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誰かがあなたを愛してる「秋天的童話」 [爽やかな作品!]

☆誰かがあなたを愛してる(チョウ・ユンファ)「秋天的童話」
(1987年製作、メイベル・チャン監督、脚本:アレックス・ロウ、音楽:ローウェル・ロウ、撮影:ジェームズ・ヘイマン、デヴィット・チャン
チョウ・ユンファ、チェリー・チャン、ダニー・チャン、ジジ・ウォン)
   
香港恋愛映画の秀作の1本!!
女流監督のメイベル・チャンは、ニューヨーク大学へ留学し映画を学んでいるが、この作品は、その際の生活体験をベースにして、描かれているという。

ニューヨークロケが、さまざまな場面で活かされている作品で、女性監督ならではの感性豊かな、やさしさ溢れる映画となっている。
ドラマチックに盛り上げることはせず、あくまでも脚本は、ジェニファー(チェリー・チェン)とサンパン(チョウ・ユンファ)の寄り添いたいと思いながらも、素直にそうなれない互いの心のすれ違いを、静かに描いて行く。

乱暴で、シャイで友達に優しいサンパンは、ニューヨークに演劇の勉強に来たジェニファーのアパートを見つけ、階下に住み何かと手伝いをしてくれる親戚の男という役柄で、香港映画界の生んだ大スター,チョウ・ユンファが、「男たちの挽歌」で大ヒットを飛ばしていた時に出演した作品である。
スタイリッシュなアクション映画から、恋愛映画、コメディまで幅広く演技ができる俳優で、1998年ハリウッドデビューを果たし、60歳となった今でも、主演作が相次いでいる。

チェリー・チェンは、1994年に芸能界を引退したが、それまでは香港映画を中心に活躍した女優である。センスの良さが光る女優で、素直になりきれない女心を演じ、清潔感漂う女性を演じ爽やかである。

はっきりと言葉にしていえない2人の心のすれ違いが、もどかしい気もするが
ニューヨークで暮らす、香港人の仲間意識や生活ぶりの一端もエピソードに組み入れ、(ベビー・シッターや同朋意識等)秋という季節を上手く生かした風景描写が、詩情に溢れ美しい。
主演の2人のさりげない気遣いと素直になりきれないもどかしさに、誰でも似た様な経験をした(シチュエーションは違う)青春時代のさまざまな出来事を思い出させる映画ともなっている。

メイベル・チャン監督作品には、現代中国史に大きな影響を与えた姉妹を描いた「宋家の三姉妹:The Soong Sisters」等の力作もある。
爽やかな感動を呼ぶ、ラストシーンが心地よい。

“毎日が映画日和” 75点



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イントゥ・ザ・ブルー「Into the Blue」 [爽やかな作品!]

☆イントゥ・ザ・ブルー「Into the Blue」
(2005年製作、ジョン・ストックウェル監督、脚本:マット・ジョンソン
音楽:ポール・ハリスンジャー、撮影:シェーン・ハールバット
ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ、スコット・カーン、アシュレイ・スコット、ジョシュ・ブローリン、ジェームズ・フレイン)
 
バハマ諸島の島を舞台に展開するトレジャーハンター物。
沈没船を探して一攫千金を夢見るジャレッド(ポール・ウォ―カ―:当時31歳)は、ダイバーのインストラクターで、働きながらいつかは、沈没船を探し当てることを夢見ている。恋人のサム(ジェシカ・アルバ:当時23歳)はそんなジャレッドを支えながら、貧しくても幸せな生活をエンジョイしていた。

ジャレッドの友人ブライス(スコット・カーン)が、出会ったばかりのアマンダ(アシュレイ・スコット)を連れて訪ねてきたことからトラブルに巻き込まれていくというストーリー。
綺麗なバハマの海に3カ月ロケしたということで、その成果が存分に画面に出ている。

主演の2人、共演の2人が、ビジュアル的にも爽やかで、アクション・シーンも見応え十分で海洋アクションとしてもなかなかの出来映え。
沈没船の宝物とコカインと来れば、1977年「ザ・ディープ:The Deep」が思い出され、麻薬密売組織との戦いとなるあたりもストーリーが似ている。

10年前の作品とはいえ、水上バイクシーンや、007ばりの海中アクションなど見どころ満載で、監督がCGは一切使用していない、本物の映像を見て欲しいというだけあって(メイキングシーンでのコメント)、素潜りシーンなど俳優が直接演じている場面も相当シーン見受けられる。

ジェシカ・アルバの躍動する水着姿がまぶしいし、チャーミングで魅力的、この手の映画では、ビジュアルが大切でそういう意味では満点だが、ゴールデン・ラズベリー賞最低主演女優賞の常連で、この作品でも見事ノミネートされている。

主演のポール・ウォーカーは、「ワイルド・スピード1&2」に主演し、人気が出始めた頃の主演映画で、スマッシュヒットなった作品。
宝探しの楽しさとコカインにまつわる陰謀を描いて、楽しめる作品となっている。主演のポール・ウォーカーは、2014年交通事故で40歳という若さで亡くなった。

”毎日が映画日和“ 80点






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はじまりは五つ星ホテルから「Viaggio Sola」 [爽やかな作品!]

☆はじまりは五つ星ホテルから「Viaggio Sola」
(2013年制作 マリア・ソーレ・トニャッツィ監督、脚本:イヴァン・コトロネーオ、フランチェスカ・マルチャーノ、マリア・ソーレ・トニャッツィ
音楽:ガブリエル・ロベルト、撮影:アルナルド・カティナーリ
マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アコルシ、レスリー・マンヴィル、ファブリツィア・サッキ、ジャンマルコ・トニャッツィ)
     
パリのオテル・ド・クリヨン、トスカーナのフォンテヴェルデ・タスカン・リゾート&スパ、モロッコ・マラケシュのパレ・ナマスカ、ベルリンのホテル・アドロン・ケンピンスキーなどの世界的に有名な五つ星ホテルが紹介されるこの映画は、40歳(ホテル覆面調査員)の女性の自分らしい生き方を見出すまでの出来事を綴る。

他人がうらやむ生活(ホテルの覆面調査員)ながら、孤独で将来に不安を感じる女性イレーネ(マルゲリータ・ブイ)は、妹(ファブリツィア・サッキ)とその娘2人、以前付き合っていた彼アンドレア(ステファの・アコルシ)との関係を維持しながら、毎日忙しく過ごす日々を送っている。

そんな彼にも、新しい恋人が出来妊娠したことで、今迄の様にはいかないことを感じ始めている。
妹とも洋服の好みを巡るささいなことで、ケンカし、以前とは違う自分を感じ始め、自分らしい生き方を求め、アフリカへ移住することを決め、映画は終わる。

さらっと描いた感じの映画で、心地よい。五つ星ホテルを紹介してもらえるだけでも、十分楽しいのだが、
家庭と仕事のどっちを選ぶの?的な映画にならなくて良かった。

“毎日が映画日和” 70点


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めぐり逢せのお弁当「Dabba」 [爽やかな作品!]

☆めぐり逢せのお弁当「Dabba」
(2013年制作 リテーシュ・バトラ監督・脚本、撮影:マイケル・シモンズ、音楽:マックス・リヒター
イルファン・カーン、ニムラト・カウル、ナワーズッディーン・シッディーキー)
    
インドならではのアイデアを上手く利用した映画で、お弁当の宅配システムの生んだ心の触れ合いを描く素敵な映画。
夫と倦怠期を迎えている一人娘の母親イラ(ニムラト・カウル)の作る御弁当が、待ちがってサージャン(イルファン・カーン)の元へ届いてしまう。
サージャンは、妻を失くしていてお弁当専門店へお願いしているのだが、何故かイラの作ったお弁当が届いてしまい、そこから物語が始まるという構成。

インドのお弁当の宅配システムは、誤配率は非常に少なく現在20万食を配達するという。
舞台は商業都市ムンバイ、保険会社の査定勤務をするサージャンは、退職間近でちょっと調子の良い後継者をうっとうしく思っている。

そんな平凡な毎日に、突如として波風が立っていく。何と愛情いっぱい詰まったお弁当が届くのである。
間違って届いたお弁当は、イラが夫の心が離れつつあるのをもう一度取り返そうと心を込めて作ったのだが、配送の途中で間違って配達されたものだった。

手紙のやり取りを重ねるうちに、互いに心の内を明かすようになっていく。
意を決して会おうとするが、年齢の差を感じたサージャンは、待ちあわせ場所へ出向くものの、
声をかけられなかった。この辺のとまどいやためらいが、サージャンの年齢を感じさせる演出で、
せつないのだが、、、。初めての監督とは思えない、心憎い演出で、ストーリー作りも上手い。

ムンバイの日常の生活風景を写しだしながら、心温まる物語をさりげなく綴るさわやかな映画で、映画終了まで2人が面と向き合うことはないが、サージャンが、イラの住所を調べ、訪ねようとしている場面で、エンドマークとなる。

変にいじいじせず、じめじめせず、大げさに感情表現しないのが良い。
主演のサージャン役イルファン・カーンの抑えた演技が、上手い。イラ役のニムラト・カウルも若妻の役を演じ、爽やかである。この2人の主演で、映画が清潔で爽やかになった。

インドの宅配弁当という素材を、これまでの脚本に仕上げた、リテーシュ・バトラ監督の手腕を評価。
アイデアが素晴らしい。

“毎日が映画日和” 75点

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ブエノスアイレス恋愛事情「Medianeras」 [爽やかな作品!]

☆ブエノスアイレス恋愛事情「Medianeras」
(2011年制作、グスターボ・タレット監督・脚本、音楽:ガブリエル・チョイニク、撮影:レアンドロ・マルティネス
ハピエル・ドロラス、ピラール・ロペス・デ・アジャラ、イネス・エフロン)

    
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで暮らす男女の出会いを描いたラブ・コメディっぽい映画。

共に30代、大都会の中で暮らしながら、新たな旅立ちを模索し、出会いを求めている。
マルティンは、彼女と別れて7年、犬だけ残してアメリカへ旅立ち、戻ってこない、WEBデザイナーとして生活しながら出会い系や犬の散歩を専門のアルバイトの娘とお付き合い、
一方、建築家のマリア―ナは、ウィンドー装飾で暮らしているものの、4年前に彼と別れてからは、一人住まい。水泳で知り合った精神科医と一夜を過ごすものの、上手くいかなかったり、部屋で涙を流す日もある。
毎日〝ウォ-リーを探せ“の本と向き合っている。

二人は、実は近所で何度もすれ違い、同じ水泳ジムへも通っているのだが、運命の神様は出会わせてはくれない。チャットで知り合い、チャットの途中、停電で、ロウソクを買いに行った店で偶然出会うのだが、未だ運命を知らない。そして翌朝、“ウォーリーを探せ”の大好きなマリア―ナは、通り沿いにウォーリー模様の上半身のマルティンを見つけ思わず駆け出す。そこで初めてお互いを知ることとなる。

新しい感覚の映画、と言ったらよいのだろうか、バーチャルな機器を要所、要所で上手く利用し、現代の孤独を埋めてくれるかのように使用している。
劇中の映画は、ウッディ・アレンの「マンハッタン:Manhattan」だが、何故か日本製品が時々顔を覗かせる。
マーティンの部屋で見る鉄腕アトムのレプリカや待ち受け画面、マーティンと女性が飲むビールはアサヒスーパードライの缶ビール、マリアーナの部屋には、ジャガ玉ストッカーと日本好きな監督なのだろうか。

もう少し、ブエノスアイレスの街並みをみせてほしかった。
建物を、素描風にデザインにしてみせるのが、新鮮だったし、マリア―ナ役(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)が、史劇やサスペンス物が似合いそうな美女系女優で、エキゾチックな魅力。気軽に楽しめるおしゃれな映画。

“毎日が映画日和” 75点


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アウトロー・ブルース「Outlaw Blues」 [爽やかな作品!]

☆アウトロー・ブルース「Outlaw Blues」
(1977年公開 リチャード・T・へフロン監督、脚本:B・W・L・ノートン、撮影:ジュールス・ブレンナー、音楽:チャールズ・バーンスタイン  ピーター・フォンダ、スーザン・セント・ジェームズ、ジョン・クローフォード、ジェームズ・キャラハン、マット・クラーク)
     
刑務所で作った曲を慰問に来た歌手に盗作され、すったもんだの挙句ハッピー・エンドとなる痛快な娯楽作。
脚本が良く、主演のピーター・フォンダ、スーザン・セント・ジェームズが爽やかなカップルを演じていてこれまた感じが良い。

カントリ―ウェスタンの歌手役のジェームズ・キャラハン、警察署長役のジョン・クローフォードが、コミカルな演技で奮闘、マット・クラークも顔を出している。警察の捜査を掻い潜り、市民の応援を得て逃げ切ってしまうのが、スカッとした結末となって後味が良い。

カーチェイスもそこそこで、特にボートで逃げるアクションは新味で楽しめた。難しい映画ではなく自然体で純粋に楽しむ映画で、ピーター・フォンダらしい選択である。フォンダ制作・主演の「イージー・ライダ―」は、映画史に残る傑作で、監督・主演の「さすらいのカウボーイ」も詩情あふれる忘れ難い名作である。その他は、ほとんどB級活劇アクションに出演し楽しませてくれた名優である。未だ現役で、娘はブリジット・フォンダで女優、父は、ヘンリー・フォンダ、姉はジェーン・フォンダである。

全編に流れるカントリー・ウェスタンも心地いい。「アウトロー・ブルース」は、なかなか名曲で、フォンダ自身の歌唱で歌声も素晴らしい。
彼のB級出演映画を、全部見てみよう。

“毎日が映画日和” 80点


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