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インタースティーラー(クリストファー・ノーラン監督)「Interstellar」 [SF映画の傑作!]

☆インタースティーラー(クリストファー・ノーラン監督)「Interstellar」
(2014年製作、クリストファー・ノーラン監督、脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン、音楽:ハンス・ジマー、撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、デヴィット・シャーシ―、ジェシカ・ジャスティン、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、ケイシー・アフレック、ジョン・リスゴー、ウィリアム・ディヴェイン、マッケンジー・フォイ、マット・ディモン、ウェス・ベントリー)

   
世界的なヒットメーカーとして、今や大物と化したクリストファー・ノーラン監督の壮大な世界観で綴るSF作品。
重力場と時空の問題、相対性理論、ワームホール(ブラックホールではない)など何がなにやら難しい言葉が出てくるが、映画として非常に面白い作品となっている。

緊張感、ハラハラドキドキ感、これからどうなるのかという期待感や映像表現への驚愕感、さまざまな感情が湧きおこる169分に及ぶシリアスなタッチのサイエンスフィクション作品である。

地球環境が悪化し植物が減少、食糧難に見舞われている地球は滅亡が目前に迫り、NASAは人類が移住可能な惑星の探査を進めていたのだが、3つの惑星からの信号を基に、惑星に到着し待っているであろうそれぞれの探査チームに接触しようと、新たな探査チームを派遣する。

新たな探査チームに参加することになったエンジニアクーパー(マシュー・マコノヒー)は、パイロットとして困難なミッションに挑むこととなる。
祖父、息子、娘との4人暮らしで、二度と家族と会えないかも知れない任務のため宇宙へと旅立っていく、特に娘マーフの失望感は大きく、反発を強める中での旅立ちだった、時空を飛び越えて描かれる未来と過去が混在となって展開する作品で、家族の絆と過酷な運命を想像を超えるスケールで描く、クリストファー・ノーランの世界観に圧倒されっぱなしの169分である。


一緒に宇宙へ旅立つ乗務員アメリア・ブランド博士にアン・ハサウェイ、娘ワーフにジェシカ・ジャスティン(子供の頃はマッケンジー・フォイ)そして年老いたマーフ役はエレン・バースティン、先に氷の惑星で救出を待っていたマン博士には、マット・ディモンが扮しカメオ出演。

クーパーの祖父役は、存在感抜群のジョン・リスゴー、人類の惑星移住計画を進めるアメリアの父ブランド教授には、マイケル・ケイン(撮影時80歳)が扮し名優振りを見せる。(クリストファー・ノーランのバットマンシリーズ全作品に出演)

クリストファー・ノーラン監督は、2005年「バットマンビギンズ:Batman Begins」その後「ダークナイト:The Dark Knight」「ダークナイトライジングThe Dark Knight Rises」のバットマン3部作と「インセプション:Inception」が世界中で大ヒット、その後大作の製作に携わる45歳と新進気鋭の監督である。弟ジョナサン・ノーラン(39歳)の脚本を映画化、兄弟で活躍する映画人である。脚本執筆に当っては、カリフォルニア工科大学で、相対性理論を学んだとのこと。

今作では、たどり着く人類が移住する候補となる惑星の撮影地にアイスランドを選び、荒涼たる惑星の雰囲気を見せてくれる、クーパーが家族と住む家のトウモロコシ畑は実際にトウモロコシを植えて育てて撮影したとのことで、徹底してリアリズムにこだわる演出スタイルを見せている。

宇宙船が登場(レインジャー、エンデュランス、ランダー)、また宇宙船がドッキングする宇宙ステーション(母船)も登場、宇宙物には欠かせないロボットも登場、面白い直線的な動きで宇宙船のクルーの一員として(一体として?)活躍する。宇宙空間の描き方も只々圧倒される。

ワームホールを通過する際の映像や、通過した後の映像表現など視覚効果スタッフの仕事も大変だったと思うのだが、さまざまなスタッフがどれぞれの専門分野の技術を持ち寄り、見事なチームワークを見せている。
5次元の世界に3次元の世界を作りあげるとか、想像すらできないのだが、一人の映画ファンとして、非常に面白い作品だった。2度、3度と鑑賞する内にもっとこの映画の凄さがより深まって来るものと思われる。
まずは必見です!!
“毎日が映画日和” 100点(難解な箇所ありも、映像表現に満点!!)


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海底2万哩「2000Leagues United the Sea」 [SF映画の傑作!]

☆海底2万哩「2000Leagues Under the Sea」
(1954年制作 リチャード・フライシャー監督、脚本:アール・フエルトン、音楽:ポール・J・スミス、撮影:フランツ・プラナー、原作:ジュール・ヴェルヌ
カーク・ダグラス、ジェームズ・メイソン、ポール・ルーカス、ピーター・ローレ、ロバート・J・ウィルク)
   
フランスの生んだ偉大な作家ジュール・ヴェルヌが、1869年~70年に発表した海底を舞台にしたSF小説を映画化した作品。

「地底探検」「八十日間世界一周」「月世界旅行」等いくつもの代表作が世界中で愛されている。
ウォルトディズニーが、1954年に製作した映画で、主演にカーク・ダグラス、ジェームズ・メイソンをキャスティングし、当時最先端の特撮で見事に映像化している。

監督は、リチャード・フライシャーで、「ミクロの決死圏:Fantastic Voyage」「ドリトル先生不思議な旅:Doctor Dolittle」「トラ・トラ・トラ:Tora!Tora!Tora!」等の大作から、渋い佳作「絞殺魔:The Boston Stranger」「ラスト・ラン/殺しの一匹狼:The Last Run」「マジェスティック:Mr,Majestyk」「スパイクス・ギャング:The Spikes Gang」「ザ・ファミリー:The Don is Dead」等幅広いジャンルの作品を手掛ける巨匠である。

この作品は、アカデミー賞「美術賞」「特殊効果賞」の2部門を受賞している。
世界を変えるエネルギーとは、多分原子力の事だったと思われるが、その辺ははっきりしていない。
その秘密を知るネモ船長は、世界の国家の指導者には、私利私欲なく、世界平和のため貢献する指導者はいないと嘆くが、現代とほとんど変わらない世界を、ジュール・ヴェルヌは、140年以上前から予言しているのが凄い。

覇権争い、権力争い、戦争、人類は誕生以来争いから学ぶことはないのだろうか。潜水艇ノースチラス号が、見事にデザインされており、大王イカとの戦いや海底の撮影など、観客を楽しませてくれる。
クラシックな特撮映画も、悪くない。ジェームズ・メイソンが熱演。カーク・ダグラスのキャラクターが、明るすぎてちょっと浮いた感じがするのだが、、、。

「マルタの鷹:The Maltese Falcon」や「カサブランカ:Casablanca」の個性派俳優、ピーター・ローレや名脇役として知られたポール・ルーカス等が脇を固めている。家族向けのSFアドヴェンチャーで、今でも十分楽しめる作品。

“毎日が映画日和” 85点


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ヒドュン「The Hidden」 [SF映画の傑作!]

☆ヒドュン「The Hidden」
(1987年製作 ジャック・ショルダー監督 脚本:ボブ・ハント、撮影:ジャック・ヘイトキン、音楽マイケル・コンヴェルティーノ
マイケル・マクラクラン、マイケル・ヌーリー、エド・オロス、クルー・ギャラガー、キャサリン・キヤノン、クラウディア・クリスチャン)

最初観たとき、面白さにびっくりしたが、今回確認できたのは、とにかくマイナー感がごく良い。
大作ではない、ビッグスターが出ていない、アクションに派手さはない、エイリアンがしょぼい等々。
ただ、主人公の異星人ロイド(カイル・マクラクラン)の物悲しい雰囲気が良い、もう一人の主人公ベック
(マイケル・ヌーリー)の優しさが良い、エイリアンが移り住む6人+1匹のキャラクターが、抜群に良い。
       
その中でも、デブリ-ズ(クリス・マルケイ)の風貌とふてぶてしさ、次に寄生するジョナサン(ウィリアム・ボイエット)の身体は、限界が来てエイリアンが腕からはみ出そうとするのを、ガムテープで塞いだりと荒々しい中にもユーモアもみせ。

次に寄生するブレンダ(クラウディア・クリスチャン)のグラマラスなダイナマイト・ボディが強烈な印象を与える、犬に寄生される刑事部長、当然のことながら刑事部長も寄生され、ベックの相棒クリフ(エド・オロス)にも寄生され、打つ手がなくなるが、最後に寄生した議員を火炎放射器で焼き殺し、苦しくなったエイリアンが出てきたところを特別な銃で、エイリアンを殺すが、ベックもエイリアンとの銃撃戦で瀕死の重傷を負う、異星人ンを殺し、家族の復讐を果たしたロイドは、ベックの家族のため自ら、ロイドへ寄生するのだった。

スピーディーな展開、予想のつかないストーリー、ときどき挿入される家族への想いなど、良く練られた脚本で面白すぎる。上映時間も95分と理想的。
アクション・ホラー・SF映画として、抜群の出来栄え。

“毎日が映画日和”100点(マイナー感に満点!!)

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アビス「The Abyss」 [SF映画の傑作!]

☆アビス「The Abyss」
(1989年公開 ジェームズキャメロン監督・脚本、撮影:ミカエル・サロモン、音楽:アラン・シルヴぇストリ  エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、マイケル・ビーン、レオ・バーメスター、トッド・グラフ、ジョン・ベッドフォード・ロイド)
     
ジェームズ・キャメロン監督作品としては、「殺人魚フライングキラー」「ターミネーター」「ターミネーター2」「エイリアン2」「タイタニック」「アバター」「トゥルーライズ」と寡作な映像作家であるが、監督作品の再編集版や記録映画テレビ制作などを手掛けてもいる。
「殺人魚フライングキラー」は、本人も納得できていないらしいが、それ以外は世界的な大ヒット作揃い。現在の世界の興行成績のNo1、NO2は、キャメロン監督作品である。

「アビス」は、舞台設定が海底で、かつて誰も挑んだことのない深海をエイリアンの基地と見立てたSF映画である。
前半は、テンポ良く快調に物語は進み、潜水艦の事故による沈没や人物紹介や主人公2人の男女の関係などを手際よく見せてくれる。シールズが乗り込んで来て、潜水艦の核兵器の核弾頭を持ち込むあたりからシールズと採掘業者の社員の戦になり、ありきたりのシナリオになってしまったのが悔やまれる。仮想敵国ロシアとの駆け引きなども入れて欲しかった。

Cab[潜水艇]同士の戦や新兵器の潜水具など物語を膨らせる可能性があっただけに残念である。キャメロン監督を持ってしても他に描き方は無かったのだろうか。
ここは、未知のエイリアンにもっと焦点をあてて、出番を増やして欲しかった。

その他は、抜群の面白さで5千メートル以下の海底へ落ちていくというアイデアが凄い。そして、そこにはエイリアンが済んでいるという設定で、友好的なエイリアンは窮地に陥っていた人々を助けるというオマケつき。
Cab同士の戦など発想が素晴らしいし、水圧や仮死状態への説明もしっかりエビデンスを用意した上で取り組んでいることが良く分る。
キャメロン監督が、エンターテイメント映画とは何かを知り尽くした、後半のエンディングまでの数分が素晴らしい。
キャメロン監督の映画をもう一度、見直してみたい。また最新作が待たれる。

“毎日が映画日和” 85点




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遊星からの物体X「The Thing」 [SF映画の傑作!]

☆遊星からの物体X「The Thing
(1982年公開 ジョン・カーペンター監督、脚本:ビル・ランカスター、撮影:ディーン・カンディ 音楽:エンニオ・モリコーネ
原作:ジョン・W・キャンベル「影が行く」   カート・ラッセル、ドナルド・モファット、A・ウィルフォード・ブリムリー、リチャード・ダイサート、
キース・デヴィット)
       
この手の映画には、南極が舞台というのが何故か合うのだが、面白い映画で、大好きな作品である。
生物に侵入し身代わりとなってしまうというエイリアンが、数万年の眠りから目覚めて南極基地の人々を襲うSFホラー

エイリアンが、グロテスクで醜いのが、この映画の特徴。1975年の制作構想から7年後に公開にこぎつけた映画で、なかなか見応えのあるSFホラーだった。人間に侵入し同化しているので、仲間が信じられなくなるという設定が、緊張感を醸し出す。血液を採取し、熱を加えることでエイリアンであることを見破るというシンプルなアイデアもなるほどと納得させられる。

南極のアメリカ第4基地という、限られた空間での設定で、どのようにエイリアンを退治するのかが興味深かった。途中、次から次と隊員が同化され殺されてしまうが、恐怖心をあおり不安な気持ちを高めていく当たりの手法はカーペンター監督の真骨頂。

ザ・フォッグ」「ニューヨーク1997」「ハロウィン・シリーズ」などで世界的ヒットを連発し、この手の映画のプロである。
焼き尽くすという手段に出るが、最後生き残った2人とも、最後まで相手は大丈夫だろうかと疑心暗鬼の中で、エンディングを迎えるあたりは、「エイリアン」の影響もあるのではないだろうか。
久しぶりに、グロテスクなSFホラー映画を観られて楽しかった。

”毎日が映画日和” 90点

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ミクロの決死圏「Fantastic Voyage」 [SF映画の傑作!]

☆ミクロの決死圏「Fantastic Voyage」
(1966年公開 リチャード・フライシャー監督、脚本:ハリー・クライナー、撮影:アーネスト:ラズロ、音楽:レナ―ド・ローゼンマン  スティーブン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、アーサー・ケネディ、ドナルド・プレゼンス、エドモンド・オブライエン、アーサー・オコンネル)
       
職人監督リチャード・フライシャーのSF作品。あらゆるジャンル映画作品をそれなりに見せることでは、まさに職人監督の一人で、この映画も当時としては、非常に話題になり、わくわくして見た記憶がある。

50年を経て再見したが、アイデアと美術、体内の細部の描写など今でも一見に値する。
物語は、1時間だけ物体を縮小できる技術を、時間の限定なく縮小する技術を可能にした科学者が襲撃され、脳に損傷を負ったことから、各方面の専門家が、潜水艇で体内に入り脳の損傷を除去するというもので、それを邪魔するスパイが専門家チームにいて次から次と妨害をしてきてサスペンスが盛り上がり、最後は脳の損傷を除去し、潜水艇を乗り捨て涙腺から脱出するストーリーで、見せ場の連続で、面白い。

冒頭から襲撃シーンまでは、スパイ映画を見ているようなサスペンスタッチで、その後、SF映画へと変わっていく。ラクエル・ウェルチが見事な脚線美とエキゾチックな美貌で画面を彩れば、ドナルド・プレゼンスは相変わらずの狂人風の悪人役で楽しませてくれる。

脇役陣も重厚な布陣で、アーサー・ケネディやアーサー・オコンネル、エドモンド・オブライエンを配し、「ベン・ハー」のメッサラ役で強烈な印象を残した、スティーブン・ボイドが、主人公を演じていて大活躍する。45歳で亡くなったのはあまりにも惜しい俳優である。

医学的な問題は別にして、発想が素晴らしい。物体をミクロ化できればさまざまなことが可能だろうし、この映画の様に、体内に入り込んで患部を除去できたり細胞を若返らせたりと、夢のような世界が実現するかもしれない。体内の細胞内部や心臓や内耳の毛細血管など、実際の姿がどうかは問題ではなく、そういう世界を描いて見せてくれたことに感謝。
アイデアと映画製作のスタッフに、拍手である。

“毎日が映画日和” 90点

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