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グリーン・ディスティニー「Crouching Tiger Hidden Dragon」 [アン・リー監督の世界観が凄い!]

☆グリーン・ディスティニー「Crouching Tiger、Hidden Dragon」
(2000年制作、アン・リー監督、脚本:ジェームズ・シェイマス、ツァイ・クォジュン、ワン・ホリエン 撮影:ピーター・バウ 音楽:タン・ドュン
ヨーヨー・マ アクション監督・ユエン・ウービン   チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイー、チャン・ツェン、チェン・ベイベイ、ラン・シャン)
     
台湾生まれで世界的な巨匠となったアン・リー監督の出世作で、独特の映像美が全編を彩り、美術や衣装など、見どころ満載の映画。
名剣グリーン・ディスティニー(碧名剣)を巡る愛と復讐の物語で、リー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)とユー・シューリン(ミシェル・ヨー)の静かな深い愛と貴族の娘イェン(チャン・ツィイー)と盗賊ロー(チャン・チェン)の激しく熱情溢れる愛も描かれる。

グリーン・ディスティニ-を巡る剣劇シーンは、見慣れたワイヤーアクションだが、アン・リー監督の演出に掛かるとスローモーションを見ているようで、ファンタジー映画のような世界観を味わえる。竹林の中での撮影が、優美で素晴らしい。

「初恋のきた道」でデビューしたての頃のチャン・ツィイ―(21歳)が、可愛い中に狂気を偲ばせる役柄を熱演していて、次世代のスターの予感を漂わせている。(その後の活躍は言うに及ばず)
チョウ・ユンファは、45歳での出演、ミシェル・ヨー42歳での出演と、安心して見ていられる。2人共世界的なスターで、ミシェル・ヨーは、「007トモロー・ネバーダイ」で、メインのボンド・ガールを演じているし、チョウ・ユンファは、ハリウッド作品への出演も多く、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」「王様とアン」等にも出演し芸達者なところを見せている。

チェン・ベイベイ演じる女盗賊が、毒薬を仕込んだ吹き矢で、ムーバイの師匠を殺害し、再び北京に現れる。
ムーバイは復讐のチャンスと伺うが、愛し合うシューリンを姉と慕うイェンが、グリーン・デスティニーを盗み出すことで、さまざまな戦いが始まる。

最後は、戦いの中でムーバイが、復讐を果たすものの吹き矢に倒れ死んでしまう。できることなら、生き延びてシューリンと添い遂げるというラストが見たかった。盗賊のローとイェンの出会いも壮大に描かれ、再び愛に生きることを誓いあう湖の場面なども見応え十分。

アン・リー監督は、この映画でアカデミー賞外国語映画賞、作品賞含む10部門でノミネートされ、撮影賞、美術賞、作曲賞、外国語映画賞の4部門を受賞。その後2度のアカデミー賞監督賞に輝き、ベルリン、ベネツィアでの監督賞含め数々の賞に輝く世界的巨匠である。

先日見た「ある晴れた日に」も撮影が素晴らしく、映画の出来も素晴らしかった。「ラスト・コーション」「ライフ・オブ・パイ」など見た映画はすべて素晴らしく、未見の「ブローク・バック・マウンテン」や「ハルク」など、また初期の「ウェディング・バンケット」「恋人たちの食卓」を早く見たい。次の作品が、楽しみである。

“毎日が映画日和“ 85点

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