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将軍月光に消ゆ「ⅢMet by Moonlight」 [戦争娯楽活劇]

☆将軍月光に消ゆ「ⅢMet by Moonlight」
(1957年製作、マイケル・パウエル、エリック・プレスバーガー監督
脚本:W・スタンリー・モス、マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー、音楽:ミキス・テオドラス、撮影:クリストファー・チャールズ
ダーク・ボガード、マリウス・ゴーリング、デヴィット・オックスリー
ディミトリ・アンドレアス、ローレン・ペイン)
   
傑作戦争映画の1本!!
英国特殊作戦執行部(SOE)パトリック・ファーマー少佐とビル・モス大尉によって指揮されたドイツ軍将校クライべ将軍の誘拐作戦を描いた作品である。

誘拐作戦は、事実でクライべ将軍は、カイロへ送られ、その後カナダ、英国ウェ-ルズで収容所生活を過ごし、1947年釈放されている。
1972年には、誘拐したファーマーやモスと一緒に、ギリシャのテレビに出演している。1976年ドイツノルトハイムで亡くなっている。

映画化の素になったのは、モス大尉の小説「ⅢMet by Moonlight 」で、ギリシャクレタ島を舞台に、地元住民の協力や山岳レジスタンスの支援を受けて、無事クレタ島を脱出するまでの逃亡劇となっている。

主演は、ファーマー少佐にダーク・ボガードで、犯罪映画や戦争映画のヒーローから、演技派へと変遷し、多くの傑作映画に出演した名優である。クライべ将軍役のマリウス・ゴーリングは、マイケル・パウエル監督に好まれた俳優で、他にも3作品に出演している。

ギリシャのクレタ島が舞台だが、撮影はイタリアやコートダジュールなどでロケされ、ロンドンのパインウッドスタジオで撮影されたとのこと。
ギリシャらしい雰囲気が、良く出ていた映画である。
派手な撃ちあいなどは無いが、クライべ将軍が何とか味方に所在を知らせようとあの手この手で、策を弄するのが楽しかった。

“毎日が映画日和” 65点

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海賊キッド「Captain Kidd」 [名作クラシック]

☆海賊キッド「Captain Kidd」
(1945年制作 ローランド・V・リー監督、脚本:ノーマン・ライリー・レイン、撮影:アーチ―・スタウト、音楽:デヴィッド・チャドナウ、ウェルナー・ジャンセン、原作:ロバート・N・リー
チャールズ・ロートン、ランドルフ・スコット、バーバラ・ブリトン、レジナルド・オーウェン、ジョン・キャラダイン、ギルバート・ローランド)
     
1940年代~50年代に盛んに制作された海賊を描いた作品の1本。
怪優チャールズ・ロートンが、海賊キャプテン・キッドに扮し、権謀術策を巡らす悪役を演じている。一方、父親ブレイン卿が海賊の汚名を着せられ、キッドに殺され真相を探る息子アダム・マーシーに西部劇のスター、ランドルフ・スコットが扮し、自ら海賊となり敵の仲間として侵入する正義漢溢れる役を演じている。

インドから帰国する大使の舟の護衛を、国王直々に命じられたキャプテン・キッドは、大使の舟を爆薬で沈め、財宝を奪い、真相に気付いたマーシーと大使の令嬢アンや従者を襲い、秘密を知る者はいないとロンドンへ帰るのだが、国王との面会の際、生きていたマーシーと令嬢アンから真相を聞かされた国王は、キッドを逮捕し処刑するというストーリー。

海賊映画としては、剣劇シーンも少なく、ストーリーの面白さで何とか魅力を出そうとした映画で、比較的地味な作品となっている。
見所は、チャールズ・ロートンの演技で、既にアカデミー賞主演男優賞(ヘンリー8世の私生活:The Private Life of Henry Ⅷ)を受賞しており、数々の舞台や映画(「戦艦バウンティ号の叛乱:Mutiny on the Bounty」や「噫無情:Les Miserables」他多数)に出演していたこともあって、貫禄の演技を見せる。

ランドルフ・スコットは、西部劇を中心に活躍したハリウッドスターで、この作品は47歳での出演である。颯爽とした剣劇アクションというまでは行かなかったが、父親の汚名を晴らす役で西部劇とはまた違う魅力を発揮している。
特撮もちょっと幼稚で、もう少し迫力が欲しかったところ。

令嬢アン役のバーバラ・ブリトンは、テレビや映画で活躍した女優で、華やかさには欠けるものの、整った美人顔で紅一点で、頑張っている。
もう少し、迫力ある場面が欲しかった作品。

“毎日が映画日和” 60点


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大列車強盗「The Train Robbers」 [渋い西部劇の代表作]

☆大列車強盗「The Train Robbers」
(1972年制作、バート・ケネディ監督・脚本、撮影:ウィリアム・H・クローシア、音楽:ドミニク・フロンティア
ジョン・ウェイン、ロッド・テイラー、ベン・ジョンソン、アン・マーグレット、クリストファー・ジョージ、ボビー・ヴィントン、ジェリー・ガトリン
リカルド・モンタルバン)
    
ジョン・ウェイン65歳の主演作品で、ガンで亡くなる5年前の作品である。
ラストの落ちが面白い、大ドンデン返しの映画。

夫マット・ロウが銀行強盗で、手に入れた50万ドルの隠し場所を知るロウ夫人(アン・マーグレット)を助け、金塊を見つけ出し無事帰りの列車まで、夫人を送り届けるレーン(ジョン・ウェイン)をリーダーとする6人の男たちと1人の女性の道中を描く西部劇。

夫のマット・ロウの強盗仲間が、金塊を強奪するため、彼らの後を追いかけ、激しい銃撃戦を繰り広げる。列車の停車駅で繰り広げられる最後の決戦は、ダイナマイトの爆発等もあり、結構迫力ある爆破シーンとなっている。

監督は、B級映画で名を成したバート・ケネディで、ほとんどの監督作品は、西部劇と戦争映画で、徹底して娯楽活劇作品を監督している。
この作品も、大物俳優達の見せ場をしっかり確保していて、卒が無い。

ロッド・テイラーとベン・ジョンソンが、軍隊時代からの部下の役で渋い演技を見せれば、ジョン・ウェインとの共演も多いクリストファー・ジョージや紅一点アン・マーグレットなどがしっかり、脇を固めメキシコの名優リカルド・モンタルバンが、ピンカートン探偵社勤務の私立探偵役で、大ドンデン返しの引き金を引く美味しい役で、出演している。

ジョン・ウェインの西部劇らしく、銃撃戦、騎乗シーンが多く描かれるが、騎乗シーンが長すぎた感じで、もう少しエピソードを盛り込んだ方が、全体として面白味が増したのではないだろうか。
92分という手頃な上映時間で、暇つぶしには最適の映画で、楽しめる。

アン・マーグレットが、魅力的で、実は酒場の女で、未亡人というのは真っ赤な嘘で、実は金塊を手に入れるため、レーン達を騙していたというラストで、あわてて列車を追いかけるレーン達の遠望で、エンドマークとなる。
ジョン・ウェインの貫禄ある演技は、やはり見応え十分である。

“毎日が映画日和” 70点


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ナバロンの要塞「The Guns of Navarone」 [サスペンスアクションの最高峰!!]

☆ナバロンの要塞「The Guns of Navarone」
(1961年制作、J・リー・トンプソン監督、製作・脚本:カール・フォアマン、音楽:ディミトリオ・ティオムキン、撮影:オズワルド・モリス
グレゴリー・ペック、アンソニー・クイン、デヴィット・二―ヴン、アンソニー・クイル、スタンリー・ベイカー、ジェームズ・ダーレン、イレーヌ・パパス、ジア・スカラ、ウォルター・ゴテル、リチャード・ハリス)

   
冒険活劇映画傑作の1本!!
アリステリア・マクリーン原作の冒険戦争活劇巨編を映画化した作品。
アリステア・マクリーン(イアン・スチュアート名義作品含め)の小説は、
15作品が、映画化されているが、成功作と言われるのは少なく、「荒鷲の要塞:Where Eagles Dare:1968年」とこの作品ぐらいで、何とか鑑賞に堪えうる作品となると「北極基地潜航作戦:Ice Station Zebra1,968年」「黄金のランデブー:The Golden Randezvous、、、、、、、1977年」「軍用列車:Breakheart Pass1975年」「ナバロンの嵐:Force 10 from N avarone:1978年」ぐらいだろうか、
「オーロラ殺人事件(北極の墓場):Bear Island」「八点鐘が鳴る時:When Eight Bells Toll:1971年」などもあるが、極めて完成度の低い作品で、これ以外の映画化作品は、日本ではほとんど公開されていない。(DVD発売のみ)

この映画は、撮影での合成トリックは見られるものの、面白くしようとの熱意が届いて、大ヒットを記録しアカデミー賞8部門にノミネートされ、視覚効果賞を受賞、ゴールデングローブ賞作品賞と音楽賞を受賞している。
157分という大作だが、スケールの大きな作品で、キャスティングも見事で、
イギリス軍、ギリシャ政府及びギリシャ軍(空軍、海軍、陸軍)の全面協力の下撮影されている。

ギリシャエーゲ海、ケロス島で孤立したイギリス軍2000名を救うべく、駆逐艦6隻を派遣し救出を計画する。ただし、大きな障害があり、それは隣のナバロン島にドイツ軍が誇るレーダー照準式要塞砲2門が、海峡に睨みを利かしていることだった。過去何度か空軍による攻撃をしたのだが、崖が出っ張っており、その中の洞窟に設置されているため、成功しないし、陸路では、険しい絶壁が行く手を阻み、難攻不落の要塞となっていて、救出作戦の障害となるため、英国軍は、直接爆破をする作戦を決行する。

計画立案担当フランクリン少佐(アンソニー・クエイル)、天才的な登山家マロリー大尉(グレゴリー・ペック)爆薬の専門家ミラー伍長(デヴィット・ニーブン)ギリシャ軍大佐でレジスタンスのスタブロス大佐(アンソニー・クイン)機械の専門家で無線担当のブラウン一等兵(スタンリー・ベイカー)殺しの専門家スピロ一等兵(ジェームズ・ダーレン)の6人がその任務遂行者として、ナバロン島へ向かう。作戦猶予時間は1週間と決められ、さまざまな困難、障害、裏切り、作戦日時の突然の変更等に遭いながら、目的を達成するまでを描いた冒険活劇の傑作中の傑作である。

途中、レジスタンスの協力者スピロのお姉さんマリア(イレーヌ・パパス)やドイツ軍の拷問を受け、スパイとして戻ってきたアンナ(口が利けなくなったという設定)が、絡みストーリーはますます面白くなっていく。
アリステア・マクリーンの小説の多くは、身近な人間に裏切り者がいるという設定がパターンと言えるが、この映画でも非情な哀しいエピソードとして、描かれている。

ブラウンとスピロは、敵兵との戦いの中で死んでゆくが、4人は無事目的を果たし、スタブロス大佐は、マリアと共に、レジスタンス活動をするためギリシャに残り、片足を失ったフランクリン大佐は、ドイツ軍の病院で要塞の爆発音を聞きながらにんまり笑みを浮かべる。
原作は勿論、脚本も練りに練られており、ハラハラドキドキと言えば大げさだがそのような気分にさせてくれる痛快な作品である。

出演者も大物揃いで、演技をみているだけで楽しめる、製作と脚本を担当したカール・フォアマンは、「戦場にかける橋」で、アカデミー賞脚色賞受賞している実力者で、名作「真昼の決闘:High Noon」の脚本家でもある。
J・リー・トンプソン監督の30本以上の監督作品の中でも、最高傑作でこれ以上の作品はない。「恐怖の岬:Cape Fear」「マッケンナの黄金:Mackenna’s Gold」「隊長ブーリバ:Tears Bulba」が目立つ程度で、あとは、「猿の惑星」4作目と5作目、チャールズ・ブロンソンとのコンビで、アクション作品を数本残している。どのようなジャンルでも対応できる監督である。

“毎日が映画日和”100点(面白くて楽しくてスカッとする文句なく満点!!)


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ある殺し屋の鍵 [名優達の演技を楽しもう!]

☆ある殺し屋の鍵
(1967年制作、森一生監督、脚色:小滝光郎、撮影:宮川一夫、音楽:鏑木創、原作:藤原審爾 構成:増村保造
市川雷蔵、西村晃、佐藤友美、山形勲、中谷一郎、金内吉夫、伊達三郎、内田朝雄)

   
「ある殺し屋」に続く第2作。
残念ながらこの作品で、シリーズ最後となった(翌年「関の弥太っペ:未完で終わる」撮影中に吐血)作品で、健在だったら続編が作られたと思われる出来映えである。
日本舞踊の師匠をしている新田(市川雷蔵)(前作では、料理屋の主人)は、裏稼業があり実は凄腕の殺し屋で、高額な請負料でも知られていた。

政財界の大物北城(山形勲)の命を受けた遠藤建設社長(西村晃)が、ヤクザの石野組組長(中谷一郎)と子分荒木を使い、新聞を賑わせていた政財界の秘密を握る脱税王朝倉(内田朝雄)の殺しを新田に依頼する。

2千万円で請け負った新田は、警察の護衛付きでホテルに滞在する朝倉を、見事、プールで殺して見せる。(仕込み針という渋い武器)
その際、逃走用の車のブレーキに細工がされ、間一髪崖からの転落を免れた新田の復讐がはじまるというストーリー。

クールなタッチで、前作に続き森一生監督が、増村保造の協力を得て、見事な作品に仕上げている。
殴り合い等のアクションは、今見ると物足りないものの全体の構成が解りやすく、お金のためならパトロンを変える芸者秀子を演ずる佐藤友美も、日本人離れした肢体と優雅な雰囲気、ハスキーボイスで素敵な女優さんで、淡々として派手なシーンの少ない映画に花を添え、79分という作品だが、無駄がなくすっきりしている。

内田朝雄、山形勲、西村晃等のベテラン勢が、悪役を演じ、お馴染みの面々だが、安心して見ていられるのも彼等ならではの個性をいかした、役作りのお蔭だろう。
裏切り者を全て片付け、殺しの報酬を隠しておいたコインロッカーへ向かうと、
爆弾騒ぎで、コインロッカーが、警察に調べられていて、隠していた数千万円が、発見されてしまうという落ちで、何とも洒落ている。

現場に遭遇しても、淡々と去って行く雷蔵のニヒルで、クールな後ろ姿がカッコ良い。
この作品は、作家藤原審爾の「消される男」を原作としており、前作「ある殺し屋」は、同じ作家の「前夜」を原作としている。
前作で、新田のキャラクターは理解していることもあり、今作ではより娯楽色が強まり、面白い作品に仕上っている。

“毎日が映画日和” 70点



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ペイル・ライダー「Pale Raider」 [イーストウッドを見逃すな!]

☆ペイルライダー「Pale Raider」
(1985年製作、クリント・イーストウッド監督、脚本:マイケル・バトラー、アニス・シュラック、音楽:レニー・ニーハウス、撮影:ブルース・サーティス、
クリント・イーストウッド、マイケル・モリアーティ、キャリー・スノッドグレス、シドニー・ペニー、クリストファー・ペン、ジョン・ラッセル、リチャード・ダイサート)
    
痛快西部劇の1本!!
映画としては、名作「シェーン:Shane」を彷彿とさせる構成で、正体の良くわからないガンマンという設定は、「荒野の用心棒:A Fisful of Dollars」以来のイーストウッドのはまり役である。

山の稜線の美しいカリフォルニア、雪の積もる寒さ厳しい季節、金の発掘で、暮らす人々が、カーボン峡谷で生活していた。
金の大規模採掘で財を成し町を牛耳るフラッドは、カーボン峡谷に狙いを定め、嫌がらせを始める。

冒頭で、フラッドの部下たちが疾走する馬に跨り、カーボン峡谷を襲う場面は、躍動感あふれ、遠望からの俯瞰シーン等迫力ある名シーンが続き、ブルース・サーティスの美しい撮影もさることながら疾走する馬も美しい。

主人公の牧師:プリーチャー(クリント・イーストウッド)が、たどり着いた町で、フラッドの部下に襲われるハル(マイケル・モリアーティ)を助けたことから、フラッド一味と敵対することとなるという設定。

リチャード・キールが、危ない場面で、味方となってくれ画面を和ませ、凄腕の保安官ストックバーン(ジョン・ラッセル)とその助手達との戦いをクライマックスにした脚本は西部劇の常道を外れることなく、イーストウッド流にアレンジされ、非常に解りやすく、無駄がそぎ落とされ、観やすい作品となっている。
クリント・イーストウッドの役作りは、「荒野のストレンジャー:High Plains Drifter」の主人公とほぼ同じような設定である。

観客からすれば、日本でいえば、三船敏郎の「用心棒」を観たいのと一緒で、イーストウッドが、悪漢を銃で蹴散らす「名無し男」を観たいのである。
イーストウッドの主催するマルパソカンパニーの事情や、配給元のワーナーブラザースの事情など、さまざまな背景の中で、西部劇待望論に、イーストウッドが応えた作品というべきだろう。

イーウトウッドは、この後、1992年「許されざる者:Unforgiven」を最後に西部劇は監督も出演もしていない。日本で時代劇が廃れたように、アメリカでも西部劇では、観客動員ができない時代となったためでもある。
西部劇の主演で、観客が呼べた最後のスター、クリント・イーストウッドの痛快娯楽巨編で、楽しかった。

“毎日が映画日和” 80点


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運河良けりゃ(山田洋次監督) [面白時代劇を見逃すな!]

☆運が良けりゃ
(1966年制作、山田洋次監督、脚本:山内久、山田洋次、音楽:山本直純
撮影:高羽哲夫
ハナ肇、倍賞千恵子、花澤徳衛、犬塚弘、桜井センリ、安田伸、砂塚英夫、江幡高志、穂積隆信、田辺靖男、田代謙三、武智豊子、左卜全、藤田まこと、渥美清)


名作日本映画再発見の1本!!
落語「らくだ」「さんま火事」「突き落とし」「黄金餅」という江戸古典落語をベースに、山田洋次と山内久が、江戸時代の人情喜劇とした脚本を映画化した作品で、名作である。
監督山田洋次、主演ハナ肇、倍賞千恵子という組み合わせは、この後「なつかしい風来坊」「喜劇一発勝負」「ハナ肇の一発大冒険」「喜劇一発大必勝」と続くことになる。(1966年~1969年)
長屋に暮らす人々のさまざまなエピソードや、左官職人の熊五郎(ハナ肇)とおせい(倍賞千恵子)の兄弟愛を中心にした人情話で、多少荒っぽいが人の好い熊五郎を中心に物語は進んでいく。
「男はつらいよ」シリーズ前の山田洋次監督作品で、やはり脚本がしっかり書き込まれ、出演俳優達の個性を上手く引出し、抜群の面白さを見せている。

根底には、“やさしさ”が溢れ、山田節が堪能出来る作品。
主演は、63歳という若さで亡くなったコミックバンドの草分けのリーダー、ハナ肇で、ヒロイン役には倍賞千恵子が扮している。
懐かしい顔触れが揃い、大店の放蕩息子役の砂塚英夫の名調子がうれしい。
花澤徳衛が、演技派の実力を発揮し、犬塚弘や桜井センリなどのクレイジーキャッツの仲間も大熱演。武智豊子、江幡高志、穂積隆信等の名脇役達も楽しい演技を見せてくれる。

妹想いの兄貴を演ずるハナ肇のキャラクターが、時代劇の人情話とマッチし、風貌も良く合っている。山田洋次監督作品には、晩年まで出演し、見事な助演を披露した名優でもある。(「遥かなる山の呼び声」は必見!!)

藤田まことや左卜全、渥美清も顔を見せ、映画を盛り上げている。
山田洋次作品の多くで撮影監督を務めた、高羽哲夫や後に「男はつらいよ」を手懸ける山本直純が音楽を担当、山田組が集結している。
死んだばあさんのかっぽれを踊るシーンをクライマックスに、ほのぼのとした人情話が、繰り広げられる名作となった。

“毎日が映画日和” 80点

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続・夕陽のガンマン「The Good, [イーストウッドを見逃すな!]

☆続・夕陽のガンマン「The Good,the Badand the Ugly」
(1966年製作、セルジオ・レオーネ監督、脚本:フリオ・スカルペッリ、セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、音楽:エンニオ・モリコーネ、撮影:トニーノ・デリ・コリ、製作:アルベルト・グリマルディ
クリント・イーストウッド、イーライ・ウォラック、リー・ヴァン・クリーフ
   
この作品は、178分版で、未公開シーンも含まれた復刻版である。
セルジオ・レオーネは、西部劇が大好きなのだということが、良くわかる作品で、「荒野の用心棒:A Fistful of Dollars」「夕陽のガンマン:For a Few Dollars More」とレオーネを一躍世界的監督として知名度を高めた作品を観ても、それが良く理解できる。

従来のアメリカウェスタンにはない西部劇への深い愛情を感じる作品揃いである。(独特の映像表現と質感は、レオーネタッチとでも呼ぶべきだろう)
脚本が面白く、登場人物たちの個性が際だっていて、何と言っても作品全体が
他のマカロニ・ウェスタンの様に、“安っぽく、いい加減”ではない。

中学生の頃、日本テレビ系列で、マカロニ・ウェスタンを放映していたのを覚えているが(計11回放映)、劇場公開された他の作品を含めてかなりいい加減な作品が多かったが、レオーネの作品は、一線を画し優れた芸術性を発揮している。

考えてみれば、イタリアは芸術の国、ダ・ヴィンチやミケランジェロの国である。その伝統が、セット作りの大道具、小道具、装飾や美術、照明等に遺伝子として脈々と引き継がれていても不思議ではない。

メイキング映像を見ると、橋の爆破シーンは、タイミングが合わず結果は失敗で、もう一度橋を作り直して撮影するとか、いい加減なところも多々あったということだが、優れた芸術性を感じ取れる映像表現が、随所に見受けられる。
ラスト近く、墓場のシーンでトューコが狂気乱舞するシーンの壮大な景観が素晴らしい。レオーネ映画の多くの場面で、構図、アングル等、絵を描いているようにも感じる。

大量のエキストラ、大量の武器、弾薬、大砲の砲撃、爆破シーンなどスペクタクルシーンや戦場の塹壕シーンの壮大なスケールなどは、南北戦争を時代背景とし、壮大な一大絵巻を作りたかったのだろう。
イーストウッドも、レオーネは金銭に糸目はつけなかっと述べていて、*デヴィット・リーンのような監督を目指していたと語っている。

レオーネは、この後の作品でも「ウェスタン:Once Upon a time in the West」「夕陽のギャングたち:Duck,You Sucker」と西部劇を監督するが、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」そしてこの作品の3作で、レオーネの描きたかった世界はすべて描き切ったのではないだろうか。

西部劇というジャンルを超えて、“レオーネの映画”として世界中に認知されたのは、レオーネの卓越した構成力と演出力に他ならない。
この作品は、イーライ・ウォラック演ずるトューコが狂言回し的役割を担い、彼を中心に映画は進行するが、ブロンディ役のイーストウッドは、この作品でのセリフは、ウォラックの半分以下だろう。無口な煙草を銜える苦み走った顔のイメージは、イタリアでの3作品で作られたものである。
(イーストウッドは私生活では煙草は吸わない。)

リー・バン・クリーフは、悪役担当で、前作に続き、相変わらず渋い演技を見せるが、ウォラックのメイキング映像での想い出によると、物静かで紳士的な俳優だったと述べている。鷲鼻で、細い目一度観たら忘れられない風貌は、その後多くのマカロニウェスタンや戦争映画で主演を務め、1989年64歳という若さで心筋梗塞で亡くなった。まだまだ活躍できた年齢だった。

イーライ・ウォラックは、昨年(2014年6月)98歳で亡くなったが、「荒野の七人:The Magnificent Seven」の盗賊の親分役で注目を浴び、多くの作品で印象深い演技を披露した脇役専門の名優である。
ブロードウェイ出身でトニー賞を受賞している実力派で、「ゴッドファーザーPARTⅢ」での悪役は晩年最高の演技だったのでは、ないだろうか。
今やハリウッドの大監督となったクリント・イーストウッドは「ミスティック・リバーMystic River」で、2003年ウォラックをキャスティングし、旧交を温めている。

レオーネ監督の長回しや出演者のアップ、全体の景観を見せる引いたカメラ映像など、レオーネ独特の“レオーネタッチ“とでもいう映像表現が、ふんだんに編集され堪能できる。

クリント・イーストウッドは、この作品を最後にマカロニ・ウェスタンとは決別し、アメリカに戻り「奴らを高く吊るせ:Hang’em High」「マンハッタン無宿:Coogan’s Bluff」と順調にキャリアを積んでゆくことになる。
1971年「ダーティー・ハリーDirty Harry」で、世界的なビッグスターとなってからは、広く知られるところだが、映画の師は、レオーネとドン・シーゲルだと後に、イーストウッドは語っている。

“映画はみんな面白い”☆☆☆☆☆☆(ちょっと長すぎたのが、残念!!)


夕陽のガンマン「For a Few Dollars More [イーストウッドを見逃すな!]

☆夕陽のガンマン「Per Qualche Dollaro in piu/For a Few Dollars More」
(1965年制作、セルジオ・レオーネ監督、脚本:セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、音楽:エンニオ・モリコーネ、撮影:マッシモ・ダラマーノ
クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテ、クラウス・キンスキー、ヨゼフ・エッガー)
   

中学生の頃、友人と「夕陽のガンマン」を見てから映画ファンになり、以来45年以上映画を愛し続けることとなった想い出の作品である。

セルジオ・レオーネ監督とクリント・イーストウッドは、黒澤明監督「用心棒」のリメイク作品「荒野の用心棒:A Firstful of Dollars」が、イタリア、ヨーロッパで大ヒットし(東宝に無断で制作したことから裁判となり、東宝が勝訴)、その後アメリカでも、1967年に公開され制作費の50倍以上のヒットとなったという。(監督も、音楽担当のモリコーネ、悪役のボロンテ等は、アメリカ風の名前に変更し本名をはクレジットされなかったという、製作費は、たったの20万ドルで、イタリア・スペインが製作)

イーストウッドは、イタリアとスペインに旅行できるということもあり、気楽に引き受けたが、イタリアスタッフのいい加減さにびっくりしたと特典映像で述べている。「荒野の用心棒」のヒットで、この作品が製作されることとなった。

今作では、大物プロデューサーのアルベルト・グリマルディ(フェデリコ・フェリーニ、ピエル・パウロ・パゾリーニ、ベルナルド・ベルトリッチ監督の作品などを手懸けている)が、製作者として関わり、前作の3倍の60万ドルの予算で制作した。(ハリウッド作品からみたら、大幅に少ない予算)

今まで何回も見てきた作品だが、アメリカ西部劇とは異質の匂いを持つ作品で、セルジオ・レオーネ監督は出演者の顔のアップ、眼の動きで感情を表す演出など、出演者の顔の表情を非常に重視する監督である。
また、シチュエーションを変えた、さまざまな銃撃シーンが、沢山描かれるのも特色である。(マカロニ・ウェスタンは、主にヨーロッパマーケットを意識して制作され、アメリカでは、セルジオ・レオーネ作品以外ほとんど認められていない)

スペインのアルメリア地方に大掛かりなセットを組み、エル・パソの街並みを再現、ロケーション撮影も同時に行われ、荒涼とした風景を背景に、賞金稼ぎのモンコ(名無しの男)(クリント・イーストウッド)と娘の復讐に燃えるモーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)の男の友情を描く。
早打ちの名無し男とさまざまな種類の銃を使うモーティマー大佐を好対照に描き、徹底した娯楽アクション大作に仕上げている。

撮影技術や編集技術も優れており、悪役インディオ(ジャン・マリア・ボロンテ)の麻薬を吸っての陶酔シーンのフラッシュバックの多様や、モーティマー大佐の娘を回顧するシーンのカット割りなど、工夫を凝らしている。
特筆すべきは音楽で、「荒野の用心棒」でも、口笛やトランペットを活かしたメロディ-で、印象深い音楽を聞かせてくれた、エンニオ・モリコーネを世界的に有名にした映画でもある。特典映像を見ると、監督のレオーネから脚本のこの部分には、こんなイメージの曲という風に、リクエストを受けて作曲したという。

「荒野の用心棒」から、レオーネの遺作となる「ワンス・アポン・ナ・タイム・イン・アメリカ:Once Upon a Time in America」まで音楽を担当したが、レオーネの映画を世界的に有名にしたのは、モリコーネの音楽での貢献があったからでもある。(同じ学校で育った幼馴染である)

この作品は、当初モーティマー大佐役には、ヘンリー・フォンダが出演交渉されたが、レオーネは無名の監督(まだ「荒野の用心棒」はアメリカで公開前だった)ということで断られ、チャールズ・ブロンソンにも断われているとのこと。
結果としては、リー・ヴァン・クリーフで大正解だったのだが、ヘンリー・フォンダとチャールズ・ブロンソンは、その後レオーネ監督の「ウェスタン:Once upon a Time in the West」で、出演が実現した。(製作費は、500万ドルとなっていることを見ても、アメリカでのセルジオ・レオーネの知名度が上がっていることが推測できる)

世界的にヒットしたこの映画は、レオーネ監督、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフをスターにした出世作でもある。イーストウッドのその後の活躍は、知っての通りである。
リー・ヴァン・クリーフもそれまでは、西部劇やギャング映画などで悪役中心に活動していたが、この作品で認められ、その後主演作品も制作された性格俳優で、独特の風貌が印象深い俳優である。

悪役のインディオ役のジャン=マリア・ボロンテは、「荒野の用心棒」でも悪役を演じていて、レオーネ監督との2作でスターとなり、世界的な俳優となっていった。さまざまな映画祭で男優賞を受賞し、政治的メッセージの強い映画にも出演、一言でいうと〝濃い“演技派で名作への出演も数多い。この作品では、演技過剰になり過ぎ、しばしば監督に演技を抑えるよう指示されたという。

マカロニ・ウエスタンの元祖とされるレオーネ監督だが、ジャンルを確立した監督といった方が正しく、イタリアでは、先にセルジオ・コルブッチ(「グランド・キャニオンの大虐殺:1963年」「続・荒野の用心棒」や「殺しが静かにやって来る」が有名)や、西ドイツ製作の西部劇が、ヨーロッパマーケットを中心に公開されていた。

132分の上映時間は、この後のレオーネ作品と比較すると短いのだが(この後の4作品は、何れも3時間~4時間近い)、観客としては、このぐらいの方が観やすい。
マカロニ・ウェスタンという名称は、映画評論家の淀川長治氏が名付け親だが
当初は「スパゲティ・ウェスタン」と呼ばれていた。
スパゲティでは、細すぎるからとか、中身が無く空っぽからだとかの諸説があるが、セルジオ・レオーネ監督の西部劇は、他のマカロニ・ウェスタンとは違い骨太で、芸術性も高い。

作品を観れば、一目瞭然で、骨格がしっかりしており見ていて面白いことと、スケールの大きな壮大な作品を製作しイタリア映画化の巨匠となった。

“毎日が映画日和” 100点(この作品の想い出に、満点!!)










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007ユア・アイズ・オンリー「For Your Eyes Only」 [007は、全て最高!!]

☆007ユア・アイズ・オンリー「For Your Eyes Only」
(1981年制作、ジョン・グレン監督、脚本:リチャード・メイボ―ム、マイケル・G・ウィルソン、撮影:アラン・ヒューム、音楽:ビル・コンティ、
モンティ・ノーマン、原作:イアン・フレミング
ロジャー・ムーア、キャロル・ブーケ、トポル、リン=ホリー・ジョンソン、ジョンソン・グローヴァ―、ジル・ベネット、デスモンド・リュウェリン、ロイス・マクスゥエル、ウォルター・ゴテル)
   
007シリーズ第12作。
空・海・陸にダイナミックなアクションを展開するロジャー・ムーア主演の007の中では、「オクトパシー:Octopussy」と共に好きな作品。
冒頭、ボンドが唯一結婚したトレーシーの墓参りをするが、墓標には「1943年~1969年」と記され、トレーシーが撃たれて亡くなる「女王陛下の007」の公開年と死亡年が同じになっているあたり、細かなディティールにもこだわっている。

墓参りの後、ヘリコプターが迎えに来て乗り込むと、神父が十字を切るあたりもユーモアたっぷりで、プロフェルドらしき白い猫を抱きかかえた人物が、自動操縦でヘリコプターをコントロールし、ボンドを亡き者にしようとするが、最後は煙突に、プロフェルドらしき人物を落下させ、それ以降このシリーズにプロフェルドは登場していない。

プロフェルドとはっきりさせなかったのは、「サンダーボール作戦:007Thunderball」の映画化権を持つケヴィン・マクローリーが、プロフェルドの著作権を主張したことが原因とされている。
クレジット・タイトルでのスタッフ・キャスト紹介では、主題歌を歌うシーナ・イーストンが画面に登場し、その美貌を披露し、ヒット曲となた「ユア・アイズ・オンリー」を歌う。

撮影は、ギリシャのメテオラや美しい島、北イタリアのコルティナなどがロケ地として選ばれ、美しい景観が写し出されているのも、007ファンには、うれしい限り。
ヘリコプターでのアクション、スキーアクション、バイクアクション、シトロエンを使用したカーアクションなど前半は背後の黒幕を暴くまで快調なテンポで展開する。

英国海軍のミサイル誘導装置(A・T・C・K)を巡るソ連情報部との争いを描いているが、ソ連を前面には出さず、ゴゴ―ル将軍(ウォルター・ゴテル)と取引するクリスタトス(ジュリアン・グローヴァ―)一味との戦いをメインとして描いている。ボンドに協力するコロンボを演ずるのは、名優ハイアム・トポル(「屋根の上のバイオリン弾き:Fiddler on the Roof」)で、世界を感動に包んだ舞台俳優である。とぼけた味だが、確かな演技力で脇を固めている。

後半は、海底探査シーン、海底探査船同士の対決シーンや、クリスタトスのアルバニアの倉庫急襲の銃撃戦、メテオラの僧院での最後の対決シーンなど、スタントマンが身体を張ったアクションを楽しませてくれる。
ゴゴール将軍との顔合わせでは、“デタント”と笑う当たりも、当時の世界情勢を伺わせる。

ボンド・ガールのキャロル・ブーケは、フランスソルボンヌ大学に15歳で入学するという才媛で、この作品でその美貌を世界に披露し、人気スターの仲間入り。長い黒髪、エキゾチックな瞳、シャネルのモデルを務めたそのスタイル、クール・ビューティーに相応しい女優で、両親の復讐に燃えボーガンを武器に戦うアクティブなメリナ役を演じた。フランスを中心に活動しており、未だ現役である。
悪役クリスタトスを演じた、ジュリアン・グローヴァ―は、英国ロイヤルシェークスピア劇団出身の演技派俳優だが、その活躍の場は広く、「スター・ウォーズ」から「インディ・ジョーンズ」、「ハリー・ポッター」シリーズ、そして話題の「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演しており世界中の話題作に出演する名優でもある。

ボンドの上司M役の、バーナード・リーが撮影前に死去したため、休暇中という設定に変更され、国防大臣フレデリック(ジェフリー・キーン)が、ボンドに指令を出すことになる。国防大臣は、その他にも「私を愛したスパイ」「ムーン・レイカー」「オクトパシー」「美しき獲物たち」「リビング・デイライツ」にも出演している。

また、第4代目のボンドとなるピアース・ブロスナンの当時の妻だったカサンドラ・ハリス(伯爵夫人役)が、出演しているのも、何か繋がりがあったのかも知れない。(残念ながら、91年ガンで死去)

作品としては久しぶりに、007らしい面白さが満載の作品で、緊張感がプラスされたらもっと盛りあがったと思われる。どうしても、ロジャー・ムーアの個性が、緊張感を弱めてしまう。
最後には驚きの、サッチャー首相と旦那様が出演(そっくりさんだが、、、)するのもご愛嬌。

監督のジョン・グレンは、編集者から監督昇格の第1作で、このあと第16作「消されたライセンス:License to Kill」まで、本来のサスペンスアクションの系列に軌道修正し、キレのあるあくアクション満載の007を見せてくれた功労者でもある。

“毎日が映画日和” 100点

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