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刑事ジョン・ブック目撃者「Witness」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆刑事ジョン・ブック目撃者「Witness」
(1985年制作、ピーター・ウィアー監督、脚本:ウィリアム・ケリー、アール・W・ウォレス、音楽:モーリス・ジャール、撮影:ジョン・シール
ハリソン・フォード、ケリー・マクギリス、ルーカス・ハース、ジョセフ・ソマー、ダニー・グローヴァー、ヴィゴ・モーテンセン)

   
第58回アカデミー賞8部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞他)脚本賞、編集賞を受賞したサスペンス作品である。
アーミッシュの子供が、殺人の目撃者となったことから、その母親と子供を守ろうとする刑事ジョン・ブックの物語である。

犯人は、麻薬課の警部補マクフィー(ダニー・グローヴァー)とファギーで、黒幕はジョン・ブックの上司シェイファー本部長(ジョセフ・ソマー)、ブックは銃撃戦で傷つき、アーミッシュの村で、レイチェルの義父の家で匿われるが、相棒も暗殺され窮地に追い込まれる。

非暴力に訴え、前近代的な生活を営むアーミッシュとの交流やレイチェル(ケリー・マクギリス)との恋愛の行方なども織り交ぜながら、シンプルでわかり易い脚本、過激な描写を避けた手堅い演出など、単なるサスペンスにとどまらず人間の尊厳を問う主題も描かれた秀作である。

暗殺犯2名の刑事の襲撃を撃退、レイチェルを人質にしたシェイファー本部長と対峙するが、アーミッシュの村人が駆けつけたため、覚悟を決め、ブックの殺害未遂を諦め、銃を降ろすことになる。

アーミッシュの生活が興味深く、これほど本格的に描いた作品も珍しいのではないか、“イギリス人には気を付けろ!”という警告は、非アーミッシュのアメリカ人を指す言葉なのだが、事件を解決し、ブックが村を出る時に義父から言葉を掛けられる場面は、アーミッシュとして認められたことを表しているのだろうか。

ハリソン・フォード43歳、ケリー・マクギリス28歳での共演で、役柄からいってもキャスティングがぴったりで、この作品後のケリー・マクギリスは主演作品が相次いだ。
ハリソン・フォードは、「スター・ウォーズ;Star Wars」「インディー・ジョーンズ;Indiana Jones」シリーズのヒットで大スターの仲間入りの頃で、俳優としての絶頂期を迎えていた頃。

オーストラリア、シドニー出身の監督、ピーター・ウィアーは、この作品も含めアカデミー賞監督賞に4度ノミネートされており、「今を生きる;Dead Poets Society;89」「マスター・&コマンダー;Master and Commander:03」などのヒット作品も演出している。残念ながらここ数年はヒット作に恵まれず、2010年の力作「ウェイバック:The Way Back」以後の新作は発表されていない。

無駄な描写のない、清潔感あふれる好みの作品。
ハリソン・フォードの刑事役も中々いい。

”毎日が映画日和” 80点


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ブルーサンダ―「Blue Tunder」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆ブルーサンダーBlue Thunder」
(1983年製作、ジョン・バダム監督、脚本:ダン・オバノン、ドン・ジャコビー、ディーン・リーズナー、音楽:アーサー・B・ルービンスタイン、撮影:ジョン・A・アロンゾ
ロイ・シャイダー、マルコム・マクダウェル、ウォーレン・ウォーツ、キャンディ・クラーク、ダニエル・スターン)
     
1984年開催のロサンゼルスオリンピックのテロ対策に、警備の強化を目的に開発されたヘリコプター「ブルーサンダー」を巡る警察航空隊員の活躍を描いた物語。

主演は、「ジョーズ:Jaws」のロイ・シャイダー、上司にウォーレン・ウォーツ(遺作)、陰謀の中心的人物コクラン大佐にロディ・マクダウェルが扮している。

ロサンゼルス市警察へ配備されるブルーサンダー(攻撃用最新型ヘリコプター)のテスト飛行中に、政府庁舎の中の会議室での陰謀を偶然傍受し、盗聴・録画したマーフィ(ロイ・シャイダー)とライマングッド(ダニエル・スターン)は、「ブルーサンダー」をヒスパニック系の暴動鎮圧や反対派を抹殺する計画「ソア計画」を知ることとなる。コクラン大佐一味はブルーサンダーを使用する計画で、警察航空隊とマーフィー大佐が対決する。

ライマングッドを殺され、その容疑を賭けられたマーフィーは、ブルーサンダーを奪い、録画・盗聴したテープを妻にテレビ局に届けさせ、自らはコクランとの空中決戦に挑んでいくという、活劇アクションで、最新型ヘリコプターが、ある意味主人公の作品である。

監督は、ジョン・バダムで、キレのあるサスペンス・アクションを得意とするが「サタディー・ナイト・フィーバー:Saturday Night Fever」で、良く知られる監督である。その他リチャード・ドレイファス主演でヒットした「張り込み:Stakeout」メル・ギブソンとゴールディ―・ホーンの共演でヒットした「バード・オン・ワイヤー:Bird on a Wire」等ユーモアも交えたサスペンスが得意だが、何と言っても「迷宮のレンブラント:Incognito」
ニック・オブ・タイム:Nick of Time」が傑作でジョン・バダムの作品としては、代表作だろう。

ロイ・シャイダーやマルコム・マクダウェルが、出演し映画を盛りあげるが、軽快なタッチで、ジョン・バダムらしさが十分出ている。
今作は、御都合主義的な作品となっているが、何と言っても空中アクションが見物で、娯楽作品としては、充分面白く出来ている。

“毎日が映画日和 75点



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ザ・ターゲット「Shadow Conspiracy」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆ザ・ターゲット「Shadow Conspiracy」
(1996年製作、ジョージ・P・コスマトス監督、脚本:アディ・ハサック、リック・ギブス、ジョン・ボーグ、音楽ブルース・ブロートン、撮影:バズ・フェイトシャンズ4世、
チャーリー・シーン、ドナルド・サザーランド、リンダ・ハミルトン、スティブン・ラング、ベン・ギャザラ、サム・ウォーターストン、ニコラス・タトゥーロ、セオドア・ビケル)
   
「カサンドラ・クロス:The Cassandra Crossing」「ランボー/怒りの脱出:RamboⅡ」「コブラ:Cobra」「ツームストーン:Tombstone」等の作品で知られるアクション作品の得意なジョージ・P・コストマス監督のポリティカル・サスペンスである。

大統領補佐官ボビー・ビショップ(チャーリー・シーン)が主人公で、政府を監視していた研究機関で働く大学時代の恩師ポチェンコに会う直前、何者かによってポチャンコは殺害され、ビショップも命をねらわれる。

信頼する上司コンラッド(ドナルド・サザーランド)と連絡を取り合うが、そのたびに殺し屋(スティーブン・ラング)に襲われる。
陰謀に気付き、携帯電話から情報が漏れていることを知ったビショップは、背景に大統領暗殺計画があり、政権中枢部の人間達が、幅広く陰謀に加担し、黒幕はコンラッドであることを知る。

協力するのは、ワシントン・ヘラルドの記者アマンダ(リンダ・ハミルトン)で、パターンとしては、良くある構成なのだが、ストーリーもどこかで見たことのある様な展開である。(シチュエーションと人物設定は違うが、2000年の「アート・オブ・ウォー」に似ている。

大統領暗殺計画寸前で、ビショップが陰謀を暴き、ありきたりの結果となるが、ミニチュアのヘリコプターから弾丸が発射されるという新手のアイデアが面白かった。
大統領を狙う背景が、もう一つ描き切れておらず、国家のためだというだけでは、緊迫感が不足している。大統領との政策の違い、根本的な違いをアピールした方が解りやすかったのではないだろうか。

サスペンスの描きかたも、エピソードの積み重ねも突出したものは無く、平凡な出来に終わった。

“毎日が映画日和”65点


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沈黙の戦艦(スティーヴン・セガール)「Under Siege」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆沈黙の戦艦「Under Siege」
(1992年製作、アンドリュー・ディヴス監督、脚本:J・F・ロートン、音楽:ゲイリー・チャン、撮影:フランク・タイディ
スティーブン・セガール、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・ビジー、エリカ・エレニアック、パトリック・オニール、アンディ・ロマーノ、デイル・ダイ)
     
スティーブン・セガール主演映画では、まともな部類で、セガールが人気俳優として認知されたヒット作である。その後、セガール主演の映画には、全て「沈黙」という邦題が付けられたが、(今でもつけられている)主人公ケーシー・ライバックが活躍する作品は、今作と「暴走特急:Under Siege2」2作品だけで、他は全く関係ないものばかりである。

戦艦ミズーリに乗り込みコック長として働く、元海軍特殊部隊「SEAL」勤務で対テロ部隊の指揮官ケイシー・ライバックの超人的な活躍を描くアクション巨編である。

1992年封切り後にこの作品を観たとき、何とも面白い作品で、スティーブン・セガールのファンになった。彼のデビュー作「刑事ニコ:Above The Low」「ハード・トゥ・キル:Hard to Kill」等初期の作品で、キレのあるアクションを展開、なかなか見応えのあるアクションスターが、登場したと喜んだものである。

その後、一貫して合気道を活かしたアクション物で、映画出演を続けているが、正直、太り過ぎたのと、ストーリーがほとんど同じ様で食傷気味、もはや見る気もないというのが本音のところ。
セガール主演映画で、何とか作品とて評価できるのは1996年「グリマーマン:The Glimmer man」までだろう。最も障害になっているのは、太り過ぎで相撲の関取のような体型を何とかしないと、主演作も製作できなくなるだろう。

この映画は、共演にトミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・ビジー、アンディ・ロマーノ、パトリック・オニール等のベテラン勢を配し、特にテンションの高いサイコ系のテロリストを演じた、トミー・リー・ジョーンズは乗りに乗った演技を見せていて、(翌年出演した「逃亡者:The Fugitive」で見事アカデミー賞助演男優賞を受賞)、同じテロ仲間のゲイリー・ビジーともども楽しんで、演技しているようにも見える。

パトリック・オニールは、この作品が遺作となった、渋いわき役での出演が多くこの作品でもミズーリ艦長役を演じている。
アンディ・ロマーノは、続編「暴走特急」にも、同じベイツ提督役で出演していて、ライバックの活躍にやきもきする提督役で楽しませてくれる。
イレイザー:Eraser」での悪役も楽しそうに演じていた。

戦艦を奪い、搭載しているミサイルを売りつけるという商売、またアメリカへの恨みを晴らす為、ハワイへトマホークを打ち込むというテロリストを、ケイシー・ライバックがやっつけるという単純な展開ではあるが、アンドリュー・デービス監督の手腕が見事で、キレのあるアクション・サスペンスに、仕上げている。

アンドリュー・デービス監督は、「野獣捜査線:Code of Silence」「刑事ニコ/法の死角」「ザ・パッケージ:The Package」「逃亡者:The Fugitive」「チェーン・リアクション:Chain Reaqcton」「コラテラル・ダメージ:Collateral Damage」「守護神:The Guandian」などの見応えあるアクション・サスペンス作品を監督、2006年以降監督作品はない。新作が待ちどうしい実力派の監督である。

“毎日が映画日和” 80点


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トータル・フィアーズ「The Sum of All Fears」 [キレのあるサスペンス作品!]

トータル・フィアーズ「The Sum of All Fears」
(2002年製作、フィル・アルデン・ロビンソン監督、脚本:ポール・アタナシオ、ダニエル・パイン、音楽:ジェリーゴールドスミス、撮影:ジョン・リンドリー、原作:トム・クランシー「恐怖の総和」
ベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェル、リーヴ・シュレイバー、フィリップ・ベイカー・ホール、アラン・ベイツ、ブリジット・モイナハン、キーラン・ハインズ、ロン・リフキン、ブルース・マッギル)

   
ジャック・ライアンシリーズの4作目で、「今そこにある危機」から8年後の製作である。
ジャック・ライアンも、ハリソン・フォードから、ベン・アフレックに変更となり、若返えり、結婚前で情報分析官としてCIAに勤務しているという設定。

第4次中東戦争時に、イスラエルの核弾頭を搭載した戦闘機が撃墜され、核爆弾が砂中に埋もれる。
約40年後、ロシア大統領が急死、新大統領ネメロフが就任、チェチェン紛争に強硬派として考えられていたが、アメリカはCIA長官キャボット(モーガン・フリーマン)と若きライアンを派遣する。

ネオナチのテロリスト、ドレスラー(アラン・ベイツ)が、紛失した核爆弾を、入手し、米ソ両国を戦わせるため、アメリカのスーパーボールの会場で、核爆弾を爆発させる。(CGの爆発シーンは、当時としては迫力ある映像)キャボットは、瀕死の重傷、大統領も負傷する。
奇蹟的に助かったライアンは、テロリストの陰謀と睨み、大統領への折衝を試みるというストーリー。

緊迫感溢れるアメリカ・ロシアの攻防が繰り広げられる。核爆弾の発射寸前のところで、ライアンの説明を信じたロシア大統領が、思いとどまり、その決断を知ったアメリカ大統領も、発射を中止する。
大まかなあらすじは、上記となるが、核爆発というのにボルチモアの街や爆発の影響を受けたはずの大統領やライアン、ライアンの恋人キャシー、市民や警察官に何の影響も見られないのが、あり得ない設定でちょっと興ざめする。

CIAのジョン・クラーク(リーヴ・シュライバー)の活躍をもっと観たかったのだが、後半映画全体がトーン・ダウンしてしまい、もう一つ盛りあげに欠けた。
興行的には成功したものの、前3作と比較すると派手さはあるものの、緻密さに欠け、脚本に面白味が無かった。
キャスティングにも、魅力がなくベン・アフレックではちょっと軽すぎた。

“毎日が映画日和” 70点

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エネミー・オブ・アメリカ「Enemy of the State」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆エネミー・オブ・アメリカ「Enemy of the State」
(1998年製作、トニー・スコット監督、脚本:デビット・マルコーニ、撮影:ダニエル・ミンデル、音楽:トレヴァー・ラビン、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、製作:ジェリー・ブラッカイマー
ウィル・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ボイド、レジーナ・キング
ガブリエル・バーン、ジェイソン・ロバーツ、トム・サイズモア、ジャック・ブラック
   
国家安全保障局(NSA)の高官レイノルズ(ジョン・ボイド)が、テロ防止の名目で、個人のプライバシーを侵害する恐れのある法案を通す為、反対派の議員を暗殺する。その場面を、屋長観察の自動録画テープに残されていたことから、テープの所在を巡る事件位巻き込まれる弁護士ディーン(ウィル・スミス)と元NSAで今は、情報分析を専門とするブリル(ジーン・ハックマン)2人と政府高官とその部下たちとの戦いを描いた作品。

監督は、トニー・スコット(リドリー・スコット監督の弟)で、CM製作会社勤務を経て、兄を追うように監督となった、硬質のハードなアクション巨編を得意とした監督である。(デンゼル・ワシントン主演映画で有名。)
ディーンが、取り組んでいるのは労働争議で、マフィアのボス・ピンテロ(トム・サイズモア)と交渉中のディーンは、子供と妻のクリスマスプレゼント購入の際、知人と出会い、本人の知らぬ間に、暗殺場面を録画したディスクを買い物袋に隠される。友人は、ゆっくり話す暇もなく、交通事故に遭い死んでしまう。

その後、自宅に警察が現われ、突如クレジット・カードが執行停止となり、弁護士事務所からマフィアとの癒着も疑われる。情報提供者レイチェルとの仲を妻に疑われ、家を追いだされてしまう。

マフィアのボスピンテロの脅迫場面が映ったテープの提供者である、レイチャルの友人、ブリルの仕業と思ったディーンは、接触を試みる。
レイチャルが殺され、ブリルと会ったディ-ンは、身体のあちこちから発信機が発見されたことに驚き、ようやくディスクの存在に気付き始める。(弁護士の割には、ちょっと遅すぎる)

その後は、映画を見てのお楽しみなのだが、衛星回線を使っての位置確認や録画や録音など、情報が筒抜けになる当時の最新技術を映像化している。
映画製作から17年経た今では、さらに技術が進んでいるだろうことを思うと、本当に怖くなる。映画として見ている分には、良いのだが悪用されたら大変なことになるのは、間違いない。

日本でも、年金情報の流失などは頻繁に起こっているし、10月からは個人情報カードも発行されるとのこと。果たして、安全は担保されているのだろうか。
映画は、ディーンとブリル、マフィアとレイノルズの三つ巴の戦いとなるが、非常に興味深い題材だった。

アカデミー賞2度受賞の名優、ジェイソン・ロバーツが暗殺される議員役として出演、実力派俳優ガブリエル・バーンも出演している。
ウィル・スミスが、主人公のディーン役で、状況を良く理解できない弁護士役で持ち味を出せば、ジーン・ハックマンは相変わらず渋い演技で、出世作となった「盗聴―カンバセーションーThe Conversation」で演じた盗聴のプロ、ハリー・コールを彷彿とさせる役柄を演じている。ジーン・ハックマンは、「クリムゾン・タイド:Crimson Tide」でも、トニー・スコット監督作品に出演している。

テープの存在に気付くのが、遅くてもどかしいのと、ガブリエル・バーンの役割が解りづらかったのだのだが、緊張感溢れるサスペンス映画の秀作で、盗聴や盗撮、GPS信号等は当たり前の怖い世界が描かれる。

“毎日が映画日和” 85点




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ボディ・ガード「The Bodyguard」 [キレのあるサスペンス作品!]

ボディ・ガード「The Bodyguard」
(1992年制作、ミック・ジャクソン監督、脚本:ローレンス・カスダン、音楽:アラン・シルヴェストリ、撮影:アンドリュー・ダン、
ケヴィン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン、マイク・スター、ビル・コップス、トーマス・アラナ、ミッシェル・ラマー・リチャーズ)
 
大ヒットサスペンス映画の1本!!
1992年の大ヒット映画で、ホイットニー・ヒューストンが歌う主題歌「I Will Always Love You」は、全世界で4200万枚のセールスを記録している。
ケヴィン・コスナー人気絶頂期の作品で、製作にも名を連ねストイックなボディ・ガードを思い入れたっぷりに演じている。

当時29歳、初めて主演した映画が、大ヒットし主題歌も彼女の最大のヒットを記録したホイットニー・ヒューストンは、2012年48歳で突然死してしまった。この映画では、等身大の役柄で、その歌唱力を存分に披露してくれている。

何者かに狙われる歌手でアカデミー賞主演女優賞候補のレイチャル・ロマン(ホイットニー・ヒューストン)は、スタッフの勧めでボディ・ガード、フランク(ケヴィン・コスナー)を雇用する。命を狙われていることを知らず、危機感を感じないレイチェルとフランクは、何かと意見が衝突、ガードしづらい環境の中で、いかにガードし、任務を達成するかが描かれる。

恋愛模様や正体の見えない犯人からの襲撃なども程よい味付けで、映画を良く知っているスタッフ、監督等によって十分見応えある映画となっている。
細かなエピソードの積み重ねも分り易く、映画全体の雰囲気を壊しておらず、過激描写もなく楽しめる。
主人公フランクの性格を紐解く遊び心だろうが、映画「用心棒」の場面が挿入され、日本刀が小道具として使用されている。

クライマックスは、アカデミー賞主演女優賞表彰の晴れ舞台の場面で、テレビクルーに変装した暗殺者から、レイチェルの身代わりとして撃たれ、命を守るというすこぶるカッコ良い演出で、上質なロマンチック・サスペンスに仕上がっている。
ケヴィン・コスナーは、映画出演が続いているが、そろそろケヴィン・コスナーらしい作品を見せて欲しい。*アカデミー賞監督賞受賞も果たしており、「ワイルド・レンジ:Open Range」のような佳作も有り、まだ60歳と若く、これからに期待したい。

“毎日が映画日和” 80点

*「ダンス・ウィル・ウルブズ」は、1990年ケヴィン:コスナー監督・制作・主演で映画化され、アカデミー賞11部門でノミネート(作品賞・監督賞、・脚色賞・撮影賞・作曲賞・録音賞)の6部門を受賞している。

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迷宮のレンブラント「Incognito」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆迷宮のレンブラント「Incognito」
(1997年制作、ジョン・バダム監督、脚本:ジョーダン・カッツ、撮影:デニス・クロッサン、音楽:ジョン・オットマン
ジェイソン・パトリック、イレーヌ・ジャコブ、イアン・リチャードソン、マイケル・コクラン、ロッド・スタイガー)
   

思がけない面白さで、とても好きな作品。
佳作を連発し、楽しませてくれたジョン・バダム監督の傑作である。
「サタデー・ナイト・フィーバー:Saturday Night Fever」で、一躍脚光を浴び、アクションコメディ、サスペンス等の娯楽作品が得意だった監督。
「ブルー・サンダーBlue Thundar」「張り込み:Stakeout」「バード・オン・ワイヤー:Bird on aWire」「ドロップ・ゾーン:Drop Zone」「ニック・オブ・タイム:Nick of Time」等どれも一見の価値ある面白作品ばかり。

レンブラントの未発見の絵を題材として、美術業界への皮肉や贋作の生まれる背景等も描かれていく。スペインの巨匠レンブラントの勉強にもなる。
脚本も良く出来ていて、テンポの良い展開、練に練った構成で、わかり易く、ハラハラドキドキさせ、意外な結末で、何よりもハッピーエンドで終わるのが良い。
パリ、アムステルダム、スペイン、ロンドンが舞台として登場、オリエント急行からの逃走劇まで描かれるミステリーで、何度見ても新しい発見がある映画

大学教授でレンブラントの専門研究科を演ずるイレーヌ・ジャコブが魅力的だし、ジェイソン・パトリックもこの映画では魅力全開で、天才贋作家ハリー役が良く似合う。ハリーの父親役のロッド・スタイガーが、少しだけ出演するが、貫禄の存在感を見せる。
残念ながら、VHSのみで画質が悪く、是非この映画の面白さを堪能するには、DVDかブルーレイの発売を切に希望する。

法廷シーンではどんでん返しも有り、レンブラントの絵もトレド美術館で買い上げるという落ちで、何とも皮肉な結果となる。(贋作ですよ!!)
サスペンス好きには、必見の映画!!

“毎日が映画日和” 85点


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ゴースト・オブ・ミシシッピー「Ghosts of Mississippi」 [キレのあるサスペンス作品!]

ゴースト・オブ・ミシシッピー「Ghosts of Mississippi」
(1996年制作 ロブ・ライナー監督、脚本:ルイス・コリック、音楽:マーク・シャイマン、撮影;ジョン:シール  アレック・ボールドウィン、ウーピー・ゴールドバーグ、ジェームズ・ウッズ、ウィリアム・H・メーシー、
ヴァージニア・マドセン、スザンナ・トンプソン、クレイグ・T・ネルソン)

      
1963年に南部ミシシッピーで起きた公民権運動家メドガー・エヴァ―ス射殺事件を題材にしている。
(キング牧師やマルコムXと並ぶ大物活動家)
30年前に審議無効となった事件を、再び起訴した地方検事ボビー・デローター(アレック・ボールドウィン)とメドガーの未亡人マーリー(ウーピー・ゴールドバーグ)が、殺人犯ベックウィズ(ジェームズ・ウッズ)を有罪にするまでを描いている。人種差別はアメリカ建国以来続くテーマで、今この時代もアメリカ社会に大きな影を落としている。

ケネディ大統領が、テレビで人種差別撤廃を叫んでいた、その時に、帰宅したエヴァ―スを背後から射殺したベックウィズ(ジェームズ・ウッズ)は、白人至上主義者の保護の下、逮捕されながらも刑を免れていた。その間にほとんどの証拠が無くなってしまい、当時のずさんな捜査といい加減な証言が、あらためて暴かれていく。

離婚問題や子供たちへのバッシングなどの問題は、さりげなくさらっと描き
映画全体のトーンも深刻にならず、再起訴に持ち込むための証拠集め等を中心に描かれていて、ロブ・ライナーの演出は快調。(「スタンバイ・ミー」「恋人たちの予感」「ア・フユ―・グッドマン」「ミザリー」「アメリカン・プレジデント」「最高の人生の見つけ方」など話題作を手掛け、俳優としても知られている。)

映画の構成が解りやすく、この手の題材にありがちな重苦しさが無いのが良い。
事実としては、とんでもないことなのだが、アメリカではこのような問題は沢山あったということだろう。(人種偏見を題材とした映画が数多く制作されている。)

アレック・ボールドウィンは、当時主演級の俳優として活躍していたが、今は脇役として存在感を発揮している、出演時は38歳と全盛期、実生活の奥様が、女優キム・ベイシンガーという果報者(後年離婚)。ウーピー・ゴールドバーグは、「カラー・パープル」でデビュー、「ゴースト/ニューヨークの幻」「天使にラブソングを」で知られ、歌手であり、コメディアンでもあるベテラン俳優。
この映画では、抑えた演技で、多分ラストシーンで、空に向かって叫ぶシーンを演じたくて引き受けたのではないかと思うほど、迫真の演技だった。

ジェームズ・ウッズが、特殊メイクで演じた晩年の犯人役は、役作りが見事で、見ている方まで、憎々しく感じるほどである。この映画でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。
ロブ・ライナー監督は、語り口がうまい。「恋人たちの予感」や「スタンバイ・ミー」での演出や「ア・フュー・グッドマン」「アメリカン・プレジデント」などでも、解りやすくて見ていて疲れない映画を作ってくれる監督で、好みである。130分も全然長く感じない映画で、題名のゴーストの意味は、娘が寝る際にときどき現れるお化けとミシシッピーで色濃く残る人種差別そのものがゴーストであることを表している。

“毎日が映画日和”80点



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グランドキャニオンの対決「Edge of Eternity」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆グランドキャニオンの対決「Edge of Eternity」
(1959年制作 ドン・シーゲル監督 脚本:ナット・スェンソン、リチャード・コリンズ、撮影:ガーネット・ガフィ、音楽:ダニエル・アンフィシアトロフ  コーネル・ワイド、ヴィクトリア・ショウ、ミッキー・ショーネシ―、エドガー・ブキャナン)
    
金鉱を舞台にした殺人事件の謎を追うパトロール警官(レス)が事件を解決するストーリー。
監督が、ドン・シーゲルで、うれしい1959年のB級作品。
ゴーストタウン化した金鉱の町で、繰り広げられる殺人事件の謎を追いかける過去に負い目のある警察官を描いた、佳作となっている。

犯人を特定するまでの経緯が、盛り上がらないのだが、追いかけのシーンになると面白くなってくる。ヘリコプターやセスナ機などを使い、スケール感もあり、最後はケーブルカーの上での対決シーンとなる。「荒鷲の要塞」で、リチャード・バートンが、ドイツ軍とケーブルカーで格闘するシーンがあるが、この映画の方が、撮影のアングルや見せ方で迫力があり1日の長がある。

ケーブルカーを動かす鉱山の技師役で、ジャック・イーラムが顔を出している。
ストーリー自体は、目新しさはなく、3件もの殺人事件が起こっているのにデートをしたりしていていいのかなあと思わせるような展開だが、コーネル・ワイドの相手役、ヴィクトリア・ショウが、際立って美しいので仕方ない。「愛情物語」などに出演しているとのことで、もっと売れていてよかったと思うのだが、あまり出演作がないのが残念。

検事が、解決しない殺人事件に業を煮やして、査問会で詰問する場面があるので、映画ファンとしては、どこかで検事をやり込める場面が見たかった。

ドン・シーゲル監督は、後半のアクション場面にそれらしさを発揮している。
文芸大作やドラマは見向きもせず、ひたすらサスペンス、アクション物を手掛けた監督で、大好きな監督である。
“毎日が映画日和” 70点

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