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ネブラスカ魂「Whispening Smith」 [壮絶なガンファイト!]

☆ネブラスカ魂「Whispering Smith」
(1948年制作 レスリー・フェントン監督、脚本:フランク・バトラー、カール・カム、撮影:レイ・レナハン、音楽:アドルフ・ドイッチェ
アラン・ラッド、ロバート・プレストン、ブレンダ・マーシャル、ドナルド・クリスプ、フェイ・ホールデン、マーヴィン・ヴォイ、フランク・フィレン)
   
「シェーン:Shane」で人気の高いアラン・ラッドが、その5年前に主演した西部劇で、鉄道保安官に扮し、親友と対決する物語。
クラシックウェスタンの典型的な作品の1本で、好きあっていた女性は、親友の妻となっており、戻ってきた町で列車強盗の一味をやっつける物語である。

「シェーン」のジャック・パランスほど強烈な印象ではないが、敵役の銀髪のガンマン、ホワイティー(フランク・フィレン)が、無気味で良い味を出しているし、強盗団のボス、レブストックを演じるドナルド・クリスプの風貌もふてぶてしくて、良く似合っている。

蒸気機関車が脱線したり、機関車を持ち上げるクレーンが登場したりと、西部の時代が終わりを告げる頃が時代背景として描かれ、昔愛した恋人への思いを断ち切れないマリアン(ブレンダ・マーシャル)の切ない女心と、弱さゆえに悪事へ誘われ、自滅してゆく親友マレー(ロバート・プレストン)とのほろ苦い結末を描いていて、退屈しないで観ていられる好編である。

鉄道会社に雇われ、さまざまなトラブルを解決する、ウィスパリング・スミスを演じるアラン・ラッドだが、下積み時代から、B級映画の主演として1940年代から活躍、ギャング映画、戦争物、西部劇と1950年代に賭けて大スターとなり、1964年満50歳で亡くなっている。
「シェーン」があまりにも有名で、他の作品はあまり知られていないが、この作品は、典型的な西部劇となっており、スタジオ撮影とロケを上手く取り入れて、仕上げている。

親友マレー役を演ずるロバート・プレストンは、ミュージカル俳優として有名で、トニー賞ミュージカル部門男優賞2度受賞を誇る名優である。多くの西部劇に出演、主演作品も多い。晩年は脇役として活躍、スティーブ・マックィーンの詩情あふれる名作「ジュニア・ボナー:Junior Bonner」での、父親役も忘れ難い。

監督のレスリー・フェントンは「少年の町:Boys Town:」や「テキサス決死隊:Street of Laredo」等で知られ、1920年代から俳優として活躍、その後監督に転身している。

“毎日が映画日和” 75点



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ワイルド・レンジ(「Open Range」 [壮絶なガンファイト!]

☆ワイルド・レンジ「Open Range」
(2004年公開 ケビン・コスナー監督、クレイブ・ストーナー脚本 撮影:ジェームズ・ミューロー 音楽:マイケル・ケイメン
 ケビン・コスナー、ロバート・デュバル、アネット・ベニング)
 
アメリカ西部モンタナを舞台にした西部劇。

見るのは3度目だが、西部の雄大な景色が綺麗に撮影されている。牛追いを迫害する地元の牧場主に立ち向かう流れ者の牛追いの物語。
監督のケビン・コスナーは、制作も数多いが監督作品も3本あり、これがその1本。出来事の積み重ねが丁寧で、“ボス”役のロバート・デュバルの考え方や性格を上手く活かしていて、実直な親分肌の気質が良くわかる。

最後は、(牧場主との対決に、様子見を決め込んでいた町民と一緒になり)、無法の限りを尽くす牧場主とその一味に”正義の報復“を下すというもの。ラストシーンは、流れ者生活を抜け出し、ようやく見つけた安住の地で、落着いた生活をすることを決めた新たな門出というシーンになっていて、晴れやかな気分。アネット・ベニングの佇まいや滲み出る品の良さが、映画に華を添える。

最後の決闘シーンは、今までみたことのないような迫力で凄まじいガンファイト。西部劇の決闘シーンを選ぶときには、必ずや選ばれるであろうド迫力な決闘シーンである。

ロバート・デュバルが圧倒的な存在感。気遣いと思いやりが、物腰やセリフのトーンから滲み出てくるようで、逞しい西部の男を演じている。最近、「鷲は舞い降りた」という映画をみたが、可能性の少ない作戦を指揮するドイツ軍の将校役を演じていた。初めて注目された「アラバマ物語」や「ゴッド・ファーザー」でのトム役、「地獄の黙示録」で爆撃に向かう軍人、「ウォルター少年 夏の休日」のマッチョなおじいさん役など出演作の多くが、印象に残る役者さん。この撮影時、72歳とはとても思えないが、脇役人生から鍛え上げてきた確かな実績と自信が貫録の演技となっている

。昔の西部劇にも似たようなストーリーは沢山あるだろうが、画面に描かれる自然の風景がとても綺麗で心に残る。わかり易い、丁寧な演出で、ケビン・コスナー監督は、傑作西部劇を作ってくれた。

“毎日が映画日和” 85点

       

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