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ロング・キス・グッドナイト「The Long Kiss Goodnight」 [大いなる失敗作?]

☆ロング・キス・グッドナイト「The Long Kiss Goodnight」
(1996年制作、レニー・ハーリン監督、脚本:シェーン・ブラック、音楽:アラン・シルヴェストリ、撮影:ギレルモ・ナヴァロ、
ジーナ・ディヴィス、サミュエル・L・ジャクソン、デヴィット・モース、ブライアン・コックス、トム・アマンデス、イヴォンヌ・ジーマ)
     
過去8年間の記憶の無い主婦と彼女に巻き込まれる私立探偵が、彼女の所属していた元CIAの上司と悪の一味を倒すまでを描いた、派手なアクションが売り物の作品。
レニー・ハーリン監督は、「ダイ・ハード2:Die Hard 2」「クリフハンガー:Cliffhanger」「ディープ・ブルー:Deep Blue Sea」等のヒット作もあるが、大失敗作も多い監督でもある。
ストーリー設定に無理があり、必然性が希薄で、子供を巻き込む設定もありきたりで、脚本が安っぽい感じがする。この作品は残念ながら失敗作の方である。

主人公(ジーナ・ディヴィス)は、凄腕の殺し屋で政府機関で働いていた女スパイという設定、任務遂行中に誤って転落、記憶喪失となり家庭の主婦として、子供と愛する夫に囲まれ幸せだったのだが、たまたまテレビに映ってしまい、それを観た悪の組織の一味が、再び彼女を狙い、戦いが始まるというシナリオ、サミュエル・L・ジャクソンが、私立探偵の相棒ヘネシー役で、2人で大活躍をするという作品。

銃撃戦や、爆発シーンの激しさはどぎもを抜く規模で、最後のナイアガラの滝でのアクション・シーンは、どうだ参ったか と叫んでいるレニー・ハーリン監督の姿が浮かぶようだが、参った度が低く、感激度も少ない。

前半のキッチンでの包丁さばきや悪の一味とのいくつかの戦いの内、駅での銃激戦やモーテルでの銃撃戦等15分ぐらいカットし、もっと短くした方が観やすかったように思うし、メリハリが聞いたパンチ力のある作品となったように思う。

ジーナ・ディヴィスは、演技派女優として知られるが、身体も大柄で顔立ちもすべて大作りで、あまり好みではない。アクションを繫いだだけで、作品の完成度が低かったのが残念。

“毎日が映画日和” 60点

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ノア 約束の舟「Noah」 [大いなる失敗作?]

☆ノア 約束の舟「Noah」
(2014年公開 ダーレン・アロノフスキー監督、脚本:ダーレン・アロノフスキー、アリ・ハンデル、撮影:マシュー・リバディーフ、音楽:クリント・マンセル、 ラッセル・クロウ、ジェニファー・オニール、レイ・ウェンストン、ダグラス・ブース、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス)
     
聖書で広く知られる「ノアの箱船」物語の映画化で、大作の呼び声も高く、期待の作品だったのだが、正直CG(VFX)だらけで、壮大なスケールを期待したのだが、人間を描くのを忘れたようで期待はずれだった。。
人類誕生から悪が蔓延ってしまった世界を、大洪水で一旦滅亡させ新たな世界を築こうとするノア一家と神の物語。

制作費に莫大な資金を投入し、今まで見たことのない世界を見せてくれる。
ノアの箱船を建設するシーン、大洪水のシーン、泥の巨人とケイン率いる群衆との戦いのシーン等々大がかりなCGシーンは、息をのむ迫力といいたいところだが、「ロード・オブ・ザ・リング」には及ばず、脚本も限られた世界での出来事なので、スケール感に乏しい。全世界の終わりということであれば、それなりの描かき方があったはすではなかったか。

ケインとの争い、次男ハムとの確執、長男セムと妻ノラの子供を巡る諍いなどノアが殺してまで女子誕生を拒む理由が、ちょっと解りづらく説得力に欠けた感じがする。
結局は愛情に負けたとのことで、誕生を許すのだが短絡的で安易な描写で、あんなに騒いだ割には拍子抜けという感じがした。

次男が、敵対する王ケインを助ける理由も今一つ弱い。父親へのあてつけという側面もあるだろうが、女のことでそこまで思い込むだろうか。最後は家族の元を離れ一人旅立ってしまう。
全体的に、出来事一つずつの掘り下げ方が浅いため、うわべをなぞった感が否めない。

CGをもっと押さえて、人間ドラマを壮大に骨太に描いた方が、成功したのではないだろうか。見どころである動物が乗り込むシーンも、あっという間もなく終わってしまう。監督のダーレン・アロノフスキーは、「レスラー」「ブラックスワン」とアカデミー賞に関わる作品で、一挙に注目を浴びている映像作家だが、この映画はストーリーを追うのが精一杯で散漫な感じがした。

監督にとっては、巨額な予算を掛けて制作した映画に携わった履歴としての側面もあるだろうが、見応え十分の作品とはいかなかったように感じる。
この映画を、リドリー・スコットが描いたら全く感じの違った映画になったに違いない。

“毎日が映画日和” 60点


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デンジャラス・バディ「The Heat」 [大いなる失敗作?]

☆デンジャラス・バディ「The Heat」
(2013年公開 監督:ポール・フェイク、脚本:ケイティ・ディボルド
音楽:マイク・アンドリュース、撮影:ロバート・イェーマン
サンドラ・ブロック、メリッサ・マッカーシー、デミアン・ビチル、マーロン・
ウェイアンズ)
    
ライトコメディタッチで、サンドラ・ブロックがシリーズ化を狙って作ったと思われる映画。
特に際立って述べることもないような映画だが、アメリカでは受けたのだろう。製作費の4倍近い興行収入をあげている。

劇中描かれる、会話のやり取りやオーバーアクションにアメリカ人は笑うのだろうが、字幕の日本語では良く分らない。
この手の映画は、昔からハリウッドでは製作されており、サンドラ・ブロック
でいえば「デンジャラス・ビューティー」シリーズがそうである。シリアスド
ラマからコメディまで、最近ではSFパニック映画(宇宙遊泳までしてみせる)
と何でもこなせるアカデミー賞受賞の大女優となったサンドラだが、50歳を
迎えこれからどのような映画に出演するか楽しみである。

共演のメリッサ・マッカシーは、どこにでもいそうなアメリカの太ったおばさんで、性格俳優とし
て出番は多くなるだろうが、意外と身のこなしが軽いのが目立った程度。
ストーリーも、取り上げて記載するほどの脚本でもなく、ごくごく普通の映画で、出来も普通だった。

”毎日が映画日和“ 50点

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カサノバ「Casanova」 [大いなる失敗作?]

☆カサノバ「Casanova」
(2005年制作 ラッセ・ハルストレム監督、脚本:ジェフリー・ハッチャー、キンバリー・シミ、音楽:アレクサンドル・デスプラ、撮影:オリヴァー・ステイプルトン  ヒース・レジャー、シエナ・ミラー、ジェレミー・アイアンズ、オリヴァ―・プラット、レナ・オリン、オミッド・ジャリリ、ナタリー・ドーマー、チャーリー・コックス)
     
実在した世紀のプレイボーイ、ジャコモ・カサノバ(1725年~1798年)を描いた、ファンタジーロマン映画とでも呼ぶジャンルの作品だろうか。

ラッセ・ハルストレム監督ということで、期待したのだが、ちょっと期待外れだった。ジェレミー・アイアンズが、ちょっと間抜けな役柄で、それはそれで面白いのだが、もったいない使い方で、全体的にハルストレム監督の持ち味が生かされていないように思われた。ちょっとドタバタが、強調され過ぎたようなストーリーで、お金を掛けた大作だっただけに残念。

恋愛至上主義のカサノバを演じるヒース・レジャーは、ちょっと崩れた雰囲気を出しながらも、気品があって、美男子振りが生かされている。女優陣もそれなりに楽しめるが、特筆すべき出演者が見当たらなかった。相手役の女優にもう一つ凜とした美しさが不足していたように思うのだが、、、、、。

ヴェネチアロケが、ふんだんに映画に生かされ楽しめるのだが、映画後半CGが多くなるにつれ、映画そのものの質も落ちてきたように感じてしまう。
豪華な衣装、さまざまなセットの美術や工芸品など、時代考証も抜かりなく(多分そうだろうと思う)それなりに雰囲気は出ている。重厚感が不足しているように思うが、映画そのもののタッチが軽いのでいたし方ないか。

もう少し、落ち着いた脚本で、重厚感ある画面としたら傑作となったように感じる。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年)」の頃のような感性溢れる映画は、望めないのだろうか。「ショコラ」「サイダー・ハウス・ルール」の頃が、懐かしい。好きな俳優の一人、オリヴァ―・プラットが出演して、相変わらずの演技で今回も楽しませてくれている。(ニューヨーク映画批評家協会の助演男優賞を受賞)

“毎日が映画日和” 65点

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