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西部の王者「Buffalo Bill」 [伝説の英雄を描く西部劇]

☆西部の王者「Buffalo Bill」
(1944年制作 ウィリアム・A・ウェルマン監督 制作総指揮ダリル・F・ザナック 撮影:レオン・シャムロイ 音楽:デヴィッド・バトルフ  ジョエル・マクリ―、モーリン・オハラ、リンダ・ダーネル、トーマス・ミッチェル、アンソニー・クィン)
       
ジョエル・マクリ―は「海外特派員」や「昼下がりの決斗」で印象深いが、この映画では、実在したバッファロー・ビルの生涯を演じている。監督は、アカデミー賞第1回作品賞を「つばさ」で受賞したウィルマン監督で、バッファロー・ビルの人生をわかり易く描いている。

実際は、実業家としても活躍していたようで、主な出来事をかいつまんで紹介してくれたという感想である。かなり脚色された部分もあるようで映画では、折角生まれた子供が亡くなるが、それ以前に娘と息子も生まれていてそのことは映画では紹介されていない。

アンソニ―・クインが、有名なイエロー・ハンドというインディアン役を演じている。このような下積み時代があってこそ、名優となるのだろうが楽しい発見である。映画は、講談調の西部劇という感じで深刻な場面はなく快調に進み、アメリカの多くの人々に愛された人物だったということでエンドマークとなる。

インディアンとの戦闘シーンはなかなかの迫力で、バッファローを乱獲されて、生活を脅かされるインディアン達が戦いを挑んでいく、その心情を理解しながらも、戦うしか選択肢が無かったバッファロー・ビルがその後インディアンの権利を公の場で主張したり、映画には描かれていないが女性の参政権や保護問題などの分野でも意見を述べ主張し続けたというのが、彼の人柄を偲ばせる。

モーリン・オハラが、気品のある妻を演じ好演。いろんな役をこなす幅広い女優さんだが、ジョン・ウェインとのコンビが印象深い。ウィルマン監督は生涯15本前後の作品しか残していないが、全作品を観たい監督である。

“毎日が映画日和” 70点


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