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柳生武芸帳ー夜桜秘剣ー [時代劇の名作を東映テイストで!!]

☆柳生武芸長―夜桜秘剣―
(1961年公開 井沢雅彦監督 脚本:結束信二、撮影:東映 音楽:阿部  
  皓哉  近衛十四郎、品川隆二、山城新伍、花園ひろみ、堺俊二、里見浩太郎、和崎隆太郎、北龍二、徳大寺伸、阿部久洲男)
       
東映版「柳生武芸長」で、1961年から64年まで9本制作されている。
原作とは違い、霧の多三郎を中心の展開というよりは、柳生十兵衛を物語の
主人公に据えていて、近衛十四朗の剣技を生かした映画となっている。

この映画では、霧の多三郎の出てくるシリーズ2作目で、それ以後多三郎が出
てくるのは5作目となる。霧の多三郎演じる品川隆二は、4作目では柳生又十
郎を演じていて、東映版は、原作と設定を大きく変えていることのがわかる。

柳生武芸長の一巻浮月の巻が霧の多三郎に盗まれ、第二巻水月の巻を巡っての
大老土井との攻防を描いている。水月の巻には、徳川家への謀反を誓う諸大名
の連盟が記されており、その筆頭に柳生の名前が記載されているというもので、
将軍家光もその理由を知り、土井大老と配下の霧の多三郎の仲間との戦いに挑
むというもの。

東映時代劇お馴染みの顔ぶれで、近衛十四朗と品川隆二のコン
ビは、その後テレビで「素浪人月影兵庫」「素浪人花山大吉」に繋がっていく。
将軍家を脅かす悪の勢力と戦う柳生一族の十兵衛という図式は、多くのテレビ
で知れ渡っているが、この映画シリーズが最初なのかもしれない。東映版より
先に東宝版(稲垣浩監督:三船敏郎主演)があるが、こちらは原作に忠実な霧
の多三郎を中心に描かれているとのこと。(DVD早く出してほしい!)

いずれにしても、9本制作されたということはヒットしたのだろう。確かに近
衛十四朗の剣さばきは、鮮やかで早い相当訓練していたことを伺わせる。
若かりし頃の、山城新伍や里見浩太郎がそれぞれ将軍家光と永野信濃守を演じ、
大久保彦左衛門役の堺俊二、徳大寺伸、北龍二なども出演し楽しませてくれる。

昭和36年の映画で、多くの国民に受け入れられていた時代劇として、大衆娯
楽の一翼を担っていたことだろう。退屈しないで見られた。

“毎日が映画日和” 65点

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