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マシンガン・パニック「The Laughing Policeman」 [サスペンスパニック!]

☆マシンガン・パニック「The Laughing Policeman」
(1973年製作 スチュアート・ローゼンバーグ監督、脚本:トーマス・リックマン、音楽:チャールズ・フォックス、撮影:デヴィット・M・ウォルシュ
原作:ペール・ヴァ―ルー、マイ・シュヴァール「笑う警官」
ウォルター・マッソー、ブルース・ダーン、ルイス・ゴセットジュニア、アンソニー・ザープ、ヴァル・エイヴァリ―、アルバート・ポールセン、ジョアンナ・キャシディ、フランシス・リー・マッケイン)
    
スウェーデンの作家マイ・シュバール・ペール・ヴァ―ルーの大ヒット小説「マルティン・ベック」シリーズの第4作の映画化。
舞台は、ストックホルムからサンフランシスコへ変わり、マルティン・ベック刑事や出演者の名前は、全て原作とは変えられている。

事件の発端となるバス乱射事件での大量虐殺、その中にジェイク(小説ではマルティン・ベック)の相棒エバンス刑事がいた。
犯人を捜査する過程で、ジェイクの担当した2年前の迷宮入りの高級娼婦殺人事件が、絡んでいるのではと考えるようになる。

新しい相棒ラーソン(ブルース・ダーン)とは、そりが合わず上手くいかないが、次第に犯人を追いつめる中で、信頼関係が築かれていく。
ウォルター・マッソーが、ジェイク刑事役でシリアスな演技を見せ、演技派の一面をのぞかせる。

アンソニー・ザーブが、刑事たちの上司スタイナー警視役で脇を固め、「愛と青春の旅立ち:An Officer and a Gentleman」で、アカデミー賞助演男優賞を受賞したルイス・ゴセット・ジュニアが、刑事役で顔を見せる。
犯人役カメレロ(アルバート・ポールセン)は、不動産業者でバイセクシャルという設定で、実は2年前の高級娼婦殺人事件の犯人でもあったという設定となっている。

監督のスチュアート・ローゼンバーグは、編集者上がりで「暴力脱獄:Cool and
Luke」「新・動く標的:The Drowing Pool」「ブルベイカー:Brubaker」
「さすらいの航海:Voyage of the Damned」等の作品で知られ、キレのある演出を得意とする監督である。

シリアスなタッチで描いた刑事物で、さまざまなルートを使って情報を入手してゆく方法は、なかなか面白かった。願わくば、もう少しスケール感が欲しかったのと、盛り上げ方が、後半に繋がらなかったのが、惜しまれる。

“毎日が映画日和” 70点




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コンティジョン「Comtagion」 [サスペンスパニック!]

☆コンティジョン「Comtagion」
(2011年制作、スティーブン・ソダーバーグ監督、脚本:スコット・Z・バーンズ、音楽:クリフ・マルティネス、撮影:ピーター・アンドリュース
マット・ディモン、ローレンス・フィシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール、ブライアン・クランストン、イリオット・グールド)
   
つい最近隣国韓国のMARS騒ぎがあったばかりで、大変興味深い内容の映画だった。新たな感染症の発生とそれに対する対処法、人々の焦燥感、国家機関の各部署の思惑など、淡々としたタッチのパニック作品だが、非常に上質のスリラー映画ともなっている。

スティーブン・ソダーバーグ監督は、「トラフィック:Traffic」「エリン・ブロコビッチ:Erin Brockvich」「オーシャンズ:Ocean’s」シリーズの監督として知られる脚本家、プロデューサーであり、世界的にも評価の高いヒット・メーカーでもある。

質の高い作品を実績として残しているばかりでなく、プロデューサ―としても、優れた業績を残している。マイケル・ダグラス、ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、マット・ディモン、ブラッド・ピット等がソダバーグの映画に多く出演するいわば、ソダバーグ組である。この映画でも、マット・ディモンが出演している。(マットは、全7作品出演している)

香港から帰国する女性(グィネス・パルトロー)を感染源として、彼女と接触した人たちが感染源となり、世界中に感染していく恐怖、ワクチン開発への研究機関と製薬会社との癒着問題等にも触れられ、さまざまな問題点を浮かび上がらせていく演出は、凝っていて見応え十分なのだが、場面展開が早いのでしっかりと、全体を把握していないと、前後の脈絡が解らなくなる可能性が高い映画で、一つ難を言えば、香港で、マリオン・コティヤールが誘拐されて、ワクチンと人質として交換されるエピソードは、必要なかったように思う。
今演技派女優として、最も注目を浴びているフランス女優で、画面に出てきてくれるのはうれしいのだが、、、、、。

感染した場面を映画の最後に持ってくる当たりも、工夫がみられるが、蝙蝠が租借した食べ物をブタが食べ、そのブタを仕入れた中華料理店のコックと女性が何気なく握手したことで、引き起こされる感染症は、日常どこにでも潜んでいるということを暗示している。

独特の感性に彩られた作品で、感染症の恐怖を描いた映画としては「アンドロメダ:The Andoromeda Strain」「アウトブレイク:OutBreak」等の名作もあるが、新たな切り口の面白映画だった。
内容が地味だけに日本では、話題も上らなかったが、損はしない映画である。

“毎日が映画日和” 75点


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アルマゲドン「Armagedden」 [サスペンスパニック!]

☆アルマゲドン「Armageddon」
(1998年制作、マイケル・ベイ監督、脚本:J・J・エイブラムス、ジョナサン・ヘンズリー、音楽:トレヴァー・ラビン、ジョージ・マッセンバーグ8
撮影:ジョン・シュワルツマン、製作:ジェリー・ブラッカイマー
ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ウィル・パットン、
マイケル・クラーク・ダンカン、スティーヴ・ブシェミ、ビリー・ボブ・ソーントン、オーウェン・ウィルソン)
   
この映画の公開前に、もう1本の隕石衝突映画「ディープ・インパクト:Deep Impact」が、公開されている。似た様な設定ではるが、当然のことながらストーリーの内容は大きくことなっている。
両作品とも、世界的にヒットしたが、「アルマゲドン」の方が世界的興行収入では、2倍以上となっている。

盛りあげる要素である細かなディテーィールの積み重ね、扇情的な音楽と主題歌、パニックを徐々に煽る演出手法、マイケル・ベイ監督の真骨頂である。
早い場面展開、意表を突くようなあり得ない物語、派手なCGやアクション、
「バッド・ボーイズ:Bad Boys」「バッド・ボーイズ2:Bad BoysⅡ」「ザ・ロック:The Rock」「パール・ハーバー:Pearl・Harbor」「トランスフォーマー:Transformers」シリ―ズ4作の監督でもわかるように、大艦巨砲主義的(巨額の予算と物量を投資する経営資源の傾注による制作と言う意味)な映画が得意の監督である。

地球に衝突する小惑星を破壊するため、地中に核爆弾を埋め込み破壊するという任務を帯びた石油掘削のプロ達が、召集される。
個性豊かなメンバーの紹介が一通りなされ、映画後半への準備も万端で、クライマックスへ突入してゆく。

娘と部下の恋愛に反対する隊長の父ハリー(ブルース・ウィリス)と娘グレース(リヴ・タイラー)のお涙頂戴の伏線や恋人との絡みも盛り込み、地球のため人類のため、ハリーは自らの命を捨てて地球を救う。

前半の政府機関とNASA総指揮官との主導権争いや、隊員たちの訓練の様子、
ロシア宇宙飛行士の活躍など、お定まりのエピソードを積み重ねる手法は、デザスター・パニック映画としては常道。
小惑星に着陸してからは、さまざまな危機が降りかかり、次から次と隊員が犠牲になっていく、この辺もパニック映画の常道である。

従来のパニック映画の常道を外さず、最新のCGを駆使しダイナミックな映像表現を見せてくれる。これもまた、映画の楽しみである。
観終わった後、どっと疲れが出てくるが、この映画は心地よい疲れの方だった。

「ディープ・インパクト:Deep Impact」との比較も面白い、デザスター・パニック映画好きには必見の映画である。

“毎日が映画日和” 90点

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サブウエィ123激突「The Taking of Pelham 123」 [サスペンスパニック!]

☆サブウェイ123激突「The Taking of Pelham 123」
(2009年制作、トニー・スコット監督、脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:トビアス・シュリッスラー、音楽:ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ、原作:ジョン・ゴーディ―「サブウェイ・パニック」
ジョン・トラボルタ、デンゼル・ワシントン、ジョン・タトューロ、ルイス。ガスマン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マイケル・リスボリ)
   
1974年ジョセフ・サージェント監督「サブウェイ・パニック:The Taking of Pelham One Two Three」のリメイク版である。
ウォルター・マッソーが演じた地下鉄職員ガーバーを、デンゼル・ワシントンが、主犯ブルー(犯人役4人は、色の名前)は、ロバート・ショウが演じたが、この映画では、ライダーと名前を変更し、ジョン・トラボルタが演じている。

設定は、ほとんど同じだが、時代の違いか身代金は、100万ドルから1000万ドルに変更されていて、ライダーの本当の狙いは、地下鉄ジャックで、株価が下がり、金の価格が暴騰するのに乗じて儲けようという魂胆だった。ガーバーのキャラクターは、雰囲気がガラッと変えられ、ユーモアは一切排除されているし、映画全体のタッチも、よりシリアスなものに変更されている。

トニー・スコット監督は、デンゼル・ワシントンとの作品が多く、「クリムゾン・タイド:Crimson Tide」「マイ・ボディガード:Man on Fire」「デジャブ:Déjà vu」「アンストッパブル:Unstoppable」と上質の娯楽作品を発表している。
重厚感ある作品に仕上がっていて、見応え十分。

カモネッティ警部補(ジョン・タトューロ)が、交渉役で登場するが、ライダーは、ガーバー以外は交渉役はダメとのことで、補助する役に廻るのだが、これがなかなか好演で、準主役級の演技を見せる。
地下鉄から、奪った金を持ったままどうやって脱出するかが、この映画のポイントで、まんまと脱出したかに見えたが、ガーバーの活躍で、地下鉄で射殺された元地下鉄職員レイモス(ルイス・ガスマン)以外の3人は、結局射殺され事件は解決する。

ニューヨークの地下鉄を舞台に、スリリングな攻防がスピーディーに展開する。
トニー・スコット監督は、2010年「アンストッパブル」の監督を最後に、製作者としての活動が中心だったが、2012年8月遺書を残し、自殺してしまった。68歳とまだまだ活躍できただけに、残念の一言。
お兄さんは、リドリー・スコットである。

“毎日が映画日和” 75点

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大地震「Earthquake」 [サスペンスパニック!]

☆大地震「Earthquake」
(1974年公開 マーク・ロブソン監督 脚本:マリオ・プーゾ、ジョージ・フォックス、音楽;ジョン・ウィリアムズ 撮影:フィリップ・ラズロップ 制作総指揮:ジェニングス・ラング
チャールトン・ヘストン、ジョージ・ケネディ、ローングリーン、ジュヌビエーブ・ビジョルド、エヴァ・ガードナー、リチャード・ラウンドトゥリー
ウォルター・マッソー)
         
大地震を取り上げた映画は、1936年制作の「桑港」があるが、それから40年以上も過ぎたこの映画は、迫力もあり特撮効果もあってパニック映画としても面白く出来ている。

不必要なコンテンツもあるが、(スーパーの店員が狂気じみた市民兵となって起こす事件など)どうしても、アメリカのパニック大作は、人物像を描くために夫婦間の問題や入らぬ挿話が描かれるケースが多い。

もっとストレートに、余計な部分をそぎ落として脚本を描けば、傑作パニック映画となったと思うのだが、残念。マーク・ロブソン監督と言えば、「脱走特急」「名誉と栄光のためでなく」「六番目の幸福」「チャンピオン」と名作、佳作がある。
ヘストンの存在感は勿論だが、この映画では、ジョージ・ケネディが良い。この人は、大きな身体が安心感に繋がるのか、パニック物が似合う俳優である。「ボナンザ」のローン・グリーンが、カッコ良い。あまり映画では見かけないのだが、こんな映画に出ていたとは。女優陣では、エヴァ・ガードナーが場違いな感じがした。貫録が有り過ぎるのと高齢過ぎると思うのだが。

地震に襲われる、エレベーターやダム、高架線やビルの崩壊などさまざまな箇所が、地震対策が必要なことが良く分る。ダムの決壊などがあれば本当に怖い。
ミニュチュアも良く出来ていて決壊のシーンも、まあまあ見られるレベル。
全体的にも70年代パニック大作時代にふさわしい映画だった。

”毎日が映画日和 “ 75点

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ジェット・ローラー・コースター「Roller Coaster」 [サスペンスパニック!]

ジェットローラー・コースター「Roller coaster」
(1977年制作 ジェームズ・ゴールドストーン監督 脚本:リチャード・レビンソン、ウィリアム・リンク 撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ 音楽:ラロ・シフリン   ジョージ・シーガル、リチャード・ウィドマーク、ティモシー・ボトムズ、ヘンリー・フォンダ、ハリー・ガーディノ、スーザン・ストラスバーグ、ヘレン・ハント、スティーブ・グッテンバーグ)
     
ジェット・コースターを爆破する脅迫犯人とローラー検査官(職業があるのを初めて知った)、FBI捜査官との攻防を描いたパニック映画
動機が良く分らない犯人役は、ティモシー・ボトムズ(「ジョニーは戦場に行った」が印象に残る)で、犯人らしく見えないということであれば、キャスティングは成功なのだが。もう少し不気味さが欲しかった。

前半、ジェット・コースターが爆破されて落下するシーンが、迫力不足の感は否めないが、CG技術がなかった時代の映画としては、良く出来ている方か。
どことなく、ユーモア漂うジョージ・シーガルと恋人役のスーザン・ストラスバーグの軽妙なやり取りがほのぼのとして楽しめる。よくありがちな忙しすぎて一緒にいてくれないとかごねる場面が無いのが良い。娘役でヘレン・ハントが出演している。

ハリウッドの重鎮俳優リチャード・ウィドマークが、FBI捜査官役で出演。この頃は主演映画というよりは、重要な脇役を演じていてこの映画もその中の1本。シーガルの上司役で出演のヘンリー・フォンダも同様で、今回は出番も少なく顔見世程度。ハリー・ガーディノも刑事役で出演している。

制作陣が「刑事コロンボ」の制作陣で、重々しい映画ではなく最後にどのように爆破を防ぐかが見どころとなっている。レール上の爆発物が発見されると犯人は、新たに爆発物を仕掛けるのだが爆破物の起爆装置の周波数を見つけ、遮断するという意外とあっさり決着で、拍子抜けの感もあるがこれはこれで良かったのかも知れない。そのせいか、パニック大作というよりは犯人との攻防を描くサスペンス映画となっている。

ジョージ・シーガルが、主人公ということでカッコ良いヒーロー的な活躍とはいかないのだが、退屈せずに見られる好編だった。この時期の映画は、脚本が重要視されていてCG技術の発達した今よりもストーリーの面白い映画が多い。

ジェームズ・ゴールドストーン監督は、ポール・ニューマンの「レーサー」や「カリブの嵐」などの見応えある作品、「エリックの青春」「朝やけの空」などの小粒な作品で知られている。晩年にはポール・ニューマン主演で「世界崩壊の序曲」という大珍品も監督している。

”映画はみんな面白い” 70点

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