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暗黒街の顔役「Scarface」 [ギャングたちの生き様]

☆暗黒街の顔役「Scarface」
(1932年制作 ハワード・ホークス監督 ベン・ヘクト脚本 撮影:リー・ガームズ 音楽:ポール・ムニ ジョージ・ラフト、ボリス・カーロフ)

制作は、ハワード・ヒューズで1930年代に制作されたギャング映画であるが、(アル・カポネがモデルと言われている)「ギャング映画の古典」と言える傑作である。

ハワード・ホークス監督は、「ヨーク軍曹」「脱出」「三つ数えろ」「赤い河」「紳士は金髪がお好き」「リオ・ブラボー」「エル・ドラド」「リオ・ロボ」など多くの作品が映画ファンに愛されている。「ヒズ・ガール・フライデー」「コンドル」「モンキー・ビジネス」などの作品も見逃がせない。

あらゆるジャンルで活躍できる幅の広さが持ち味。職人的なイメージだが、これだけの傑作を手掛けているのは、類稀な才能を持つ監督だったのだろう。評価はいま一つ低いが、残されている映画を見るとハワード・ホークスの偉大さが分かる。ローレン・バコールを「脱出」に出演させ、ハンフリー・ボガードと結婚のきっかけを演出し、西部劇では逞しく、強い男を描いて楽しませてくれた。もっと評価されていい監督の一人である。

映画は、場面展開もスピーディーで筋立てが面白い。残忍さや妹に対する近親相姦的愛情や欲しいものは絶対に手に入れるという執念が、ポール・ムニの怪演ともいえる熱演で良く伝わる。市民団体の突き上げや、警察の対応の苦労など、現代の映画とほとんど変わることのない日常が描かれている。今から、80年前の時代だが、(通信手段や楽しむアイテムは格段に進歩したものの)世の中は相変わらずで、現代とそんなに変わらないということが良く描かれている。

リメイクしたブライアン・デ・パルマ監督、アル・パシーノ主演の「スカー・フェース」と比較しても、簡潔にまとまっているし観ていて面白い映画となっている。最後に警察の銃弾に倒れるまで、始まりから一気に引き込まれる。さまざまなギャング映画がある中で、特筆すべき作品として記憶に留めたい。

”毎日が映画日和“ 85点!

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