So-net無料ブログ作成
検索選択
大いなる失敗作! ブログトップ

ポンペイ「Pompei」 [大いなる失敗作!]

☆ポンペイ「Pompei」
(2014年製作、ポール・W・S・アンダーソン監督、脚本:リー・バチュラ
 ―、マイケル・ロバート・ジョンソン、ジェネット・スコット・バチュラー
撮影:グレン・マクファーソン、音楽クリントン・ショーター
キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キャリー・アン・モス、キーファー・サザーランド、ジェシカ・ルーカス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジャレッド・ハリス)
    
CG満載の作品で、ポンペイがヴェスヴィオス火山の噴火で火山灰に埋もれる様子を描いたデザスター・パニック映画
B・C79年のポンペイを舞台に、ケルト人がローマ人に滅ぼされ、奴隷となったマイロ(キャット・ハリントン)が、剣闘士として成長し、ローマ元老院コルビス議員(キーファー・サザーランド)の脅しや圧力に屈せず、自由の闘士として生き抜く物語でもある。

恋人となるカッシア(エミリー・ブラウニング)とのエピソードやカッシアの両親(ジャレッド・ハリス&キャリー・アン=モス)とコルビス議員のエピソードなど、とってつけたような脚本で映画に深みが無く、面白くない。
CGで、派手にダイナミックに映像を見せるという映画で、ストーリーや内容に多くを求める映画ではないので、これはこれで良いのだろうが、語る言葉も出ないぐらい、空虚な物語である。

主演のキャット・ハリントンは、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ役で注目を浴びている若手の注目株だが、この映画ではあまり魅力は感じない。相手役のエミリー・ブラウニングももう一つ魅力が不足。
監督のポール・アンダーソンは、「バイオハザード」シリーズの監督で、ミラ・ジョボノビッチ(女優)の旦那さんでもある。

“毎日が映画日和” 55点


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

キングコング2「King Kong Lives」 [大いなる失敗作!]

☆キングコング2「King Kong Lives」
(1986年製作、ジョン・ギラーミン監督、脚本:スティーブン・プレスイールド、ロナルド・シュゼット、音楽:ジョン・スコット、撮影:アレック・ミルズ、
リンダ・ハミルトン、ブライアン・カーウィン、ジョン・アシュートン、ピーター・マイケル・ゴ―ツ、フランク・マデラン)
   
1976年大ヒットした「キングコング:King Komg」の続編で、監督は前作と同じ、ジョン・ギラーミン監督である。
ジョン・ギラーミン監督どうしたの? という出来映えで、多少見所があるのかと思ったが、期待外れに終わった作品で、至極残念。

前作のヒットで、製作者ディノ・ディ・ラウレンティスは、娘のマーサ・ディ・ラウレンティスに託し、10年後に続編の製作となった。。
何んとも珍妙な「キングコング」映画を作ってくれた。
前作で、殺されたと思ったキングコングは、10年間昏睡状態で人口心臓移植し、蘇生させようと研究チームが保存していたというストーリー。

ボルネオ島で、レディコングを捕獲したハンク(ブライアン・カーウィン)はエイミー博士(リンダ・ハミルトン)率いるアトランティク大学の研究チームに売却、レディコングのお蔭で輸血に成功、キングコングが蘇る。

ここまでは、良かったのだが、その後は、脚本になっていなくて、何を描きたかったのか良く解らないまま、レディコングに子供が誕生、ベビーコングとレディコングが再びボルネオ島で暮らす場面でエンディングとなる。

キングコングは、ネビット大佐の率いる軍隊との戦いで、ついに命を落とすのだが、戦いの迫力もドラマチック感も今一つ。スケール感も乏しく、キャスティングニも面白味が無い。
観客を馬鹿にしたような作品で、これではヒットは望めない。

ジョン・ギラーミン監督は、前作のヒットで、多額のギャラに眼が眩んだのだろうか。
「レマゲン鉄橋:The Bridge at Remagen」「タワーリング・インフェルノ:The Towerring Inferno」「ナイル殺人事件:Death on the Nile」等を監督した同一人物とは思えない出来映えにびっくりで、映画とは監督一人では傑作や名作は作れないという見本のような映画となってしまった。

“毎日が映画日和” 45点


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

アレキサンダー「Alexander」 [大いなる失敗作!]

アレキサンダー「Alexander」
(2004年製作、オリヴァ―・ストーン監督、脚本:オリヴァ―・ストーン、クリストファー・カイル、レータ・カログリディス、音楽:ヴァンゲリス
撮影:ロドリゴ・プリエト
コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョエリ―、ヴァル・キルマー、アンソニー・ホプキンス、ジャレッド・レト、ロザリオ・ドーソン、ジョナサン・リース=マイヤーズ、クリストファー・プラマー、ゲイリー・ストレッチ
   
紀元前356年にマケドニア王フィリッポス(ヴァル・キルマー)と母オリンピアス(アンジェリーナ・ジョエリ―)の間に生まれたアレクサンダーは、王になるため、同年代の子供達と一緒に学び遊んで育つ。
家庭教師は、プラトンの弟子、「万学の租」と呼ばれたアリストテレス(クリストファー・プラマー)だったことは、史実でも知られている。

映画は、40年後アレクサンドリアで、アンソニー・ホプキンス演ずるプトレマイオス1世(幼少時代からアレキサンダーの側近隊将校として仕え、東征に於いても将軍として従事し側近護衛艦の一人として仕えた)のアレキサンダー大王の記録を残す為の口述場面からこの大作はスタートする。(173分の歴史劇)

父が暗殺され20歳で王に即位、マケドニア王として西アジアを平定し24歳でエジプトも手中に納める。紀元前331年、当時世界最強と謳われたダレイオス3世率いる古代イラン王朝のペルシア軍とのガウガメラの戦い(ペルシア軍20万以上、アレキサンダー軍4万)で、勝利を手中にしペルシャの都バビロンを征服し栄華を極める。
アレキサンダーは、その後も東西融合を旗印に東征を進め、インドまで遠征をしている。合戦シーンの迫力はさすがで、最後インドでの戦いは、象を使った珍しい合戦シーンが描かれる。

数年に亘る遠征で、多くの部下を失い、生き残った部下達は傷つき疲弊し不満は募り、忠誠を誓った部下たちとの間にも亀裂が入り始め、中央アジアの都バクトリアの女王ロクサネを女王として迎えたことで、反対する父王の時代から仕えてきた古参の武将たちとは決定的な亀裂が入る。

映画では、東西の融合と世継ぎを求める為と説明されているが、得たものよりは失ったものが多いという演出となっている。
遠征を終えバビロンに戻ったアレキサンダーは、再び、アラビアへの遠征を計画していたが、学友で愛人でもあった(男色だった)ヘファイスティオン(ジャレッド・レト)が、原因不明の病で亡くなると、その後を追うように(映画では、毒殺を思わせる様な演出)33歳で亡くなり、後を追う。
史実ではハチに刺されたというのが、通説となっているらしい。

回想するプトレマイオス1世は、アレキサンダーに、また過酷な戦争に駆り出され殺されかねないと、主だった臣下(重鎮)達が暗に毒殺したと認める脚本となっている。

裏切り、疑心暗鬼、母との確執、父親への対抗心など、さまざまなエピソードを描きながら、制作費1億5千万ドル(2004年1USドル108円:162億円)を投じた壮大なドラマが展開される。見応え十分の、一大絵巻である。

アレキサンダー大王の実像かどうかは別にして、ヘラクレスやアキレスへの対抗心など、興味深いエピソードも随所に描かれている。
権力争いに明け暮れるのは、紀元前も今も同じで、世界中で権益を守る側ととって変わろうとする側とのさまざまな戦いが、国内だけでなく国家間でも繰り広げられている。

アンジェリーナ・ジョエリ―が、彼女独特の目鼻立ちや雰囲気が、蛇を可愛がるという妖女オリンピアスという無気味な役柄と相まって存在感を出しているものの、実際、この作品に彼女の役に必然性があったかどうかというと、他の方法があったようにも思う。そのために、映画が長くなる要因ともなっている。
主演のコリン・ファースに存在感が無く、ちょっと演技が軽すぎたせいか、映画全体のトーンも軽く感じてしまう。
もう少し、演技ができる俳優でも良かったように思えるのだが、、、、、、。

アメリカでは、製作費の5/1も回収できず世界公開で、何とか製作費を回収できたかどうかという結果となっている。
オリヴァ―・ストーン監督としては、残念ながら満足のいく作品とはなっていない様に思える。1986年「プラトーン:Platoon」から、1999年「エニー・ギブン・サンデー:Any Given Sunday」までは、傑作のオンパレードで、アカデミー賞2回受賞の感性豊かな監督である。

アレクサンダー大王の歴史を知る貴重な映画でもある。
“毎日が映画日和” 75点





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

消されたヘッドライン「State of Play」 [大いなる失敗作!]

☆消されたヘッドライン「State of Play
(2009年製作、ケヴィン・マクドナルド監督、脚本:マシュー・マイケル・カーナハン、トニー・ギルロイ、ビリー・レイ、オリジナル脚本:ポール・アボット、撮影:ロドリゴ・ブリエト、音楽:アレックス・ヘッフェス
ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・アダムス、ロビン・ライト・ペン、ヘレン・ミレン、ジェイソン・ベイトマン、マリア・セイヤー)
   
社会派サスペンス映画は、脚本が面白くないと退屈するばかりだが、この作品は手の込んだ脚本作りがされている。学生時代からの親友、政治家と記者、記者と恋人だった政治家の妻を中心に、物語が展開するが、背景には軍需産業との癒着と陰謀がうごめく。

なかなか魅力的な題材だが、ラッセル・クロウの役作りに共感できない、あまりにも見苦しいし見た目が汚い。役作りとはいえ、もう少し他にキャラクター設定が出来たのではないだろうか。

政治家の調査員が、地下鉄で謎の死亡を遂げる、その前にはドラッグ漬けの青年が射殺され、ピザの配達員が射殺される。上院議員スティ―ブン(ベン・アフレック)は、愛人だった調査員ソニアの死に際して、民間軍需産業への公聴会の席上、涙を流し追悼の意を表したことから、マスコミに愛人だったのかと騒がれることとなる。

スティーブンから、ソニアの調査先を知った記者のカル(ラッセル・クロウ)は、ポイント・コープという軍需産業が、ソニアを殺害したのではないかと睨み、同僚のデラ(レイチェル・アダムス)と調査を進める。
暗殺者との遭遇、警察からの追及、ソニアの紹介者の議員の存在、グローブ紙の経営状況の問題、上司のキャメロンからの圧力等さまざまなエピソードを積み重ねながら、真相が暴かれていく。

スティーブンに戦争の際、命を救われた元兵士の犯行で、ポイント・コープは関係なかったことが明らかとなり、スティーブンが、逮捕されることで、事件は終焉となるのだが、全てにおいてあともう1歩というレベルの映画で、ケヴィン・マクドナルド監督の力量不足。退屈しないで見られるが、それ以上でもそれ以下でもない。

”毎日が映画日和” 65点



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ザ・スタンド「Medicine Man [大いなる失敗作!]

☆ザ・スタンド「Medicine Man」
(1992年製作、ジョン・マクティアナン監督、製作総指揮:ショーン・コネリー、脚本:トム・シェルマン、サリー・ロビンソン、撮影:ドナルド・マカルバイン、音楽ジェリーゴールドスミス
ショーン・コネリー、ロレイン・ブラッコ、ホセ・ウィルカー)
      
ジョン・マクティアナン監督、ショーン・コネリー主演といえば「レッド・オクトーバーを追え:The Hunt for Red October」を思い出すが。この映画は再びコンビを組んで放つ環境問題へ一石を投じる作品となっている。

「プレデター:Predator」で衝撃のデビューを果たしたマクティアナン監督が、ロケ地の村が無くなってしまったことで、映画化を希望した作品とも言われている。ショーン・コネリーが製作総指揮で名を連ね、自ら積極的に取り組んだことが伺える。

ガンの特効薬の開発を物語の中心に据え、成分を抽出できるアリが、森林開発により失われてしまうと環境保護を訴える内容となっている。
音信普通の科学者キャンベル博士にショーン・コネリー(当時62歳)が扮し、相変わらず渋い演技で、観る者を魅了する。

相手役のロレイン・ブラッコは、出演作品(「誰かに観られている:Someone to Watch Over Me」「グッドフェローズ:Goodfellas」)は観ているものの、ほとんど記憶にない女優で、今一つ魅力に欠けるが、体当たりの演技をみせている。
ほとんど出ずっぱりの2人を中心に展開する映画で、マクティアナン監督の手腕を期待したが、想像以上の作品とはならなかった。

魔術師が、花ではなくアリだと伝えているのに気が付かず、あとで気が付くというちょっと科学者が主人公の映画とは思えないような脚本で、もっとドラマチックに盛り上げる場面が必用だったのではないか、制作陣の意気込みと映画の出来栄えにギャップを感じる作品となってしまった。

森林開発への警告というテーマは理解できるのと、一面の森林の緑と周辺の山々の景観が素晴らしかった。

“毎日が映画日和” 65点

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

黄金の犬 [大いなる失敗作!]

☆黄金の犬
(1979年製作、山根成之監督、脚本:白坂依志夫、加藤盟、撮影:椎塚彰
音楽:大野雄二、原作:西村寿行
鶴田浩二、島田陽子、夏八木勲、地井武男、藤巻潤、三田佳子、森田健作、池玲子、小沢栄太郎、岡田英次、待田京
        
1976年公開でヒットした「君よ憤怒の河を渉れ」に続けと制作したと思われる西村寿行原作の映画化作品。
脚本に全くメリハリが無く、ストーリーが面白く無い、演出が貧弱で物語に膨らみが無く、観ているのがつらくなる作品。

キャスティングが失敗で、主人公鶴田浩二と島田陽子に動員力は無いし、観てみようかという魅力もない。
悪役が、地井武男で最後まで、生き延びるのは無理があった。やはり、複数の悪役を揃えて主人公と対決させないと、137分の映画の質を維持するのには無理がある。

ゴロウ(犬)が、特別活躍する訳でもない。全ての面で、付け焼刃的処理で、夏八木勲とゴロウの放浪シーンが、長過ぎる、三田佳子のエピソードは必要ない、菅原文太の出番はゲスト出演で良いのだが、直ぐに刑事が殺される(森田健作)演出はいただけない、鶴田浩二の無頼派気取りの役作りも鶴田浩二に合わないなど、ダメづくしの映画。

そもそも佐藤純也+高倉健コンビで成功したので、山根成之+鶴田浩二でと思ったところから失敗している。
比較するつもりが無くても、これほど映画の出来に違いあると、触れざるを得ないが、佐藤監督と山根監督の成長過程やバックボーンがあまりにも違い過ぎるのである。

“毎日が映画日和” 45点

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

天国の門「Heaven’s Gate」 [大いなる失敗作!]

☆天国の門[Heaven’s Gate]
(1981年公開 マイケル・チミノ監督・脚本 音楽:デヴィっト・マンスフィールド 撮影:ヴィルモス・ジグモンド
クリス・クリストファーソン、クリストファー・ケイン、ジョン・ハート
イザベル・ユベール、ジェフ・ブリッジス、サム・ウォーターストーン
ミッキー・ローク、ジェフリー・ルイス、ジョセフ・コットン

219分という長編である。1890年代のアメリカワイオミング州のジョンソン郡で起きた、虐殺事件を描いている。
加害者である畜産協会が、(資金も権力もコネも持っている富裕層)ロシア系・東欧系の貧しい移民を、牛泥棒だという理由から虐殺した過程を題材としている。

後半の1時間半と前半の簡潔な人物像の描写、事件の背景を描いた部分でまとめれば、120分前後で済んだと思われすっきりした映画となったのではないか。監督は脚本も手懸けているので思い入れが激しく、あらゆる場面にこだわりがあったのだろうが観客のことも少しは考えて欲しかった。

確かに、力作で映し出される山々や風景が美しく、ワイオミングの自然の豊かさと雄大さが伝わる画面となっている。特に出だしは、スケールの大きなセットや時代背景を演出するさまざまなプロットにこだわりがあり、これからの展開に期待を抱かせるのだが、後半は賞金稼ぎを雇い、権力で軍隊も味方につけ、移民を抹殺しようとする悪者の土地成金が、移民をいじめる単なる撃ちあい映画となってしまったのが、惜しまれる。

移民側からの視点で描いているので仕方無いのだが、もう少し加害者側の視点を入れてほしかったような気がする。ジョン・ハートが煮え切らない牧場主を演じていて、(残虐行為を自ら恥じているような狂言回し的な役柄を演じているが)、畜産協会側にも反対意見があったかのような演出だったが、多勢に無勢で押し切られてしまう。反対意見は、他にもあったと思うのだが、、、。

この映画は、史実をベースにしているが、物語はフィクションでクリストファーソンが、なぜ移民を助けているのか、ウォーケンが同じ女性を愛しているのは何故かなどが理解できない。
    
結果としては、移民国家アメリカの暗部を描いた勇気ある作品といいたいところだが、傑作になりそこねた映画と言った方が当たっているかも知れない。

編集と監督の決断で傑作となった大いなる失敗作だった。ハーバード大学の30分など、とにかく不必要に長すぎた。

“映画はみんな面白い” 60点

大いなる失敗作! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。