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世界の経ての通学路「Sur Le Chemin de L'ecole」 [貧しくても元気に生きる世界の子供達]

☆世界の果ての通学路「SUR LE CHEMIN DE L'ECOLE」
(2012年製作、パスカル・ブリッソン監督、脚本:マリー=クレール・ジャボイ、パスカル・ブリッソン、撮影:サイモン・ウォーテル、音楽:ローラン・フェレル)
  
世界名作映画の1本!!
ケニアのサバンナを毎日、妹のサロメと徒歩で2時間かけて15キロの道のりを通うジャクソン、象やキリン、シマウマなどの動物の中を通うのは危険が伴い、毎年象に襲われ命を失くす子供達もいるとのこと。
パイロットになって、世界中を見て回ることを目標としていて、そのために学校へ一生懸命通う。

アルゼンチンのアンデス山脈の農場で暮らすカルロスは、11歳で妹のカミラと18キロの道のりを、馬に乗って学校へ通う。
カルロスは、獣医を目指していて、パタゴニアの平原や石ころだらけの道を1時間半かけて、学校へ通う。

モロッコの山岳地帯を通うのは、ベルベル人の女の子ザヒラ、家族の中で初めて学校へ通うザヒラを、家族全員で応援している。全寮制の学校へ通っていて、毎週月曜日の早朝学校へ向かい、金曜日夕方家へ帰るという生活で、友人のジネブ、ノウラの3人で22キロの道のりを4時間という時間を掛けて徒歩で通っている。ザヒラの夢は、医師になる事。

インド、ベンガルの13歳の少年サミュエルは、未熟児で生まれ、足が不自由なのだが、間に合わせの車いすで、弟2人が4キロの道のりを押しながら通っている。トラブルだらけの道のりも、学校へ到着すれば友達がみんなで助けてくれ、兄弟3人の絆も固い。サミュエルは、同じ障害者の人達を助けたいと医者を目指している。

何とも素敵な映画で、さまざまな困難に立ち向かう子供たちの逞しさに、素直に感動する。家族の期待、家族の心配、将来への希望と夢、どんな障害も跳ね除けて頑張れとエールを送りたくなる。見事に作品化したのは、フランスのパスカル・ブリッソン監督で、着想が素晴らしい。
是非、第2弾を製作してほしい。

先進国の恵まれた子供たちに是非見て欲しい映画で、大人達には、教育の意義を考える絶好の機会でもある。デジタル機器もなく、便利という言葉とは縁遠い生活を送る人々がまだまだ沢山いることを実感できる。

幸せって何だろう。知ってしまうこと、見てしまうこと、知らなければ、見なければ、必要ない事柄が、いかに多いのだろうか。多くの物欲が支配する世の中で、幸せを感じられない人々が、年々増えているのでは、ないだろうか。この映画には、無いこと、知らないことの幸せが溢れている。

戦後、官僚統制国家で、人間の生き方や、人生の価値観を押し付けられてきた日本人は、大学に入り、年金を払いながら、マイホームを手に入れ、退職するころにマイホームのローンや子供達の教育ローンが終了し、老後は年金生活で、何か生きがいを見つけて暮らすのが、最も幸せなことだと価値観を植えつけられてきた。

しかし、その結果は、核家族化し、晩婚化が進み、子供を産む年齢が遅くなり、人口減少という結果を招いてきたのではないだろうか。
物欲を満たす社会(もっともっとと切りが無い)ではなく、時間のゆとりや家族との生活、好きなことが出来る幸せなどを感じる、心のゆとりや思いやりを大切にする社会へと変遷してゆくべきなのではないだろうか。

この映画の子供達の輝く瞳に映るのは、青く澄んだ青空のような、綺麗でピュアな無限の希望だけである。みんな人のために活躍したいと語っている。
爽やかな、応援したくなる子供達を描いた作品で、必見である!!世界は広い!!


“毎日が映画日和”  100点(子供たちの夢が適います様に満点!!)

スタンリーのお弁当箱「Stanley Ka Dabba」 [貧しくても元気に生きる世界の子供達]

スタンリーのお弁当箱「Stanley Ka Dabba」
(2013年公開 アモール・グプテ監督・脚本・制作 音楽:ヒテーシュ・ソニック、撮影:アモール・ゴーレ  
パルソー、ヌマーン、アビシェーク、モンティー、デヴィヤ・ダッタ、アモーレ・グプテ)


不幸な境遇にもかかわらず、気丈に生きるインドの経済都市ムンバイの小学校に通う少年スタンリーと彼の友人たちの心温まるインド映画

明るく元気でクラスの人気者の少年スタンリーは、両親が交通事故で亡くなってしまい、今は叔父さんの食堂で下働きのためお弁当を持ってくることができないことを友達に隠し、友達たちからお弁当のおすそ分けをいただいている。

同じく同僚や生徒の御弁当を当てにしている国語教師がいて、スタンリーに食べられると自分の分がなくなることから、スタンリーが邪魔になり意地悪をして邪険にし、学校から追い出してしまう。(先生を振りまわす子供たちの姿が微笑ましい)

食堂の料理人が、事情を知ってお弁当を作ってくれ、スタンリーは最初に意地悪な先生の所にお弁当を持っていって、学校に来てもいいかと健気な子供心を見せる。スタンリーを追いだしたことで、自分を嫌悪していた先生は、自らの非を悟り学校を去っていく。

料理人の作ってくれるお弁当を、スタンリーは母親が早起きして作ってくれたと嘘をいいながら、友達や先生にお弁当を見せては分けてあげる。
いじらしく、微笑ましいインド映画で、スタンリーが愛くるしく、見ていて楽
しい映画。インドでは、学校に通えず働く子供たちが、まだまだ多いと聞く。

この映画では、初監督の意地悪な先生役のアモーレ・グプテ監督が、自分の息
子を主演にして、子供たちの自然な姿を生き生きと描いている。最近のインド
映画が楽しい。

”毎日が映画日和“ 75点
     

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