秀吉軍に責められ全滅、妻であるマキ(藤村志保)も殺され、失うものが無くなった五右衛門は、仇と狙う秀吉の首を狙うという展開で、映画ならではの物語が楽しめる。

城健三朗の信長は、前作から出演し、血気盛んな非情な信長を演じ見応え十分。
出番こそ少ないものの、小柄でサル顔の秀吉役(東野英治郎)もイメージにぴったりで、家康役の永井智雄もはまり役だった。

前作ほど忍術の場面はないものの、雑賀党の砦から脱出する場面では、水上歩行術、葉隠の術、鍵爪を使っての木登りや定番の手裏剣などが繰り出され、忍者ファンを喜ばせる。
山本薩夫監督は、砦の合戦シーンでは迫力の爆破シーンを見せ、前作に続き見応えある作品となっている。
この作品を持って、このシリーズを卒業し、4作目以降からは主人公の役名(主演は何れも市川雷蔵)も変わり、3作目からは監督も変わり、新たな物語として第8作まで製作された市川雷蔵のヒットシリーズである。

“毎日が映画日和” 75点



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少林サッカー「少林足球」 [奇想天外な痛快娯楽作]

☆少林サッカー「少林足球」
(2001年制作、チャウ・シンチー、リー・リクチ監督、脚本:チャウ・シンチー、ツァン・カンチョン、音楽:レイモンド・ウォン
チャウ・シンチー、ン・マンタ、ヴィッキー・チャオ、ウォン・ヤッフェイ、ラム・チーチョン、チャン・クォックァン)
    
奇想天外な発想から誕生した痛快娯楽作。
ワイヤーアクションとCGを多用し、街のあぶれ物たちが習得した少林寺拳法のわざと精神を武器に、サッカー大会で優勝するという物語。

難しいことは何もなく、成り上がり者の悪徳富豪をこらしめるという、単純な映画を中京圏文化のエスプリを散りばめて描いている。
香港では大ヒットを記録した映画とのことで、続編「カンフーハッスル」は、アメリカでもヒットし、ゴールデングローブ外国語映画賞にもノミネートされている。

監督・主演のチャウ・シンチーのアイデアが、観る者を楽しませてくれる。
理屈は必要なく、次から次と繰り出される奇抜なアイデアを楽しむ映画。
饅頭売りの少女が突如、ゴールキーパーとして登場して、チームを救ったり、
それぞれの個性が引き立つ演出で、笑わせてくれる。

ブルース・リーのエピソードは、どれも良かったのだが、監督はブルース・リーに感化を受けた世代なのだろう。香港映画の底力を見せつけられた様な感じである。

“毎日が映画日和” 75点

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