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刑事ジョン・ブック目撃者「Witness」 [キレのあるサスペンス作品!]

☆刑事ジョン・ブック目撃者「Witness」
(1985年制作、ピーター・ウィアー監督、脚本:ウィリアム・ケリー、アール・W・ウォレス、音楽:モーリス・ジャール、撮影:ジョン・シール
ハリソン・フォード、ケリー・マクギリス、ルーカス・ハース、ジョセフ・ソマー、ダニー・グローヴァー、ヴィゴ・モーテンセン)

   
第58回アカデミー賞8部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞他)脚本賞、編集賞を受賞したサスペンス作品である。
アーミッシュの子供が、殺人の目撃者となったことから、その母親と子供を守ろうとする刑事ジョン・ブックの物語である。

犯人は、麻薬課の警部補マクフィー(ダニー・グローヴァー)とファギーで、黒幕はジョン・ブックの上司シェイファー本部長(ジョセフ・ソマー)、ブックは銃撃戦で傷つき、アーミッシュの村で、レイチェルの義父の家で匿われるが、相棒も暗殺され窮地に追い込まれる。

非暴力に訴え、前近代的な生活を営むアーミッシュとの交流やレイチェル(ケリー・マクギリス)との恋愛の行方なども織り交ぜながら、シンプルでわかり易い脚本、過激な描写を避けた手堅い演出など、単なるサスペンスにとどまらず人間の尊厳を問う主題も描かれた秀作である。

暗殺犯2名の刑事の襲撃を撃退、レイチェルを人質にしたシェイファー本部長と対峙するが、アーミッシュの村人が駆けつけたため、覚悟を決め、ブックの殺害未遂を諦め、銃を降ろすことになる。

アーミッシュの生活が興味深く、これほど本格的に描いた作品も珍しいのではないか、“イギリス人には気を付けろ!”という警告は、非アーミッシュのアメリカ人を指す言葉なのだが、事件を解決し、ブックが村を出る時に義父から言葉を掛けられる場面は、アーミッシュとして認められたことを表しているのだろうか。

ハリソン・フォード43歳、ケリー・マクギリス28歳での共演で、役柄からいってもキャスティングがぴったりで、この作品後のケリー・マクギリスは主演作品が相次いだ。
ハリソン・フォードは、「スター・ウォーズ;Star Wars」「インディー・ジョーンズ;Indiana Jones」シリーズのヒットで大スターの仲間入りの頃で、俳優としての絶頂期を迎えていた頃。

オーストラリア、シドニー出身の監督、ピーター・ウィアーは、この作品も含めアカデミー賞監督賞に4度ノミネートされており、「今を生きる;Dead Poets Society;89」「マスター・&コマンダー;Master and Commander:03」などのヒット作品も演出している。残念ながらここ数年はヒット作に恵まれず、2010年の力作「ウェイバック:The Way Back」以後の新作は発表されていない。

無駄な描写のない、清潔感あふれる好みの作品。
ハリソン・フォードの刑事役も中々いい。

”毎日が映画日和” 80点


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