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オルカ「Orca」 [動物パニック壮絶編]

☆オルカ「Orca」
(1977年公開 マイケル・アンダーソン監督、脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、セルジオ・ドナッティ、撮影:テッド・ムーア、音楽:エンニオ・モリコーネ 制作総指揮:ディノ・デ・ラウランティス
リチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング、ウィル・サンプソン
ボー・デレク、ロバート・キャラダイン、キーナン・ウィン、スコット・ウォーカー)
     
「ジョーズ」の世界的大ヒットの後に制作された動物パニック映画の中では、レベルの高い作品の一つ。
後半は、無意味な主演者のアップなどが続きちょっと中だるみ、ポール(ピーター・ホーデン)まで犠牲者にして無意味な演出で興ざめとなったのは残念。前半のテンポの良い演出とは違う映画のようだ。

オルカ(シャチ)が知能の高いことや強い家族愛を持っていることは十分わかるだけに、執念深い動物だということも敢えて強調し過ぎることはなかったように思う。主演のリチャード・ハリスは、60年代~70年代のアクションサスペンスや戦争物などで楽しませてくれた重鎮で、後年は脇役として映画界を支えた。ちょっと癖のある演技がこの映画では、後半鼻につき始めて残念。

シャーロット・ランプリングもその美貌とは、裏腹になぜここまで肩入れするのか描写が不足していた。この映画の功労者は、何といってもオルカで妻を殺され、子供も殺され復讐に執念を燃やす父親のオルカが凄い。

特撮も編集も良く出来ている。住居を襲いガス施設を爆発させ船長に戦いを決意させ、海へおびき出すことに成功する。ウィル・サンプソンの役どころが、もう一つわからないが、出てくるだけで独特の雰囲気を醸し出す俳優で、この映画では生かしきれていないようで、もう少し何か活躍するのかと思っていたのだが意外とあっさり死んでしまう。

多くの映画で、名脇役として活躍した、キーナン・ウィンがノバック老人に扮し、早々にオルカに襲われて退場してしまうのはもったいない。
ボー・デレクは、乗組員の一人を平凡に演じているだけで、翌年この後の映画「テン」で、脚光を浴び一躍セックス・シンボルとして世界を席巻する。

制作の、ラウランティスは世界を股に掛ける大プロデューサーで、この映画では、「ジョーズ」の二匹目のドジョウを狙ったと思われるが、ちょっと空振りだったか。

“毎日が映画日和” 70点(オルカの頑張りに、10点サービス)

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