So-net無料ブログ作成
検索選択
リアルなスパイ活動を描いた傑作 ブログトップ

裏切りのサーカス「Thinker Tailer Soldier Spy」 [リアルなスパイ活動を描いた傑作]

☆裏切りのサーカス「Tinker Tailor Soldier Spy」
(2011年製作 トーマス・アルフレッドソン監督、脚本:ブリジット・オコナー、ピーター・ストロハーン
音楽:アルベルト・イグレシアス 撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
ゲイリー・オールドマン、ジョン・ハート、コリン・ファース、トム・ハーディー、ベネディクト・カンバーバッチ、トビー・ジョーンズ、スヴェトラーナ・コドチェンコワ)


世界傑作サスペンスの1本!!

ジョン・ル・カレ原作”サーカス”ことジョージ・スマイリー・シリーズの「ティンカー(鍵掛屋)・
テイラー(仕立て屋)・ソルジャー(兵隊)・スパイ」が原作である。ジョン・ル・カレの原作は多くの作品が映画化されているが、日本未公開のものが多く残念。

特に、シドニー・ルメット監督作品「1967年:死者にかかってきた電話:Call for the Dead」は、音楽:クインシー・ジョーンズ、撮影:フレディ・ヤング  ジェームズ・メイソン、マクシミリアン・シェル、シモーヌ・シニョレ、ハリー・アンドリュースが出演とのことで、どこかDVDの発売をお願いしたところ。
またテレビでは、名優アレック・ギネスがスマイリー役で「スマイリーと仲間たち:1979年」「ティンカー・ティラー、ソルジャー、スパイ:1982年」の2作が制作されている。日本での放映があったかどうかわからないが、これも是非DVDの発売をお願いしたい。

M16が舞台のスパイ物というと007のような派手なアクション物を期待すると期待外れで、そもそも007のようなスパイは存在しないし、米ソ冷戦時代は、この映画の様な地味な騙し合い、腹の探り合いという情報戦が繰り広げられていたのだろう。

敵に寝返り、情報を売り渡す「裏切り者」を見つけるという映画で、目新しいストーリーではないが、
時代背景や映画全体に流れる静かなトーンが緊張感を高め、謎を解き明かしていくその過程が、
丁寧に描かれ、後半の犯人探しのサスペンスを盛り上げる。

大変好きな映画で、続編(Smiley’s People)を制作検討中とのことで、楽しみである。
ゲイリー・オールドマンの役作りが見事で、醸しだす雰囲気も素晴らしい。
初老のM16の幹部役が良く似合っている。

どちらかというと悪役や強烈なキャラクターで印象深い俳優で、(「レオン:Léon」「エアフォース・ワン:Air Force One」「ドラキュラ:Bram Stoker's Dracula」「ザ・コンテンダー:The Contender」「ハンニバル:Hannibal」)近年は、「バットマン:Batman」「ハリーポッター:Harry Potter」などの世界的なヒット作シリーズにも出演し、人気俳優として活躍中である。

スパイ映画のセオリーである、”思わせる””身代わりを作る”など、綿密でわかり易い脚本作りがこの映画を面白いものにしている。
ラストに流れるフリオ・イグレシアス「La Mer」が、印象に残る。知的で静かで強い精神力の持ち主ゲイリー・オールドマン演ずる、スマイリーシリーズの新作を是非観たい。
コリン・ファースやジョン・ハートなどのベテラン俳優、トム・ハーディ、ベネディクト・カンバーバッチ
など若手を含め、イギリスの名優たちが出演している。

監督のトーマス・アルフレッドソンは、スウェーデンの監督で英語の作品は初めてとのこと。これだけの作品を作り上げることのできる力量はたいしたもので、世界観もよく描き切れている、次回作も楽しみである。
イリーナ役のスヴェトラーナ・コドチェンコワに注目。これから売れる女優だと思われる。

”毎日が映画日和” 大人の雰囲気の作品 100点です。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
リアルなスパイ活動を描いた傑作 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。