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エクスペンタブルズ3「The Expendables 3」 [頑張るベテランスター達]

☆エクスペンダブルズ3「The Expendables3」
(2014年制作、パトリック・ヒューズ監督、脚本:シルヴェスター・スタローン、クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト
音楽:ブライアン・タイラー、撮影:ピーター・メンジース・ジュニア
アーノルド。シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、ジェイソン・ステイサム、アントニオ・バンデラス、ウィズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、シルヴェスター・スタローン)
    
「エクスペンダブルズ」シリーズの3作目で、派手な重厚感たっぷりな銃撃戦や格闘アクションが売り物で、ストーリーはあまり関係なく、これでもかと出演するアクションスター達を楽しむ映画である。

スタローン自ら語っているように、幅広い層に見てもらうために暴力表現を抑えたということで、戦闘シーンは凄いものの残虐シーンは本当に少なかった。
1作目、2作目に引き続き出演しているのは、スタローン、ジェイソン・ステイタム、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートア、テリー・クルーザー、ジェット・リー、シュワルツェネッガー等がいるが、今回のゲストとしては、ハリソン・フォード、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、メル・ギブソンと一時代を築いたヒット作が目白押しの主演スターを揃えている。

それぞれの俳優をそれなりに、イメージを損なわない様に脚本作りをするのも、大変だろうと思うが、前2作に出演していたチャーチブルース・ウィリスは、ギャラが合わず降板、後任役で出演のハリソン・フォードは、“チャーチは2度と出てこない”と語るセリフまで用意されている。(ブルースは、300万ドルの出演料に対し400万ドルを要求したらしい。ハリウッドらしい話である。)

CIA作戦担当指揮官ドラマー(ハリソン・フォード)からの指示で、バーニ―は、旧知の仲間と作戦遂行中、任務に失敗しシーザー(テリー・クルーサー)を負傷させてしまったことから、彼らの家族の為にも、仲間との仕事を継続せず、止めることを決意する。

しかし、元エクスペンダブルズのメンバーで、武器密売組織のリーダー、ストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕縛のため、新しい仲間を募り、再びストーン・バンクスを追うのだが、逆に仲間が捉えられてしまい、単身救出に向かおうとすると旧知の仲間が駆けつけるというストーリー。

救援チームの一員として民間軍事会社の経営者トレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、元エクスペンダブルズメンバーで、トレンチの部下となっているイン・ヤン(ジェット・リー)とドラマーの3人で、ヘリコプターで救出に加わる。運転するのは、ハリソン・フォードで、飛行免許を持っているとのこと。俳優の運転シーンやアクションシーンのほとんどは、CGやスタントアクションだが、臨場感あふれる場面が続いて迫力満点である。

監督のパトリック・ヒューズは、オーストラリア出身のまだ2作目の47歳、脚本家、編集者。プロデューサーとして活動している。
この作品は、1作、2作目と比較すると興行収入としては成績が思わしくなかったが、(とはいっても2億ドル)早くも、4作目の製作が噂されている。
60歳を超えるシュワルツネッガー、ハリソン・フォード、スタローン等が若い者に負けるものかと頑張る姿に、俳優魂を感じてうれしくなる。

“毎日が映画日和” 85点(頑張るベテランスター達に敬意を表し10点プラス)


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サン・フィアクル殺人事件「Maigret et l'affaire St,Fiacre」 [頑張るベテランスター達]

☆サン・フィアクル殺人事件「Maigret et l'affaire St. Fiacre」
(1959年制作、ジャン・ドラノワ監督、脚本:ロドルフ・モーリス・アロー、ミシェル・オーディアール、ジャン・ドラノワ、撮影:ルイ・バージュ
音楽:ジャン・プロドロミデス、原作:ジョルジョ・シムノン
ジャン・ギャバン、ヴァランティーヌ・テシエ、ミシェル・オークレール、ロ
ベール・イルシェ、ポール・フランクール)
   
ベルギーの作家ジョルジュ・シムノンが、生み出したメグレ警視の映画化である。
フランスの名優ジャン・ギャバンがパリ警視庁のメグレ警視を演ずるのは、
1958年「殺人者に罠をかけろ」が最初で当時54歳、この作品は翌年55
歳で演じている。3作品でメグレ警視を演じていて、もう1作は1963年制
作の「メグレ赤い灯を見る」である。

原作では、黒いつばの幅の広いフェルト帽、ビロード襟の厚手のトレンチコー
トに身を包み、パイプをこよなく愛し、ビール好きで、食いしん坊、身長18
0センチ、100キロを超える巨漢という設定で、ジャン・ギャバンは、身長
こそ足りないものの、存在感抜群で、何故一人で捜査するのかと思っていたの
だが、原作でも単独捜査が多いとのこと。

短編・長篇併せて113作品執筆されている。
フランスで有名なメグレ警視シリーズは、さまざま映像化されており、199
1年~2004年まで、フランステレビで放送された「メグレ警視」シリーズ
(主演ブリュノ・クレメール)が、有名である。

今作品は、40年ぶりに生まれ故郷のサン・フィアクル村を訪れたメグレ警視が、幼いころ憧れたサン・フィアクル夫人(ヴァランティーヌ・テシエ)に届けられた脅迫状の捜査を依頼されたことから始まる。
館に到着した翌日早朝、ミサの後夫人は亡くなるのだが、巧妙に仕組まれた殺人だと見抜いたメグレが捜査を開始し、見事トリックを暴き犯人を逮捕するまでが描かれる。

サスペンスミステリーの定番だが、夫人の息子で浪費家の伯爵、悪徳秘書、館の管理人とその息子の銀行員、いわくありげな司祭等、怪しげな人物が行き交い、複雑なプロットで、演ずる俳優達の風貌や演技力も効果的で、なかなか楽しめる作品となっている。

動きのあるアクションサスペンスではないので、地味な印象がするが、1950年代後半の製作ということを考えれば、これはこれで味のある作品だった。
ジャン・ギャバン主演のメグレ警視シリーズの他の2作も是非観たい。

“毎日が映画日和” 75点


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ダイナマイトどんどん [頑張るベテランスター達]

☆ダイナマイトどんどん
(1978年製作、岡本喜八監督、脚本:井手雅人、吉田求、音楽:佐藤勝
撮影:村井博
菅原文太、北大路欣也、宮下順子、嵐寛寿郎、金子信雄、フランキー堺、中谷一郎、岸田森、小島秀哉、藤岡琢也、伊佐山ひろ子、桜町弘子、ケーシー高峰
田中邦衛、志賀勝、石橋正次、草野大悟、丹古馬鬼馬二)
   
戦後の混乱期、北九州のヤクザ同士の争いを民主的に解決しようと、地元警察署長が提案した野球大会を巡っての騒動を描いた、任侠コメディー。

岡本喜八監督、菅原文太主演、北大路欣也、宮下順子が助演、フランキー堺、嵐寛寿郎、金子信雄等賑やかな俳優が勢揃いで、楽しませてくれる。
昔気質の岡源組と振興ヤクザ勢力の橋伝組の抗争を野球で解決しようというアイデアが、面白い。

居酒屋「川太郎」の女将お仙(宮下順子)にぞっこんの岡源組の加助(菅原文太)は、野球で決着をという案には気乗りせずにいたが、岡源組の縄張りの乗っ取りを企む橋伝組組長(金子信雄)は、岡源組長(嵐寛寿郎)を上手く口車に乗せ、縄張りを掛けると覚書を交わしてしまう。

助人銀次(北大路欣也)は、投手として抜群の腕前で、岡源組の助人として2回戦で活躍するが、橋伝組の画策で橋伝組の預かりとなり、敵になってしまう。実はお仙は銀次にぞっこんで、銀次の腕にはお仙命の入れ墨があるほどの仲。

野球というスポーツを通じて、ヤクザ同士の抗争を描くというコミカルな脚本作りで、ちょっと長く感じたものの楽しい作品で飽きさせない。
宮下順子(撮影時29歳)は、脇役が多いのだが、この作品ではヒロイン役で成熟した女性の魅力全開で魅力的である。
日活ロマンポルノを10年近く支えた色気は健在で、その和の風情を漂わせる柔らかな雰囲気は、そう簡単に出せるものではない。今では、悪女役も含め2時間ドラマ等で大活躍している。

北大路欣也は、目力が凄く、緊張感ある役柄がぴったりで、軍人やヤクザ役が良く似合う。この作品でもどこか訳ありの客分役を演じ、楽しませてくれる。
金子信雄は、日活ではシリアスな役柄で、悪役を演じていたが、「仁義なき戦い」でコミカルな悪役に目覚めて、今作でもその延長線上の演技を見せ笑わせる。警察署長役藤岡琢也も存在感を見せていて、実力派の俳優達が競っている。

菅原文太のオーバーな演技には苦笑させられたが、「トラック野郎」の延長線上の役作りと思えば納得か。
岡本喜八監督の実績は、言うまでもないが、戦争映画で才能が開花し大作からほろっと来るような佳作まで、幅広いジャンルで活躍した監督である。
独立愚連隊」「侍」「日本のいちばん長い日」「座頭市と用心棒」「大誘拐」等1950年代後半から2000年代まで、多くの作品を手懸けた名監督である。

“毎日が映画日和” 75点

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コルドラへの道(ゲイリー・クーパー)「They Came to Cordura」 [頑張るベテランスター達]

☆コルドラへの道「They Came to Cordura」
(1959年製作、ロバート・ロッセン監督、脚本:アイヴァン・モファット、ロバート・ロッセン、撮影:バーネット・ガフィ、音楽:モリス・W・ストロフ、原作:グレンドン・スウォースアウト
ゲイリー・クーパー、リタ・ヘイワース、ヴァン・ヘフリン、リチャード・コンテ、タブ・ハンター)
   
「オール・ザ・キングスメン;All The King’s Men」「アレクサンダー大王:Alexander the Great」「ハスラー:The Hustler」等で知られるロバート・ロッセン監督が、ゲイリー・クーパー、リタ・ヘイワースを主演に迎え監督したニュー・メキシコを舞台とした作品。
メキシコ反乱軍を鎮圧するアメリカ軍との戦いで活躍した兵士5人を名誉賞授与のため、後方のコルドラ基地へ移動する道中のソーン少佐(ゲイリー・クーパー)と5人の葛藤を描いた映画
描きたかったテーマが良く理解できず、ぱっとしない中途半端な印象が拭えない作品となった。
一言でいうと、回りくどい映画である。

一行には、革命軍に加担した牧場の娘アデレイデ(リタ・ヘイワース)も加わり、心理戦が展開していく。
革命軍の襲撃で馬を失い、徒歩でコルドラへ向かうのだが、たまたま活躍しただけの5人は、名誉賞の受賞など受けたくないというのが本音で、コルドラへ向かう途中の道中は、疑心暗鬼で不穏な空気が流れる。

ヴァン・ヘフリンやタブ・ハンター、リチャード・コンテ等の名優たちが兵士に扮し、映画を盛りあげようと熱演を見せるのだが、如何せん脚本が面白くないし、観ていてストレスの貯まるストーリ-で、時間の過ぎるのが辛かった。
名優ゲイリー・クーパー(出演時58歳)、セックスシンボルとして一時代を築いたリタ・ヘイワース(出演時41歳)が共演、娯楽活劇作品を期待したのだが、地味な作品で、面白くない作品だった。

革命軍との戦いで戦闘しないで隠れていたということで、後方勤務に左遷させられたという過去を背負っているが、実は勇気ある男(ゲイリー・クーパー)だったいうストーリなのだが、全体的に説得力に欠けた映画となった。

“毎日が映画により”60点(名優たちに敬意を表し、10点おまけ)


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サボタージュ「Sabotage」 [頑張るベテランスター達]

☆サボタージュ「Sabotage」
(2014年制作、デヴィット・エアー監督、脚本:スキップ・ウッズ、デヴィット・エアー、音楽:デヴィット・サーディ、撮影:ブルース・マクリーリー
アーノルド・シュワルツネッガー、テレンス・ハワード、サム・ワーシントン、オリヴィア・ウィリアムズ、ジョー・マンガニロ、ハロルド・ベリノー
マーティンドノヴァン、ジョシュ・ホロウェイ、ミレイユ・イ-ノス)
    
シュワちゃんのハードなアクション映画
麻薬取締局の特殊チームのリーダー、ウォートンはかつて麻薬の大物を捉えたことから、妻と子を殺された過去を持つ。捜査に入った麻薬組織の闇資金2億ドルから、ウォートンの計画で、1千万ドルを隠し、持ち逃げする計画だったが、回収に行ったときには無くなっていた。仕事から離れた後の生活を考えた末の計画だったのだが、、、。

隠ぺいを疑われたチームは、半年間捜査対象となるが、証拠不十分で任務へ復帰、再びチームとして機能するのだが、仲間が殺され始める。
仲間を裏切り、隠した金を手に入れるという内容のせいか、アクションや銃撃戦はまあまあの迫力なのだが、仲間内の殺し合いというのはどうも、スカッとしない。犯人役のリジ-(ミレイユ・イーノス)の役作りが、凝り過ぎでちょっと、浮いているし、テレンス・ハワードともども悪役に凄味がなく、個性も乏しい。

捜査をする警察官役のキャロラインは、全く魅力がないのだが、別に美人でもなく、これといった特徴もなく、抜擢の理由が理解できない。
この内容では、ヒットはしないだろう。前作の「The Last Stand」の方がまだ良かった。67歳とまだ老け込む歳ではなく、是非頑張ってほしいところ。
鍛えられた身体を生かした映画だけではなく、コメディも特異なだけに、シュワちゃんの新たな魅力を是非見せて欲しい。

“毎日が映画日和” 55点

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オール・イズ・ロスト「All is Lost」 [頑張るベテランスター達]

☆オール・イズ・ロスト「All is Lost
(2013年製作、J・C・チャンダー監督・脚本、撮影フランク・デマルコ
音楽:アレクサンダー・イーバート、水中撮影:ピーター・ズッカリーニ
ロバート・レッドフォード
   
100分の映画で、出演者は、主人公のレッドフォード唯一人である。

海上を漂流していたコンテナに衝突したことで、ヨットに穴が開き、船室が浸水してしまう。
悪いことに、無線も携帯も使い物にならなくなり、操縦に必要な機器類も故障してしまう。
悪いことはそれだけでなく、暴風雨が襲う。船は水浸しで、もはや沈んで行くのを見るしかなく、救命ボートに移り生き延びようとする。

たった一人で、頼る物もなく孤独で過酷な運命に、立ち向かう姿を通して、決してあきらめない人間の生き様を描く。
ほとんど、台詞らしい台詞もなくレッドフォード(撮影時76歳)は、今迄の人生経験を生かし、そして映画の主題への深い理解を顔の演技、身体全体で表現する。1人で、出ずっぱりというのも、なかなか出来ることではないだろう。

観客に飽きさせない様に、監督も兼任するJ・C・チャンダーの脚本も見事で、この手の映画によくある魚を獲って飢えを凌ぐとか安易な場面は無い。
近くを通る貨物船等に救助を求めるが、気づかれずあきらめかけていたところ、最後に、救われるというストーリーで、一瞬海中に沈んでいく場面では、ああ死んでしまうのかと思わせるが、探している救助の明かりを見つけて浮上する。
最後は、ちょっと感動的な場面。

それにしても、このような映画を作ろうとすることも凄いが、主演を引き受けたレッドフォードも素晴らしい。
心意気に拍手である。

“毎日が映画日和” 85点(レッドフォードに10点プラス)



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アラン・ドロンのゾロ「Zorro」 [頑張るベテランスター達]

☆アラン・ドロンのゾロ「Zorro」
(1975年製作 ドゥッチョ・テッサリ、脚本:ジョルジョ・アルロリオ:音楽:グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス、撮影:ジュリオ・アルポニコ
アラン・ドロン、スタンリー・ベイカー、オッタヴィア・ピッコロ、エンツォ・セルシコ、ムスターシュ、ジャコモ・ロッシ=スチュアート、アドリアーナ・アスティ、ジャンピエロ・アルベルティーニ、マリノ・マッセ)
        
アラン・ドロン主演映画第50作記念作品である。
ジョンストン・マッカレーの原作で良く知られ、映画化、テレビシリ―ズと広く知れ渡っている主人公をドロンが演じている。

活劇剣劇アクションで、相手役はオッタヴィア・ピッコロ、悪役はスタンリー・ベイカーと文句ない布陣。脇役も芸達者が多く、ムスターシュ演ずる軍曹が、ユーモア満点だし、メルケル大尉と前総督夫人のカップルも楽しませてくれる。
かなり制作資金も投入したと思われるが、マーケットフランス・イタリアで、観たのはイタリア版で残念ながらドロンの声は吹き替えだと思われる。スタンリー・ベイカーや他の俳優も多分そうだろう。

相手役オッタヴィア・ピッコロ(出演時26歳)は、10代半ばでデビューし、21歳で出演の「わが青春のフロレンス:Metello」でカンヌ映画祭女優賞を受賞している演技派で、愛くるしい顔立ちが特徴の女優。出演作品は少ないが、アラン・ドロンとは3本の映画で共演している。(「山猫:Il gattopardo」「帰らざる夜明け:La Veuve Couderc」)

物語は、スペイン領ヌオバ・アラゴナへ総督として赴任する旧友ミゲルが暗殺され、ミゲルとの約束で身代わり総督として赴任するディエゴが、ゾロとなって悪徳大佐一味と戦う。
ウェルタ大佐(スタンリー・ベイカー)が地域を支配し、恐怖政治を敷いていて、ディエゴは弱気な総督(ちょっとホモっぽく見える)を演じながら、最後は一味を倒すという設定。

勧善懲悪物なので安心して観ていられるが、前半はテンポも良く快調なのだが、後半ゾロを追跡するあたりから、ちょっとテンポが悪くなり、いたずらに長くなり過ぎた感じがする、あと10分ぐらい短くても良かった。
追跡シーンをカットし、前総督夫人と大尉の絡みも必要以上にはいらないし、最後の一騎打ちも、もうちょっと短くても問題はなかったように思う。

監督ドゥッチョ・テッサリは、イタリアの脚本家・映画監督で、1960年代~70年代半ばまで、ギリシア神話物やマカロニ・ウェスタン、アクション、コメディと活躍した。イタリアを代表する職人監督で、ジュリア―ノ・ジェンマとのコンビが多いことでも知られる。アラン・ドロンとは「ビッグ・ガン:Tony Arzenta」でもコンビを組んでいる。
家族で楽しめる明るい映画で、その辺を狙った企画だったと思われる。

“毎日が映画日和” 70点

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コン・エアー「Con Air」 [頑張るベテランスター達]

映画はみんな面白い――313
☆コン・エアー「Con Air」
(1997年制作 サイモン・ウエスト監督、きゃくほん:スコット・ローゼンバーグ、音楽:トレヴァー・ラビン、マーク・マンシーナ 撮影:デヴィット・タッタナール、製作;ジェリー・ブラッカイマー
ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ジョン・マルコヴィッチ、ヴィング・レイムス、モニカ・ポッター、ミケルディ・ウィリアムソン、ダニー・トレホ、スティーブ・ブシェミ)
       
「コン・エアー」は、実在するアメリカ連邦保安局の空輸隊の名称とのことで、囚人輸送も任務に入っているとのこと。
ジェリー・ブラッカイマー製作作品は、当たりはずれが多いのだが、この作品は、もう少しきめ細やかな脚本があれば、また監督にきめ細やかな配慮があれば、もう少し面白くなったのではないだろうか。
仮釈放の囚人が、凶悪犯と一緒に輸送機に乗るということ自体理解が出来ないし、状況設定に無理が有り過ぎる。(全世界的には、2億ドル以上の興行成績を挙げている。)

最初から受けを狙った映画作りが、根底にあるので、
・脚本が杜撰  ・演出が荒い  ・取ってつけたような場面が多すぎる

架空の物語にさまざまな要素を詰め込んで、観客に娯楽を提供するのが映画とすれば、十分その要素は満たしていると思うが、心が感じられない。あくまでも見世物であって、製作者側のこの映画に込めた思いのようなものが、何一つ感じられない映画といった方が良いのだろう。

出演者は、豪華なキャストで、実績も十分な俳優ばかりだが、残念な結果となった。
ブラッカイマーの制作で心に残る作品といえば、80年代の作品や90年代の作品に面白いものが多い。
ハリウッドの大物製作者だが、似た様な傾向の作品が続き、パターンも同じとくれば飽きられるのは仕方がないだろう。

この映画は、その悪しき例の典型で、説得力がないのが致命傷である。
制作資金に見合わない内容で、残念。(75百万ドル以上の制作費)

“毎日が映画日和” 50点

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バチカンで逢いましょう「Omamamia」 [頑張るベテランスター達]

バチカンで逢いましょう「Omamamia」
(2012年制作 トミー・ヴィガント監督、脚本:ジェーン・エインスコー、ガブリエラ・スベーリ 撮影:ホリー・フィンク 音楽:マルティン・トートゥシャロウ、
マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ジャンカルロ・ジャンニーニ、アネット・フィラ‐、ミリアム・シュタイン、ラズ・デガン、ジョヴァンニ・エスポジト。ポール・バレット)
       
大ファンのジャンカルロ・ジャンニーニが、楽しみだった作品。
バチカンを舞台に、法皇に会いたいというマルガレーテの願いが最後に聞き届けられるドタバタドラマ(コメディではない)
敬虔なカトリックのはずが、アルコールがんがん、入れ墨まで入れてしまうおばちゃんで、太ったキャラクターが、ほのぼのとしているのが良い。

ストーリーは、取ってつけたような脚本で、ご都合主義な感じがするが、主人公に絡む孫娘の恋物語や娘との思いの擦れ違いなどのエピソードを織り交ぜながら展開する。

ローマ市内で潰れかけたドイツ料理店で、コックとして働くことになったり、詐欺師(ジャンニーニ)との出会いがあったり、飽きることはないが、法皇に会うまでのエピソードの数々が、作品の出来、不出来を左右するのだが、ちょっと脚本が薄っぺらい感じ。

ジャン・カルロ・ジャンニ―ニは、イタリアの名優で最近では「007カジノ・ロワイヤル」「007慰めの報酬」で、M16情報員マティス役で大活躍だが、もともとはイタリアの舞台俳優。喜劇から、娯楽作品、シリアスなドラマまで何でもこなす俳優である。軽妙な詐欺師の役を楽しそうに演じている。
ローマの街並みやバチカンの景観が楽しめる映画

“毎日が映画日和” 60点

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噂のモーガン夫妻「Did You Hear About the Morgans?」 [頑張るベテランスター達]

☆噂のモーガン夫妻「Did You Hear About the Morgans?」
(2009年制作 マーク・ローレンス監督・脚本、音楽:セオドア・シャピロ、撮影:フロリアン・バルハウス   ヒュー・グラント、サラ・ジェシカパーカー、サム・エリオット、メアリー・スティーンバージェン、マイケル・ケリー、ウィルフォード・ブルムリー)

ヒュー・グラント主演ということで、期待したのだが、時間の過ぎるのが苦痛だった。
別居中の夫婦が、話し合いの途中で殺人事件の犯人を目撃し、証人保護プログラムで、
都会とは打って変わった田舎町で暮らす羽目になり、素朴な人々との交流をきっかけに、
寄りを戻し犯人も逮捕されるというコメディ。

この映画の、ユーモアや会話は、日本人にはわかりづらいと思うし、つぼにはまらないのである。
ヒュー・グラントの相手役のサラ・ジェシカ・パーカーはアメリカで大人気の女優だが、
どこが良いのか理解できない。女優としてのオーラを感じられないのだ。
ヒュー・グラントは相変わらずだが、この映画では貫録が付き、ちょっと太り気味もあって
飄々とした軽さが感じられず空回りした感じ。

サム・エリオット(実生活の妻は、キャサリン・ロスである)が、渋い地元の
保安官役で楽しませてくれ、はずれの無い俳優でベテランの味を見せる。
妻役のメアリー・スティーンバージェンも出番は少ないものの、存在感を示し
ていて好演。

監督のマーク・ローレンスは、サンドラブロックの「デンジャラス・ビューティー」がヒット作となり、
注目を浴びた監督だが、ヒュー・グラント主演映画もこの映画を含めて3本監督している。
(「トゥー・ウィークス・ノーティス」「ラブ・ソングができるまで」)

映画としては、今回の作品が最もつまらなかったように思う。
次回作に期待しよう。

“毎日が映画日和” 55点

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