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ゴーン・ガール「Gone Girl」 [美人女優を楽しむ]

☆ゴーンガール「Gone Girl」
(2014年制作、デヴィット・フィンチャー監督、原作・脚本;ギリアン・フィッシュ、音楽:トロント・レズナー、撮影:ジェフ・クローネンウェス
ロザムンド・パイク、ベン・アフレック、キャリー・クーン、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ベリー、キム・ディケンズ)
   
主人公を演じているロザムンド・パイクは、「007ダイ・アナザー・ディ:Die Another Day」で、敵の広報担当ミランダ・フロスト役(出演時23歳)を演じ、見栄えのする久しぶりのボンドガールが出てきたと喜んだことを覚えているが、その後実績を積んだ彼女が、計算高い悪女役に挑戦し、大成功したのがこの作品(出演時35歳)である。

デヴィット・フィンチャー監督で、原作者が脚本も担当し予測不能な悪女の行動を描いたサスペンス・ミステリーである。
多少パラノイアがかっている女性エイミーの性格描写は、女性は怖いと感じさせるに十分だが、自分の保身のために、男を食い物にしていく女性というのは今までも映画化されており(例えば、ジャンルは違うが「危険な情事:Fatal Attraction:87」「ディスク・ロージャー:Disclosure:94」等)、目新しくはないが、今風のメディアを巻き込んだ斬新なストーリーと計算されつくした脚本が、149分という長丁場を飽きさせない。

手の込んだ用意周到さに感心するが、それに引き換え、のほほんと若い女性と浮気している夫ニコラス(ベン・アフレック)の間抜け振りは、腹立たしいぐらいだが、演ずるベン・アフレックの雰囲気(人が良くて、どこか呑気そうなところ)が良く合っている。

練りに練られた脚本、全体の構成、フィンチャー監督独特の暗~い色調の画面のタッチに魅了される。
「エイリアン3:Alien3:92」で映画デビュー、「セブン:Seven:95」
「パニック・ルーム:Panic Room:02」「ベンジャミン・バトン数奇な人生:The Curious of Benjamin Button:08」「ドラゴン・タトゥーの女:The Girl with the Dragon Tattoo:11」等のヒット作を連発しているヒットメーカーでもある。

妹役(キャリー・クーン)や刑事役(キム・ディケンズ)、番組司会者2名などこの作品に出演する女優陣がなかなか良い仕事をしているし、ニコラスの弁護士役タナーを演ずるタイラー・ベリー(どことなくローレンス・フィシュバーンを彷彿とさせる)も、うまい演技を披露している。
エイミーに恋い焦がれ、利用され殺されるデジー役ニール・P・ハリスも、ある種偏執教の役でまともではないのだが、風貌からしてそれらしく見えて面白い。

殺人に見せかけ、夫を懲らしめ殺人者として逮捕させようと、用意周到に練られた計画を着々と遂行してゆく様は、サスペンスの盛り上げ方も上手く、この女性のキャラクターをしっかりと捉えたロザムンド・パイクの演技が素晴らしい。化粧や髪形で顔の雰囲気まで変わるその演技は、“はまった”という形容が相応しい。
良く女優は、汚れ役で化けるというが、こういうことを言うのだろう。

初めて彼女を意識した、「007」でその片鱗を見せてはいたが、この映画のヒットで、大物女優の仲間入りを果たすことだろう。
上質のサスペンスで面白かった。

“毎日が映画日和” 80点


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新・おしゃれ泥棒「11Harrow House」 [美人女優を楽しむ]

☆新・おしゃれ泥棒「11Harrow House
(1974年制作 アラム・アヴァキアン監督、脚本:ジェフリー・ブルーム、チャールズ・グローディン 音楽:マイケル・J・ルイス、撮影:アーサー・イベットソン
キャンディス・バーゲン、チャールズ・グローディン、ジェームズ・メイソン
ジョン・ギールグッド、トレヴァー・ハワード)


原題は「ハローハウス11」で、ワイラー監督、ヘップバーン主演の〔おしゃれ泥棒〕とは何の関係もない映画

12億ドルのダイヤが眠る地下金庫から、恋人の2人がダイヤを盗み出す映画で、キャンディス・バーゲンが28歳の時の作品。貴賓漂うエレガントな女性で、デビュー間もない「砲艦サンパブロ」と翌年の「風とライオン」が、特に美しい。

脚本も書いている相手役チャールズ・グローディン(「ミッドナイトラン」、「デーブ」等)が、ちょっと貫録不足で華がなく映画としても損をしている。脇を固めるのは大物揃いで、ジェームズ・メイソン、ジョン・ギールグッド、トレヴァー・ハワード等で、面白くならないはずがないのだが、、、、。

ダイヤを奪うアイデアは面白いのだが、演出家のせいかサスペンスが盛り上がらないし、何よりも緊張感が無い。ジェームズ・メイソンが今までの扱いに対し、復讐するためとはいえ最後に薬で死んでしまうのも、尻すぼみの感じで、脚本をもうひとひねりして欲しかった。
今回は悪役のトレヴァー・ハワードが、貫録の演技で楽しませれば、ジョン・ギールグッドは潔癖な強固な人物像を演じ、はまり役すぎて逆に面白味がなかった。
       
この映画は、ダイヤを盗み出すアイデアとキャンディス・バーゲンの美しさを楽しむ映画なので、映画の出来そのものにはあまり関係ないですね。それにしても題名が何とかならないものか。

“毎日が映画日和” 60点(名優たちに敬意を表して5点おまけ)



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