So-net無料ブログ作成
コメディ映画の傑作!! ブログトップ

テン(ブレイク・エドワーズ監督)「10」 [コメディ映画の傑作!!]

☆テン「10」
(1979年制作、ブレイク・エドワーズ監督・脚本、音楽:ヘンリー・マンシーニ、撮影:フランク・スタンリー、
ダドリー・ムーア、ジュリー・アンドリュース、ボー・デレク、ロバート・ウェバー、サム・J・ジョーンズ、ディー・ウォレス、ブライアン・デネヒー)
   
ダドリー・ムーアの面白さに抱腹絶倒の作品で、ブレイク・エドワーズ監督の喜劇のセンスが活かされた傑作の1本である。
男の願望を満たす映画であり、特にメキシコのリゾート地で、水着のジェニファーが、波打ち際を走るシーンや、ウェーバーと激しく抱擁しキスするシーンは、男性の妄想の極みである。

アカデミー賞音楽賞を4度受賞、女優のサム(ジュリー・アンドリュース)が恋人で、満たされた生活を送っている音楽家のジョージ・ウェーバー(ダドリー・ムーア)が、車に乗っている花嫁姿のジェニファー(ボー・デレク)を見て一目ぼれ、彼女の魅力に溺れ、取りつかれ、様々なエピソードを巻き起こすロマンチック・コメディである。

ジェニファーの向かいに住むカップルとの覗き合いをアクセントにして、笑わせてくれる。ポルノまがいの絡み合いを見せてくれるカップルが可笑しい。
ヘンリー・マンシーニの奏でる美しくロマンチックな曲が、素晴らしいし、ジュリー・アンドリュースの澄んだ歌声を聞ける映画ともなっている。劇中演奏されるダドリー・ムーアのピアノ曲や憧れのジェニフーとベッドインの時に流されるボレロなど、演出だけでなく、音楽でもさまざまなバリエーションで、楽しませてくれる。

映画「殺しのテクニック」の渋い殺し屋を演じたロバート・ウェバーが、ダドリー・ムーアの仕事仲間で出演、ホモという設定に驚くが、、、、。
強面のブライアン・デネヒーが、メキシコのリゾート地のホテルのバーテンで出演、独特の風貌は一目で印象に残る。
「E・T」等の出演で知られるディー・ウォレスが、ホテルのバーで出会う女性に扮し、役柄の設定は子供3人を抱えた女性で何かに不満とストレスを抱えた女性を演じ、存在感を見せている。

ダドリー・ムーアは、ミュージシャン、コメディアン、そして俳優として活躍し、「ミスター・アーサー」「ミスター・アーサー2」のヒットで知られている。
この作品でも、エドワーズ監督の演出もあるのだが、絶妙の間、演技を披露している。自宅の坂道を転がり落ちるシーンや、歯医者で治療の後、酒を飲みふらふらになるシーンなど必見である。

ボー・デレクはこの作品でセックス・シンボルとなり、有名女優となるが、その後の出演作品では、ゴールデンラズベリー賞を3度受賞という名誉に輝いている、結局は“でくの坊”女優というレッテルを張られたということだろう。
しかし、この作品での、インパクトは強烈で、豊満すぎてアジア人向けではないが(そんなことはないという男性もいるだろうが)、世界中の男性が憧れたことだろう。

“毎日が映画日和” 80点



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ミセス・ダウト「Mrs Doubtfire」 [コメディ映画の傑作!!]

☆ミセス・ダウト「Mrs.Doubtfire」
(1993年製作、クリス・コロンバス監督、脚本:ランディ・メイエムシンガー、レスリー・ディクソン、音楽:ハワード・ショア、撮影:ドナルド・マカルパイン、原作:アン・ファイン
ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナン、ハーヴェイ・ファイア・スタイン、ロバート・プロスキー、ポリー・ホリディ、リサ・ジェイコブス、マシュー・ローレンス、マーラ・ウィルソン、アン・ヘイニー)
 
昨年亡くなったロビン・ウィリアムズの代表作。
妻との溝が深まったことから離婚となり、その狭間で揺れる3人の子供達をどうするかをテーマにした、家族の在り方を考えさせる感動を呼ぶ作品。

クリス・コロンバス監督が1998年に監督した「グッドナイト・ムーン:Stepmom」とは、物語の内容は違うものの、離婚した夫婦の子供達との関わりあい方を描いた作品で、両方の作品を観ると、クリス・コロンバス監督の家族の在り方についての考え方が、良くわかるのではないだろうか。

俳優業で、子供が命と言っても過言ではない父親が、妻との関係に問題があり、仕事を首になったと同時に、離婚訴訟となり子供から離れて暮らすことになる。忙しい妻に変わり、お手伝いさんとして特殊メイクで、変装して子供達を面倒見ることになるというコメディ映画。
世界中で大ヒットなり、続編製作の可能性もあった中で、名優ロビン・ウィリアムズが、昨年自殺してしまったのは、何とも口惜しい。

妻役は、サリー・フィールドで、アカデミー賞主演女優賞2度受賞の実績を誇る女優で、ロビン・ウィリアムズの相手役には適役、顔の表情、声の抑揚など解りやすい演技を見せる。3人の子供達が、パパ大好きな子供を演じ、等身大の役柄で、爽やかな演技を見せている。

再就職することになるテレビ局のランディ社長にロバート・ブロスキー、ダニエルを助けてくれるメイクアップア-ティストに、ハーヴェイ・ファイアスタン、ミランダを口説こうとするスチュワートには、007でジェームズ・ボンドを演ずる前のピアース・ブロスナンが扮し映画を盛りあげる。

ロビン・ウィリアムズの演技の幅の広さは、以前から知られていたが、この映画では、さまざまな声色を披露し、さらにパワーアップした演技を披露している。(「グッドモーニング・ベトナム」も必見です)

”毎日が映画日和“ 80点


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

お葬式(伊丹十三監督) [コメディ映画の傑作!!]

☆お葬式
(1984年製作 伊丹十三監督・脚本、音楽:湯浅譲二、撮影:前田米造
山崎努、宮本信子、菅井きん、財津一郎、大滝秀治、江戸家猫八、友里千賀子
尾藤イサオ、岸部一徳、田中春男、藤原釜足、佐野浅夫、小林薫、高瀬春奈
津川雅彦、笠智衆、横山道代、金田明夫、津村隆)
       
伊丹監督が、妻宮本信子の父親の葬式で喪主となった経験をもとに、その実体験を映画化したもの。
葬式という題材がユニークで、深刻な映画かと思いきや、笑い溢れる映画となっていて、公開当時大ヒットとなり、各映画賞を総なめにしている。

知らないことが多いのが、葬式のしきたりや手続きで、そこに目を付けた伊丹監督のアイデアの勝利。
財津一郎が、いつもと違って抑えた演技、三河訛りの大滝秀治が、亡くなった父親の兄役で楽しませてくれる。その他沢山の俳優が出演し、当時80歳の笠智衆もお坊さんの役で出演している。

実質的な伊丹監督の第1作。このあと「マルサの女」「ミンボウの女」「スーパーの女」等を監督する。
伊丹組の常連となる、津川雅彦、高瀬春奈等も出演し、特に高瀬春奈は、山崎努の愛人役で豊満なお尻を振るわせて、背後からの情交シーンを見せるなど大熱演、オーバーな演技で笑わせてくれる。

お布施の相場や御棺の相場、お通夜、告別式の手続き、焼却場でのエピソードなど普段あまり知ることのない事柄が、わかり易く描かれている。

伊丹監督のエッセンスが豊富に詰め込まれた作品。124分は、ちょっと長かった感じもするが、三河の親せきや隣組の通夜のエピソードなどをカットすれば、ちょうど良かったようにも思う。

“毎日が映画日和” 85点

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

お熱いのがお好き「Some Like it Hot」 [コメディ映画の傑作!!]

☆お熱いのがお好き「Some Like it Hot」
(1959年公開 ビリー・ワイルダー監督・脚本I・A・Lダイヤモンド共同脚本 撮影:チャールズ・ラング 音楽:アドルフ・ドイッチェ  マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン、ジョージ・ラフㇳ、)
 
監督は、巨匠ビリー・ワイルダーで、禁酒法時代が舞台。聖バレン
タインディーの銃撃事件を目撃したバンドマン(レモンとカーティス)2名と、
バンドメンバーの男に惚れやすい女性(モンロー)のてんやわんや騒動を描くコメディ映画。

この映画の見どころは、映画の出演部分のほとんどで女装している「ジャック・レモン&トニー・カーティス」と魅力的なマリリン・モンローだが、ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞・主演女優賞・作品賞を受賞し、アカデミー賞監督賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞などにノミネートされている。

作品としては、アメリカ人好みで、日本人の感性には今一つ合わない感じもあるが、コメディであるということを前提に楽しまなくてはいけないのだろう。
ジャック・レモンやジョージ・ラフトの軽妙で洒脱な演技を楽しみ、マリリン・モンローの豊満さ(少し太りすぎ)、トニー・カーティスの色男振りなどを楽しむ映画である。

ストーリーは、マフィアから逃れることから起こるエピソードとマリリンとトニーの恋の行方を最後にうまくまとめてしまうというハッピーエンドの物語。
ジャック・レモンと富豪役のジョー・E・ブラウンの掛け合いが絶妙で、ここぞとばかりの演技で楽しませてくれる。ワイルダーファンとしては、名作・傑作が綺羅星のごとくある中で、一服の清涼剤のような作品となっている。

ジョージ・ラフトは、1930年代のギャング映画のスターで、あまり作品を見ることはないが、ギャング映画の傑作といわれる「暗黒街の顔役」をぜひ見てみたい。

“毎日が映画日和” 80点
       

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
コメディ映画の傑作!! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。